先週末から行われているサッカー東アジア選手権。
明日の日本対香港(台湾)戦を前にして今日、中国対韓国戦が行われました。
中国代表 3-0 韓国代表(東アジアサッカー協会)
ビックリしました。
韓国といえば、W杯出場国で現時点でアジア最強国だと思っていたのですが…
試合は全く見てないので想像でしかないのですが、協会のHPで公開されている
公式記録を見ると、スタッツだけ見れば韓国が優位に試合を進めていたような
データが残っています。
開始5分で先制した後、韓国選手のやる気をうまくいなして間隙を突いて
追加点を重ねて焦りを呼び、試合をものにした、ということでしょうか。
中国は対韓国戦、1978年の初対戦以来26戦目にして初の勝利だとか。
サッカーの場合、歴史的に韓国の方が強い時期が多かった訳ですが、
それでも中国もその間にW杯出場を果たす程度の実力があるわけで
今まで勝利していなかったのはかなり意外でした。
中国のYahoo!を見てみると、トップページに大きな写真付きで
今回の勝利を伝えるヘッドラインが載っており、喜びの大きさが伺われます。
ともあれ、中国は“格上”韓国に対して勝利したことで、ただいま単独首位。
次の対戦相手が香港代表であることを考えると、かなり優位な位置に
付けることが出来たのではないでしょうか。
対する日本は、優勝するためには明日の香港戦は単に勝つだけでなく
ある程度の得点差を付けての勝利がノルマとなってきます。
その上で、韓国に勝利しなければいけないわけで。。。
岡田JAPAN、かなり厳しいと言える状況になったみたいです。
日程的に香港戦はある程度メンバーを落として行きたかったはずですが
優勝のためには点数を稼ぐためにがちメンバーで臨む必要が出てきたわけで
選手の疲労も含め、かなり過酷な戦いになってしまいそうです。
最終日の日本対韓国戦が消化試合になる可能性があるなんて、
大会前には全く想像できなかっただけに驚きです。
大会最終日は、日本戦だけでなく香港対中国戦も結構多くの観客が
見守ることになるような、そんな気がします。