R（らーめん？）指定　ゼロマルーム

さてさてもう１月も終わりです。
１年も１２分の１も進んでしまいました。早いですねえ。

明日からは２月。２月１日と言えば中学受験のスタートです。

ゼロマも何十年も前に中学お受験をいたしました。
そこまでの小学校生活は今思うと果てしなく大変だった気がします。

小学校時代
２～６年　剣道（警察の道場→町の道場）１級　武道館での国際大会に出場。
３～５年　カブスカウト（ボーイスカウトのJr.版）
３～６年　水泳スクール
４～６年　公文式
４～５年　書道教室
４～５年　町の学習塾
５～６年　遠くの街の学習塾
５～６年　四谷大塚進学教室

何もしていなかったのは１年生の時だけ
何かしらやらせられていた記憶があります。日曜日はほとんど無かったですね。特に剣道は６年生の時に道場の団体戦代表（こんな大会←クリック）で大将でしたので、休めませんでした。


当時の剣道はかなり鍛えてもらったと思います。なにせ小学２年生に防具を着けて腕立て伏せ５０回以上やったり、雪の上を裸足でマラソンしたりするんですから。（笑）昔はスパルタ教育という言葉は神聖な意味を持っていました。戸塚ヨットスクールの事件のずっと前です。警察の道場だったというのもあるのですが、機動隊の先生方は子供達を容赦なく叩きのめしてくれました。



話が脱線しました。
そんな剣道もやりながら様々な稽古事や塾に通っていたのですが、５年生の時から親の方針で中学受験をすることとなり、急に進学塾に通うことになります。今でもあるのでしょうが、四谷大塚進学教室（現在の株式会社四谷大塚←クリック）に通って、日曜日ごとにテストを受けるのですがその結果によってランクが上がったり下がったりしていたものです。

特に四谷大塚の特長は何と言っても「予習シリーズ」といわれる教材。今でもその名称が残っているようですが、このテキストを平日に勉強してきて土日のテストを受ける。このスタイルが特徴的でした。ですので四谷大塚のテストでランク上位になるための予習のための塾が生まれるのです。平日はその塾に通う事になりました。言ううなれば「塾の塾」です。

四谷大塚は当時は開催教室によってもステータスがあり、本校の「中野」が最高級ランクになります。その前にこの塾は入塾テストで「会員」「準会員」に分けられました。まさに１軍と２軍です。わたしは最後まで２軍のままでしたが・・・。（＾＾；

その他にコース分けが有ったと記憶しています。「国立」「麻布」「慶応」とか１組（午前）、２組（午後）などというように。ですから最高位は「中野国立１組」になります。当然会員の世界ですが。詳しくはWikipedeiaにて。（←クリック）

塾にもステータスが求められ、親たちは子供がどのランクにいるのかを常に気にしながら「うちの子は中野麻布２組です」とか「お茶の水慶応１組なんですよ～」などと競い合っていたモノでした。四谷大塚で良い成績を取ることが目的になっていた気もしないではないですが、実際の受験が簡単に思えるほどの特訓は受けていたのは事実でした。

塾の塾というのはこれも過酷でした。
ゼロマの場合はその当時は池袋周辺に住んでいましたが、親が探してきた塾は東武東上線の成増にありました。夜の６時から９時までだった気がします。ですから晩ご飯は家では食べれませんので、ランチジャー（懐かしい）に弁当を入れて持って行くのです。温かいご飯と味噌汁が入った弁当を食べながら勉強していたわけです。その時のことを思い出すとちょっと目頭が熱くなります。辛かったですねえ。。。



四谷大塚のテストを受けてランクが上がるたびに、父親からは大好きなプラモデルを買ってもらいました。プラモデル欲しさに頑張っていた自分がありました。父親も当時を振り返ると「やり過ぎかなあ～」とは思っていたそうですが、なんとか頑張って欲しいと支援してくれていました。経済的に厳しかったと思うのですが今思うと本当に感謝です。



そして親子共々に闘ってきた末に迎えた２月１日。

この日が中学受験の集大成の日でした。滑り止めに１月の時点で受けた学校はありましたが、そこには受かっても行くつもりはなくあくまでも予行演習でした。ですので２月１日に受ける１校のみ。落ちたら地元の公立に行けばいい、そのための一発勝負でした。

結果は・・・

合格です。

そこから高校卒業までの６年間をここで過ごすことになりましたが、その話はまたの機会に。


それから何十年。。。。

ゼロマは大人になっていますが、あの時のようなハードスケジュールは受け入れられない体になっています。３０分間机に座って勉強なんてできやしない。

でも２月に研修を受けるための本を読んで予習しておかないと行けないのです。

ん？予習？

予習シリーズをやっていたあの頃の気分に戻って、頑張ってみますかね！！