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カテゴリ:アメリカ!
今日郵便局に行ったら中国人の人に話しかけられて、どうやら中国にいる人にプレゼントを贈りたいのだけど税関の書類の書き方がわからないようでした。その男の人は英語がほとんど話せず、中国語で話しかけてくるので結構大変でした。
平べったい箱の中身はディオールの香水と写真でした。香水のビンがふたつ入っていたので割れないように包んだら? と言ったのですが通じず。あと関税のシールに中国の住所を漢字(この場合中国語?)で書いていたので「英語で書くんだよ」って言ったら「英語はない」との返事ですごくびびりました。仕方なくわかるところだけ適当に英語らしく書いておきました。 あとは中身とか値段も書かなければいけないのですが、保険の効かない方法だったので中身については安く書いたほうがいいよって言ったのですが通じた気配はありませんでした。贈り物でも価値が数万円すると税金を取られると聞いたことがあるので自分はいつも安めに記入していますが。3.99とかありそうな数字とか。 どうせ正しい金額を書いたところで普通郵便で送る限り、物がなくなったり割れたりしても保障してくれるわけではないので、正しい金額を書く意味が良くわからないのですが。 さて、なんとかしてカウンターにたどり着いたその人に問題が発生しました。香水はアルコールを含んでいるので海外に発送できない、ということでしたが係員がいくら説明してもその人は理解できない様子。 現地の言葉の話せない外国人、というときに走る緊張はたぶんどの国も同じです。最近はスペイン語なら係員かお客さんの中に話せる人がいるかも、という感じですがアジアの言語となると。 筆談に持ち込もうとしましたが、その人が友達に携帯電話でかけで事なきを得たかに思えたのです。しかし中国人って何考えてるかわからないなあと思ったことがおきました。 「中身がアルコールを含む物である限り可燃物なので発送することはできない。この行為は違法なので関税で開けられた場合逮捕されることになる」 と係員の人が電話で友達に言うと 「それは香水じゃない。薬。だから送れる」 香水のビンが二つ入っているのを自分は見ているのでびっくりでした。さらにその友達はここにいるわけじゃないし。送ったら捕まるって言っているのにもかかわらずです。 係員の人は仕方なく香水、というのを消して薬、と書いて男の人はお金を払って出て行ったのですが。薬などと書いたら香水と書くよりも怪しまれて開けられる可能性が大ですね。ジェリー君が日本に来たときにインスリンのポンプの使い捨てパーツを送ってもらったら、成田空港の税関で止められて結局手に入れることができず大変でした。自分のライフラインであるものも税関を通すことができないのに薬、って堂々と書くところがまた。 さらに中に香水が入っているとわかっていながらも「これが見つかったらあの人は逮捕される」と黙認した係員も、どっちも間違っている気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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