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カテゴリ:読書感想
<読書感想> ぞうりむしも陸上をやっていた。 100Mハードル。 そして400Mリレー。 自分が登れる高みの限界を常に感じながらも、 1秒・・・0.1秒・・・0.01秒・・・ というほんの僅かな時間を縮めるために 生きていたあの日々。 本を読むようになってから2年。 「この本をあの時に読んでいれば・・・」 と思う本に出会うことがある。 もしこの本を、あの陸上生活まっ只中に 読んでいたとしたら、もっと頑張れたかも。 もっと上へ登れたかも。 そんな錯覚を起こしてしまいそうになった。 あの時はあの時の限界で頑張っていたはずだけど、 スポーツをやっている誰もが見る夢を、 もっと大それた夢ぐらい見ていればよかった。 ここまでだと決めた自分の心が、 あの時、自分の限界を決めたのではないかと そう思う。 ああ、走りたいな。 堕落した生活でガチゴチになまりきった体の中、心が熱い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/01/25 10:42:58 PM
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