雪のち晴れ@山中湖
冬のさなか、さらに寒い山中湖へ。そう決めて、出発の日は大雪になってしまったのだった。だいたい山中湖は22年ぶりに湖面が全面結氷してしまったくらい寒いらしいのだが。とにかく出発までは、道路交通情報をみたり、滞在予定のホテルに電話をかけたりして、中央道こそチェーン規制バリバリながら、東名でいけば大丈夫そうなことを確認。御殿場からはたぶんチェーンが必要だろうが、ということであった。いつもならば1時間半かからずに行ける道だが、今回ばかりは数時間かかることも考えて、非常食におにぎりやおやつや飲み物を持ったり、大騒ぎで予定外のものも荷物につめながら、とりあえずは早め早めに出発することにしたのだった。ついてみれば、チェーンをはめることもなく、なんとか2時間弱くらいで滞在先のホテルにたどりついたのだった。富士山はみえない。東京に雪がつもっているときに、何も山中湖で、、、ではあるが、とりあえず雪遊び。しかし、パウダースノーすぎて、雪だるまがつくれないくらいなのであった。一夜明けて、朝焼けに桃色に染まる富士山を部屋からのぞむ。前の日は雪でみえなかっただけに、あまりの雄大さに、息をのんだ。本当に来てよかったな、と思った瞬間。去年の春にも行って、同じことを思って、日記にも書いた気がするが、このように間近に富士をのぞむ環境で育つと、何か人生観が変わるのだろうか。畏敬、とか畏れ、といった気持ちが、教えられなくても理解できる人間になれるような気がする。*結局こっちの画像も、少し大きいのに差し替えました。