TASAKIペルーレの今季限りでの休部となでしこリーグ脱退の発表後、
田崎真珠からチームを引き継ぐところが探されていたものの、
ついに昨日付で見付からなかった事が発表されました。
【リーグ】TASAKIペルーレFCの件(日本女子サッカーリーグ公式HP)
TASAKI、引き受け先なし=女子サッカー(時事通信)
なでしこリーグのTASAKI解散へ 移管先決まらず(asahi.com)
予想通りとはいえ、引受先が見付からなかったことで、
かつてリーグ屈指の強豪として知られていた田崎ペルーレは
完全にその歴史を終えることになりました。
たとえ引き受けたとしても、来年は二部からのスタートになるなど
条件としてはかなり厳しいものがあったことが予想されますが
やはり、完全にチームが消滅してしまうのは寂しい限りです。
で、朝日新聞の記事に“J1神戸など”と書かれているので、
恐らくなら水面下で何度も交渉があったものと思われます。
現サッカー協会会長の犬飼氏の一連の発言を考えるに、
協会関係者としては『ヴィッセルの下部組織化』というのを
一つの着地点として考えていたのではないかと思いますが。。。
どうやっても持ち出しが出てしまう事になるので
カネに汚いオーナーの懐頼みの状態からの脱却を目指して
厳格なコスト意識で経営しているクリムゾンFCとしては
引き受けるに引き受けられなかったのかもしれません。
うーん。。。
でも、ここでの検証が当たらずとも遠からぬ物であるとすれば、
さほど大きな負担にもならず、中長期的見解に立ってみれば、
ヴィッセルにとってマイナスにならない気もするんですが…
まぁ、もう決まったことだから仕方ないですね。
それにしても…
『サッカー発祥の地・神戸唯一のトップリーグ所属チーム』
だったら、市サッカー協会や県サッカー協会も
意地でも残そうと必死で受け皿探しをしていたでしょうが、
もしかしたらここで、INACの存在が、行動を鈍らせたのかも(__;)
神戸の都市規模では、二つのチームを抱えるほどのニーズは
正直言って無いでしょうからねぇ。
ともかく、チームが無くなると言うことは、悲しいことであります。
TASAKIの選手たちの、新天地で活躍を期待したいと思います。
…っと。
その前に、年末に全日本女子サッカー選手権大会がありますね。
TASAKIには、かつてのフリューゲルスのように
有終の美を元日の国立で飾って欲しいものです。
…なんで“ペルーレ”でこんなんしか引っかからんねん(-∀-;)