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2006/05/26
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カテゴリ:読書感想

【光の帝国 -常野物語-】
恩田陸
【Story】


膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。
光の帝国




   <読書感想>

昔、不思議な力を持つ常野(とこの)一族が住んでいた
といわれる「達磨山」。

この山は、人生の転機にある人間が上るとその人間に
とって重要な場面が目の前に現れる。

「奥さんが車に轢かれた時に道路に転がった靴の片方」
「親友と自分の別れた彼女との間にできた子供の姿」

もし、自分が達磨山に登ったら一体どんな場面が見えるかな。
登りたいような登りたくないような。
未来が分からないからこそ、人間は生きていけるような気も
する。もし自分にとって未来に辛いことが待っていると
分かったら、生きていくことがとても辛くなるだろうから。





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最終更新日  2006/05/26 12:03:08 AM



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