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カテゴリ:読書感想
最近は、仕事関係の本ばかり読んでいたので、
ちょっとホッとしたくて、恋愛ものを2つ読みました。
<読書感想> 「図書館戦争」を書いた有川浩は女性。 「夜は短し歩けよ乙女」を書いた森見登美彦は男性。 女性が描く恋愛ものと男性が描く恋愛ものの違いがおもしろかったねぇ。 有川さんは、普段は強く振舞っている女性から、ときおり垣間見える 繊細さとか敏感な感受性に女性らしさを表現するけど、 森見さんは、小さくて愛らしい女性の中にある芯の強さを表現する ことによって女性を表現する。 スポットの当て方を変えるだけで、受ける印象がずいぶん違う。 多分、女性でも人によってもタイプが違うんだろうねぇ。 【有川タイプ】 可愛らしい部分や弱い部分をたくさん持っているにもかかわらず 普段は強がっていたいタイプ。 【森見タイプ】 普段は弱々しく守ってあげたい可愛らしい女性だけど、いざという ときは芯の強さを見せるタイプ。 女性が目指すタイプと男性が好むタイプも人によって違うだろうから それこそ、男女の仲ってのはおもしろいもんだ。 まぁ、「夜は短し・・・」に出てくる乙女の萌え萌え具合は尋常では ないけど、こんな子おったら誰でも惚れるわ。 かなり森見さんの個人的好みが入っていると見た。。。( ̄ェ ̄;) 森見さんと言えば、 この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ という、おもしろいブログも書いている。 これも結構おもしろく、ついつい読んでしまう。 それにしても、「一切の高望みを捨てよ」って あんな萌え萌え乙女を書いといてよく言うよっ( ̄ェ ̄) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/12/29 03:06:45 PM
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