私の好きなノーザン・ソウル(ノーザン・ダンサー)
【 ノーザン偏差値 64 】
Aretha Franklin / Old Landmark '72 「Amazing Grace」
古くから歌われているゴスペル曲のアレサ・フランクリンによるライブ・カバー。ゴスペルというと静かに祈りを捧げるバラードタイプの曲という印象が強いけど、この曲のように踊り狂いながら歌うタイプの曲もある。このバージョンはJames Cleveland & The Southern California Community Choirというコーラス隊を伴い、ロサンジェルスの教会で演奏された実況中継版ということになります。基本はテンポの速いダンス・ミュージックでアレサとコーラス隊との掛け合いでどんどん盛り上がっていくもの。グルーヴィなリズムに手拍子を伴い、ライブならではの臨場感とアレサのソウルフルなヴォーカルが素晴らしい。特筆すべきは2分23秒からのピアノの演奏で流麗かつスピーディに畳みかける感じが素晴らしく最大の聴きどころ。所謂ノーザンダンサーとしてクラブでプレイされていてもおかしくない内容かと思います。
他にも映画ブルースブラザーズ内でやはりJames Cleveland Choirを伴い
James Brownがカバーしています。狂乱のダンスが楽しいけど、これ本当に神様とやらに祈りを捧げてるの?賛美の名目だけど実は単に踊って楽しんでるだけなのでは?ってツッコむ場面なのかも。(尚、本記事は宗教を肯定、推奨するものではありません。)
「YOU TUBE」で聴けます。
Aretha Franklin / Old Landmark(別ライブ映像)