[花屋のおしごと]の記事一覧 | じんの花屋日記

こっそり初注文GET！

今日の仙台は、最高気温なんと１９度！いきなり秋の気温です。まだ8月なのに…極度の冷え性の私は、手はかじかむし、足はしびれてくるし、ひどかったデス。長袖2枚重ね着をして、ホカロン背中に貼っちゃいましたよお。え？やりすぎ？冷え性仲間（いればですが）なら分かってくれるはずなのに…ところで本題。今日は花屋開業への道のり、第1歩のご報告。「じん子の個人宅配花屋」このお盆に、初の注文をいただいちゃいました～ワーぱちぱち…（＾＾）／まあ、身内からなんですけど★しかも、今までも勤めている花屋で購入いただいてたという…それでも注文は注文。お盆の時期は、勤め先でも忙しいので、あらかじめ仕入先のめぼしをつけて、仕入れ計画をたてて、3件あった注文分の花（３０束）を一気に前日に購入。いやー、注文分の花を過不足なく買うってホント難しい！仕入れをするのは初体験だった私。「何をどれくらい買うか」「領収書や注文書の管理をどうするか」「ゴミを自宅でどうするか」…etcこの日に備えてずっと以前から準備しておいた、つもりそれにも関わらず足りないもの、分からないことだらけです！！仕入れた花も、状態が今ひとつだったり、買い忘れていたり（！）何とか、全注文を作り終えてお金を頂戴しました。終わったあとは嬉しさと、そして…その後、気にいってもらえたかとか、花もちはどうだったかと心配は尽きずで。今回は、身内だけに一応率直な意見を言ってもらえますがお客様になると、だまって離れていくだけですよね。全責任を自分が持つのは喜びと苦しみが半々だと実感。いえ大変さがほとんどかもしれませんね。でもとても貴重な第1歩。2日後には、もう1件１２束の注文がある！少しづつですが、進んでいます。この日々が私の糧になるはずと信じて。（あれ？今回まじめすぎー？？）

お盆が終わりました！

前回はお盆が始まる話そして今回は、お盆が終わった話ですー世間では帰省ラッシュが始まり、渋滞のニュースが流れ始めるのが大体8月13日（昨日）あたり。いわゆるお盆の入り（いり）という日です。多くの会社が13日から１６日がお盆休みというところでしょうか。でも花屋のお盆の一番忙しいのは、12日。入りの次の日である今日14日午後には、ほぼ通常の仕事のペースに戻ります。と、いうのも田舎では、入りの日の前にはお墓に行って綺麗に清掃した後お花を供えて、誰に見られても恥ずかしくない状態にしておくから。一番花が売れる日は入りの前日である12日なんです。早い分には構わない。で、その前の土日から忙しくなってきてきっかり16日を過ぎたら、ほとんど売れなくなります。これが花屋のお盆week。あまりの忙しさに、値段の貼り間違いとか注文の品を用意しておくのがギリギリだったりとか忘れ物とか、いろいろありましたがまあ、今年も無事終了してホントよかった…しかし花屋が言うのもなんですが「本当に、みなさんきちんとお墓参りに花を買って、なんて偉い！！」金額も半端じゃない。お年よりはもちろん、若い家族や、アンチャンオネエチャンも買っていく。なんだか日本ってすごい国かも…そうやって日本全国かなりの人数の人が、お墓に行って、老若男女が手を合わせてるんですもん遠くの親戚が来て、みんなでお墓参りをしてこの期間は戻ってきていると言われるご先祖様に挨拶をする日。16日には送り火を焚いてお見送りをして、お盆が終わります。私も明日、おじいちゃんに挨拶に行っていろいろ報告して来ようっと。会社員だったころは、お盆と言えば「お休みの日」だったけど花屋になって、お盆は「お参りする日。ご先祖様に手を合わせる日」だと実感。

お盆がはじまりまーす

暑い中いかがお過ごしですか？田舎の花屋である私は今、お盆WEEKに突入しようとしています。年で一番のハードワーク。（昨日もブログをかこうとしたら、椅子の上で座ったまま寝てしまっていました＊＊；）そんな中、気をつけていることがあります。花屋じゃないと関係ないかもしれませんが、まあお耳を拝借…１．生ものを食べない。先輩からの教えです。暑いし疲れていると、簡単にお刺身～、とか魚介のパスタ、とか食べたくなりますが、ＮＧ。これくらい大丈夫そう？と思いきや、疲れているときって不思議とお腹をこわしたりするんですよお。要注意。２．風邪をひかない。夜は暑くても長袖長ズポンです。ちょっと具合が悪ければ、すぐ薬。体調を崩して、この忙しいのを乗り切るのはホントつらいから…。経験ずみです。３．家事は極力やらない。前日までにいろいろ、溜まったことはしておいてこの１週間は全てに目をつぶります。普段はやらないくせに、忙しさに興奮しているときって夜中にガタガタ掃除したりしちゃうんです。バカです。気をつけます。４．必要なものを前日まで買い置きしておく。ドリンク剤、風邪薬、冷凍食品、飲み物、お菓子、疲れたときのデザート…ん？だんだんおかしくなってきた？まあ、泣いても笑っても終わってしまえばそれでヨシ。がんばらずに、がんばりまっす。

花屋４大イベントのひとつ～母の日です

今週末日曜は、花屋のもっとも忙しいと言われる「母の日」です。今日はちょっと、花屋の裏事情について…花屋にもいろいろあって、母の日の仕事内容もいろいろ。私の勤めるのは「ス－パーの中の花屋」。小売り（ようするにお客さんに販売）するだけなので、花束やアレンジ、鉢植えなどをひたすら作って、売りまくるのがお仕事です。配達・発送は一切していません。お客さんによく質問されるのですよ。今日も５人くらいに聞かれましたが、遠くの親御さんに送りたいときは、買っていただいた後、ご自分で送っていただくようになります。「街のお花やさん」などでは、やっていますよね配達、発送。でもここで注意は「花キューピッド」などの組織（デパートやコンビニのシステムもこれにあたります）に加盟している花屋かどうかということ。加盟していると（もしくは全国に支店のある某○○花壇）では、申し込み用紙に記入、お金を支払えば、申し込んだ花屋が手配することでカタログにある花（鉢、花束、アレンジ）を、送りたい先の近くの花店から配達してくれます。加盟していない店では、その店で作った花束・アレンジ（もしくは売っている花鉢）を直接発送、近くなら配達してくれるのです。要するに、花キューピッド（などの組織）は、見た現物が送られるわけではないということ。手配先、送る相手の近くの花屋さんがカタログのように作る品物、ということです。目の前の「この花とこの花でお気に入りの店員さんに作ってもらって、遠くの母に送って！」ということができません。なぜかというと花は生もの。長距離の発送は気候条件などで途中で悪くなってしまう事も覚悟しなければならないのです。花束など、水を含ませるにも限界のあるものは特に避けたほうが無難でしょう。（今は鮮度保持剤とか工夫はされていますが…私自身は他県に送るのも心配）同じく組織に加盟していない花屋さんで、発送を頼む場合も同様です。近距離に送る、または直接配達するなら「この花を送る」ことができますが、どこまで大丈夫かはその花屋さんに聞くに限ります！プロの意見を聞いてみてくださいね(＾＾)/ともあれ、今週いっぱい大忙しの花屋。疲れきってよれよれしている人が多いと思いますので、あまり難しい要求、質問などなさらないよう…