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カテゴリ:アメリカ!
ウィスコンシン州にいるお姉さんのところに遊びに行きました。
お姉さんが「養子をもらうことにした」と言っていました。 なんとなく心の中でこの日が来たか、と思いました。 お姉さんは未婚。42歳。整形外科医。 養子を迎えるという考えはアメリカではわりとオープンにすることで、ジェリーのいとこの一人も最近、アメリカ国内から養子をもらったそうです。一番多く聞くのは中国、韓国、そしてグアテマラなど近辺の先進国ではない土地。ただ孤児というのは嘘で盗まれた子どもも多いのが事実だとか。 とりあえずまずは女の子。できればその次に男の子がほしいとお姉さんは言っていました。でも養子縁組のリストに名前を載せても数年かかるんだとか。 やっぱり兄弟がいたほうがいいよね、とか話しつつ、聞けないことが二つありました。 1.これをお父さんとお母さんはどう受け取っているのか。 二人はかなり保守的なので。70代だし。世代の違いなんかもあるので一概にはああだこうだとは言えないですが。 2.精子バンクは考えてないのか? お姉さんはずっと結婚して自分の家族がほしいと望んでいたので、何年も待って子どもを引き取るよりも自分の子どもを生んだほうが早いし、経済的にも余裕があるので人工授精も不可能ではないのでは、と思うのです。別に血のつながりだけが家族ではないですが。おねえさんが本来望んでいたものは単に、だんなさんとその人との子どもだと思うと・・なんだかなあ。書いてることが意味不明になってきましたが。お姉さんは医者なので聞いてもたぶん失礼ではないと思うので機会があったら実際に聞いてみようと思います。 昔付き合っていたアメリカ人の彼(アレックス)と将来の話になったときに、ふと「自分はあまり子どもが好きじゃないんだ」と言ったら「自分はこどもが好きだから、養子をもらってでも家庭を持ちたいんだけどそれはどう思う?」と聞かれました。 でもですね。 アレックスと一番上のお兄さんマイクは義父兄弟で、それゆえに(現)お父さんはマイクの子どもはあんまりかわいがっていないようでした。クリスマスのプレゼントもひとつだけだったりね。やっぱり血のつながっていない孫よりも血のつながりのある孫のほうがかわいいのは当然なのかなと漠然と考えさせられました。 すごく子どもをほしいと願っている人に限って手にいれることができないというのはなんとも不条理なものだなあとよく思います。 どこの国の子どもがやってくるかはちょっと楽しみです。こんなにでかい責任を背負おうというお姉さんはすごい。というか子どものいない自分にとって親になって子どもを育てたことのあるすべての人はすごすぎです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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