京都でギャラリー巡り
京都で見たい展覧会が3つほどあったのでハシゴしてきました。ひとつめはサイレントアクア会場にはハガキサイズ大の作品がズラッと並べられています。額装はなし。すべてむき出しです。最低入札価格は3千円で、落札した場合には別途送料を負担して作品を受け取ることができます。見に行ったのは今年が初めてなんですが、オークションてなんか楽しいですね。わくわくしておもしろい。作家名はすべて伏せてありますが、わかっちゃう作品もあります。ネットでも作品は公開されていて、オークションに参加することはできます。けれども残念ながら、個々の作品の良さは伝えにくいかもしれませんね。それに会場では全作品、難なく見られますが、ネットで全部見るのは結構疲れます。2つめはうつくしい、つくりなおし ー re-use, re-designデザインを学ぶ学生によるグループ展です。みんなとても真面目に一生懸命やっているという印象を受けました。それはもちろんいいことなんですが。完成度や実現性は低くても、もっとはじけた感じが欲しいよなぁ、と思ってしまいました。3つめはうつろうもの" ローチャン安東由理子 新作展示即売会インド在住の女性作家の作品展で、この方、大学の先輩なんです。その作品の放つ空間にはとても癒されます。作品には人間性が現れるのだということをつくづく感じました。いろいろな話を聞かせてもらい、また聞いてもらい、すっかり長居をしてしまいました。そして4つめ。こちらは予定外でしたが先ほどの先輩に聞いて、ちょうど帰り道ということもあり見に行きました。あの頃の軍艦島かつての炭坑の島の写真です。小さな島の中に職場があり、家があり、病院があり、学校があり…。あの頃というのはおよそ半世紀前。今は無人島となっているそうです。