昇格争いに殴り込みをかけようとしている五位のチームと、
最下位と勝ち点1差の十六位のチームとの対戦の戦いとしては
至極、妥当な結果になりました。
20090801 勝利 posted by (C)うっし~1977
水戸 3-1 栃木(Jリーグ公式HP)
(水戸ホーリーホック公式HP)
(栃木SC公式HP)
水戸の戦法は、ある意味シンプルでした。
“ボールを持ったら前を向いて前進!”
“前線のスペースにボールを出し、そこへ走り込む!”
他にも最終ラインが高めだったり、GKがスイーパー兼任だったり(あ。この二つは≒か)
していたわけですが、少なくとも、攻撃に関しては前のふたつの約束事を
基本にした攻めだったように感じました。
で、水戸の前線が栃木のDFとの競り合いを征していたことで
試合の趨勢は決したも同然でしたね。
前半こそPKの1点に終わりましたが、後半は2点追加して
計3点を挙げ、見事に快勝しました。
(個人的には、もう少し点が入っててもおかしくないと感じましたが)
対する栃木は…
個の力で劣る分、どうしても強引に向かっていってでも相手を止めざるを得ず
ラフな印象を受けました。
まぁ、力の差がある相手には仕方ないといや仕方ないんですが。
松田サッカーが完成するには、まだまだ時間がかかりそうです。
それより気になったのは、選手交代の遅さ。
神戸時代にも交代のカードを切るのが遅いことが指摘されてましたが
今日も劣勢に立っているにもかかわらず、交代が後手後手だった気がします。
ヴィッセルサポとしては残念ながら、今日の前半の栗原はイマイチというか
イマサンというか、全然機能しておらず、前半で交代するものと思ってましたが、
結局交代ナシで後半開始。
後半こそ二、三の見せ場はあったものの、前年までJ1で活躍していた選手
ということを考えると、少々寂しい状態ではありました。
ともかく。明らかに機能していない選手がいて、
・ベンチには若林学という実績のある選手がいたこと
・前半はまだ一点差だったこと
を考えると先に動いてみてもよかったのでは、という気がします。
その後も追う立場なのに策が後手後手になっていた印象であり
松田監督を慕っていた者しては少しガッカリです。
元ヴィッセルの監督だった両者にとって対照的な結果になってしまいました。
20090801夢見る熱きリアリスト posted by (C)うっし~1977
20090801監督インタビュー posted by (C)うっし~1977