アベリアの花の陰に隠れた思い出など。+
今の季節になるとあちこちの公園や街路で、白い小さなお花をいっぱいつけた低木を目にします。*この木の名前がわからなくてずっと気になっていたのですが、ようやく知ることができました。『abelia』というそうで、19世紀のイギリスのお医者様で植物学者、中国を訪れたことのある”Abel”氏にちなんでいるとか。小さい頃に住んでいた家の側の公園に沢山これが咲いていたのです。白い花はつりがね形で、小さな花びらがとっても可愛くて、小さなミツバチが飛び回っていました。実はかくれんぼをした時にその中に隠れてみたかったのだけれど、思った以上に蜜に繁茂していて入ることが出来なかった記憶があります。^-^;あの頃は大きな木のように見えたものですけれど、アベリアは樹高が1mほどなので、今では見下ろすカンジ。この花を目にすると、幼い頃のかすかな記憶や、流れた時を思い、懐かしくも不思議な気持ちになるのでした。+