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カテゴリ:読書感想
<読書感想> 今年読んだ本の中で最もおもしろくない本だった。 妹との近親相姦の罪悪感に悩まされる「ぼく」の心の闇と混乱を 描いた作品なのだとは思うのだけど、現実と幻想の境目がなくて 混乱するし、ただただ感情の波の中を漂っている感じでStoryがない。 読書初心者のぞうりむしも本を読み始めて1年。 読む本に偏りがあるので、なんとも言えないけど、現段階でぞうりむしの 苦手な本のジャンルがわかってきたような気がする。 1.Storyがとことん不幸で救いようがないもの。 2.性的描写がエグいもの。 3.自分とはかけ離れすぎて共感できないもの。 こんな感じでしょうか。。 この「金曜日にきみは行かない」は1~3を全て満たしているけど、 とくに「3」の要素が強い気がするなー。 本を読んでいると、どんな作品でもどこかしら感情移入してしまうもの だけど、微塵も共感できない本もありますな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/11/19 05:31:59 PM
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