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カテゴリ:アメリカ!
9月は税金のシーズンです。不動産のね。
今月に不動産を持っている人に請求書が送られる手はずになっています。請求書をもらうといろんな人がオフィスに電話をかけてきて「なぜ今年は去年よりも税金の率が高いのだ?」とか質問してくるそうです。聞いてどうなるわけでもないのに、ですよ。 面白い話を聞きました。 もし何かの手違いがあって請求書が届かなかったり、何かの事情で税金を払わずにいると不動産がオークションにかけられてしまうそうで、そうなると税金を払った人に所有権は移動してしまうそうなのです。アイオワは移動するのに数年かかるそうなのですが、ほかの州では払った瞬間に移動することもあるんだとか。 日本にいたときに。「自分は他人の土地で米を作ってるんだけど税金は自分がずーっと払っているから、法的にはもう自分のものなのだ」と言っていたときに ? と思ったのですが今日はその謎が解けました。 「アメリカ人は土地を自分が所有していると思い込んでいるけど、結局国から借りているにすぎないのだ。家賃を払い忘れればすぐにほかの人に権利が移動する。ちゃんと税金を払っていたって国が高速を作ると決めればとりあげられてしまうし」と社員の人が話していました。 なのでいかに先祖代々続いた土地でも税金を払わなければ誰かにとられてしまっている、ということもあるらしいです。 「夜中に不動産でお金を増やす、とかいうコマーシャルがあるだろ? あれはたぶん税金を払っていない土地を買い占めるとかそういうことだと思うよ」 だ、そうです。 不動産を持っている人は気を付けてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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