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カテゴリ:アメリカ!
抗生物質が効いて顔の腫れがあっという間に引きました。こういうときに薬のありがたみをしみじみ感じます(あとは尿道炎になったときなんか特に)。
今日は仕事場で驚いたことがふたつ起きました。 ひとつめ。 お客さんが「ひどい魚介類アレルギーだからえびは入れないで」とのリクエストに料理人がついいつものようにえびを入れて調理してしまい、それに気づいたオーナーの奥さんは料理から指でエビだけを取り出しました。 そりゃあやばいよ、とテイラー(バスボーイ)と自分は言ったのですが、調理人も奥さんも全部取り分けたから大丈夫。と平気な顔でした。中国人に対してのカルチャーショックです。日本も最近はアレルギーに対する知識が増えてきたと思いますが、中国人もなかなか認識が甘いなと感じました。 欧米ではアレルギーに対して敏感です。カナダの人と話したときに、その人は子どものときにアレルギーテストを受けて自分はチョコレートにアレルギーがあると判断されたから食べたことがない、と言っていました。 自分もアレルギーがあるからわかるのですが、取り除いたからいいや、とかそういう問題ではないときがあります。自分は牛乳以外の乳製品がだめなので一度チーズをのせられて、あ、まちがった、と取り除かれても味でわかります。食べられないのでちょっとの量にでも敏感なのです。 アレルギーのひどい人はほんのちょっとの量でショックを起こしたり、食道が腫れて窒息死したりすることもあります。「もしかしたら訴えられるかもしれないよ」とふたりで言ったのですが、奥さんは大丈夫と言うばかりでした。 これでお客さんに何かあって訴えられるようなことがあったら、そういう店はつぶれるしかないです。 ふたつめ。 洗おうとして持ち上げたコップが、手の中で粉々に割れました。 痛かったです。 つかんだ瞬間ひびがばりっと入ったことはありますが。ザビアーが絆創膏をまいてくれながら、たまにあることだよ、と言って傷のある中指を見せてくれました。 手は血だらけでしたが傷は小さかったのでたいしたことはありませんでしたが。目の中に入らなくてよかったです。 おまけ。 ザビアーと話をしていたときにふと税金の話になったのですが、彼いわく「税金なんて払ったことないよ」とのこと。「(もしや)現金でお金もらってる?」 ビンゴでした。つまり書類がないので雇われていないのと一緒なのです。中華料理屋でメキシコ人が働いているのはそういう理由なんだー、と思いました。 シ・エンティエンド! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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