と或る神戸至上主義者の徒然日記

先日届いた、OMこと『キャッチャー・イン・ザ・トイレット！』。

ボツボツ読み始めていたのですが昨日、ようやく読み終えました。

WEB公開のものと比べて、思ったより加筆されていなかったのは残念ですが、
それでもディスプレイ越しでなく紙媒体で読むと、やはり違いますね。
WEBの時には気付かなかったことも判ったりしますし。

たとえば…
最初の『オカズ』にされた幹谷浩美というキャラ。
WEBの時には気付かなかったのですが、書籍化され
ルビがふられて初めて気付きました。

これってヴィッセルの会長の名前をもじってますね(－∀－；)

まぁ、このほかにも色々気付くことはありましたけどね。

ホント、これを読んでいたら、青春時代の甘酸っぱい思い…というか
記憶が思い出されます。
そう。たとえば、中学2年生の頃の大つ(以下略)

内容について色々と細かく自論を語りたくなるくらい
読めば読むほど考えさせられるところが多いのですが
ここで色々書くと冗長だし、ネタバレになるから言いません。
一度読んでみて、自分なりの解釈や感慨に耽っていただきたいと思います。

個人的には、この作品は思春期のイニシエーションを見事描いており
『ライ麦畑でつかまえて』に類するもののように思えます。
(ちなみに、次回作のラストメンへラーは村上春樹のそれに近いように思ってますが。)

読みやすい文章ですし、是非、色々な人に読んでもらいたい一冊です。

ただなぁ。。。
ホント、この作品は素晴らしい作品だと思うんだけど、惜しむらくは

伊瀬勝良ってガンバサポっぽい

んだよな…
それがなければ手放しで賞賛するんだけどねぇ。
ガンバサポっていうのはちょっとヒクよな。(※ヴィッセルサポとしての色眼鏡が入ってます)

特に前の日に、万博で目の当たりにしてるからなぁ。。。

まぁ、ガンバサポの中にも多分、良い人はいるだろうから、
そんなところで差別しちゃあいけないんだけど。