「REPO! レポ」試写会、感想。
20時20分開場だったのに、20時丁度の早目に開場… 同伴者様がいる場合、こう言うスケジュールからずれた時間管理、困るので、運営に文句を言いたいです。20分開場と記載しているならそうすべきであって。で、肝心の映画ですが、パリス・ヒルトンが一体どういう演技をしているか?に興味がありましたが、仮面を付けた状態で、殆ど表情が分からんちん。 誰でも出来る、そんな役柄でした。これは、全編オペラ、若しくはミュージカル映画風な作りで、登場人物が終始歌いながら台詞を喋ります。 でも、こう言うアプローチ、嫌いじゃないです。あと、世界観が、思いっきり「ブレード・ランナー」っぽくあり、あの、空中に浮いた広告船とか、そのまんまでしょ、と、突っ込みを入れたくなります。全編夜の風景、退廃的なセット、空気感、それらが入り交じって、ブレラン好きには、ひじょーに、美味しい世界感の設定でした。途中にまんまアメコミがインサートされていたり、演出はそこそこ斬新でしたね。何か、このゲームを彷彿とさせました。グロシーンとか。FPSゲームの「BioShock」です。結構、臓器回収屋の「レポマン」が血だらけになります、劇中、ローンで臓器を買うのですが、残金を延滞すると、「うちの会社の臓器だから、回収させて頂きます」って感じで、レポマンが生きている人間からざくざく切りながら、臓器を回収していきます。 そんなグロいシーンが、レンチで「みしっ」と音を立てながら狂人を叩き殺す、BioShockと似ている感じが、死語ですが、サイバーパンクな雰囲気もそうですけど、そのまんま「身体改造」している、登場人物、パリス・ヒルトンの整形手術中毒の歌手って設定ですが、BioShockにも、身体改造するシーンがあるので、このゲームが好きな人にもお勧めな映画だったりします。一応、R-15指定ですけど、個人的にはR-18指定でも良いんじゃない?な、かなーり、きついシーンの連続なので、その手の映画が苦手な人はスルー推奨です。 でも、それを差し引いても、普通に面白い映画に仕上がっていますよ。