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カテゴリ:読書感想
<読書感想> この間、友達がベストセラーの「鏡の法則」が おもしろくなくてどうしても読めない・・・と言っていた。 私はスピリチュアル本が好きだけど、こういう人もおるんだなぁ と思いこの本を読んでみた。 帯部分には、こう書いてある。 --------------------- 江原さんのこと、 1、大好き 2、インチキ あなたはどっち? --------------------- 私は、「大好き!江原さんは教祖!」というところまでは いかないが、「好き」だと思う。 この本の筆者は心理学者だけど、 スピリチュアルもオウム真理教(宗教)も同じものだ と過激な発言をしている。 スピリチュアルにはまっている人は、 「全然違う!オウムは犯罪者だ!江原さんは違う!」 と答えるそうだ。 でも、オウム真理教や他のあやしげな宗教の信者さんたちも決して 犯罪を犯そうとしているわけではなく、教祖さんに洗脳されて、 この堕落した世界を救おうと、サリンをまくことがこの世の正義の 行動だと信じて疑わないのだ。 この本のおもしろいところは、宗教とスピリチュアルの違いを 宗教は「世のため、人のため」なのに対し、 スピリチュアルは「自分のため」 と位置づけている。 なるほど、宗教は「世のため、人のため」なので外向で、 それゆえその矛先が、他人や世間に向かう。 でも、スピリチュアルは「自分のため」なので内向で、 その矛先は常に自分に向かう。 どんな場合も、 「原因は我にあり」 「自分が変わればまわりも変わる」 なのだ。筆者は、 「今までの世の中の大きな改革は原因が外にあると思う人間がいたからこそ起きた。」 「自分さえよければそれでいいのか。」 ってな意見のようだ。 へぇ~おもしろいなぁ。こんな考え方。 とは言っても、内に向かうことで、自分が楽しく他の人にも優しく 快く接することができるのなら、私はスピリチュアルに賛成ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/01/28 10:58:43 PM
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