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カテゴリ:読書感想
<読書感想> 昔、不思議な力を持つ常野(とこの)一族が住んでいた といわれる「達磨山」。 この山は、人生の転機にある人間が上るとその人間に とって重要な場面が目の前に現れる。 「奥さんが車に轢かれた時に道路に転がった靴の片方」 「親友と自分の別れた彼女との間にできた子供の姿」 もし、自分が達磨山に登ったら一体どんな場面が見えるかな。 登りたいような登りたくないような。 未来が分からないからこそ、人間は生きていけるような気も する。もし自分にとって未来に辛いことが待っていると 分かったら、生きていくことがとても辛くなるだろうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/05/26 12:03:08 AM
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