クロノスの独り言

[詩] カテゴリの記事

全8件 (8件中 1-8件目)

1

• うたかた

  これを呼んでる貴方は、ゲームやマンガを読んだことはないだろうか？そう、キャラを操作したり、そのキャラの視点で書かれていたりするよね。こう考えたことはないだろうか？自分の見ている世界も、誰かに操られているんじゃないか、と・・・確かに、自分達は食物連鎖から唯一抜け出した種族だが、一番という保証はどこにもないはずだ。もしかしたら、そう思い込んでるだけの、ゲームあるいは、マンガのキャラじゃないのか？夢を見るのは人間だけ。確かにそうだろう。でも、それもプログラムされていたら、どうだろう？果たして、これからどうなっていくのか？この現代は「泡沫」に消えゆくのだろうか？

  December 22, 2005

  コメント(0)

• 時

  さて、人と動物とでは時の感じ方が違うというのはご存知だろうか？俺たち人は、『時計』という『科学』を生み出した。対して動物は、暗くなったら夜、という認識しかない。つまり、原始的な生き方をしているのだ。今思えば、それのほうがよかったのかもしれない。現代社会において、『時』というのは絶対的だ。それは、言い換えれば、『時間』が総てを支配している。5秒数える間に人は生まれ、3秒数える間に人は死んでいく。10秒数える間に人は結婚して、30秒数える間に人は別れる。別に現代社会を否定する気はこれっぽちも無い。ただ、『時間』に捕らわれた今は、息苦しく感じるときもある。これを読んでる皆さんも、たまには『時間』のことを忘れて、大自然でのびのびとリフレッシュをしてみては？コンクリートジャングルで生きるためには、休息も必要ですので･･･

  November 24, 2005

  コメント(0)

• 月（MOON）

  いつもそこにある。けど、必ず届かない、朧の月。手を伸ばせば、手には収まっても、必ず収まらない、そんな矛盾。月を見ながら夢想する。あぁ、いつか、深遠なる宇宙（そら）に、人はいけるのだろうか？月は、人類の希望、そして通過点。そして、月はいつもそこにあり、いつも見ている。そう、月は見ているのだ。そこに住まう、総ての人を。聖母のような、眼差しで。悪魔のような、眼差しで。月は、地球と表裏一体。そこに矛盾が生まれる。そう、世の中は矛盾だらけだ。

  November 19, 2005

  コメント(0)

• 裏の顔

  改めて真っ直ぐと見た。今まで顔を背け続けてきた『そいつ』と。『そいつ』の顔を真っ直ぐと見た。『そいつ』は薄気味悪い、ピエロのような仮面をつけた『俺』だった。『そいつ』は俺に語りかける。【変わってやろうか･･･？】『そいつ』が仮面をとると、今度は《笑顔》の仮面が出てきた。薄っぺらい、《笑顔》の仮面が･･･。また仮面をとった。今度も《笑顔》の仮面だった。侮蔑を含んだ、《笑顔》の仮面だった。さらに仮面をとった。今度は《憤怒》の仮面だった。哀れみを含んだ、最もしてほしくない、《憤怒》の仮面だった。仮面をとった。今度は最初の薄気味悪い《笑顔》の仮面だ。しかし、その目が語っている。【解き放て･･･。楽になるぞ･･･。】解き放つ･･･。おそらく、俺が封印し続けた、『ありのままの俺』。いまさら解き放っても、どうにもならなく、どうしようもなく弱い、『ありのままの俺』を･･･。直視するんじゃなかった･･･。俺は後悔した。どうしようもないほどに、弱い『俺』を見てしまったから･･･。仮面の『俺』が、仮面を作って《能面》を覆うように、弱い『俺』も、分身を作り、傷付かないようにしてきた。しかしそれも、この時で終わり。この次の時は、少しずつ、自分を解き放っていこう。分身に頼らなくてもいいよう、『自分自身』で仮面をつけ、道化師のように踊ろう。喩え、客が引こうとも、俺は時間の限り、踊り続けよう。分身に、頼らなくてもいいよう･･･。

  October 10, 2005

  コメント(0)

• 『ヒト』

  『ヒト』は愚かしい生き物だ。「自然は大切に！！」「拡大事業反対！！」と言っているのに、『ヒト』は森林伐採、環境汚染、そんなものを平然とやっている。それはおかしい。『ヒト』が止めているのに、何故同じ『ヒト』がそんなことを出来るのだろう？もしかすると、『ヒト』は失敗作なんじゃないか？むしろ、この宇宙、この銀河総てが、【失敗作】なんじゃないか？今日、あるサイトの管理人が自分の姉に対して思っていたことをさらけ出しました。そのように、自分の内面を出す事は、相手に理解して欲しいがために、出すものなのでしょう。果たして『ヒト』は、本当にこの世界に必要なのだろうか？『ヒト』が、科学を生み出したのは何のためなのだろう？俺たち『ヒト』がそのことを深く考えなくてはならない鬨なのかも知れない。『ヒト』が『ヒト』であり続けるため、遠い未来を生きるためには・・・

  September 23, 2005

  コメント(0)

• 死後

  最近、死後について考える事がある。死とは即ち、その人の視点で死が訪れる。しかし、その後はどうなるのだろう？俺が考えられる事は、魂を浄化され、再び現世に甦るのだと思う。もしくは、複数個の精神（＝魂）を融合させ、分離させて再び甦るものかもしれない。兎も角、生前死後については『今』を生きている俺たちにはわからないのかもしれない。もちろん、俺という『存在』の前の『存在』も、後の『存在』も分かるわけが無い。死ねば分かるかもしれないが、そんな勇気すらない俺には分からない事なのかもしれない。

  September 20, 2005

  コメント(0)

• 雨

  重く圧し掛かる雲。泣いている空。俺はその空を見る。するとなぜか、とても落ち着く。俺は普通より目が弱い。だから、他の人より曇りや雨は好きだ。日常生活に支障は無くとも、太陽が照っている場所ではまともに目が開けられない。明け方や夕方も俺が過ごしやすい時だ。雨が降っている。細い雨だった。細い雨は長く、太い雨は短く降る。雨は好きだ。濡れていると、総てを洗い流してくれる感じがする。雨が降っている。しとしとと、雨が降っている。

  September 16, 2005

  コメント(0)

• 一生とは

  今日はこれについて考えてみた。曰く、死へのスタート曰く、生への固執曰く、無意の命曰く、有意な命曰く、矛盾したモノ曰く、正しきモノ誰もが矛盾を抱え、そして、等しく正しく、狂ってる。生きることは戦いであり、そして、諦める事である。死ぬことは足掻きであり、そして、再生である。世界は等しく平等に死を運ぶ。例え、善人だろうが、悪人だろうが、貧乏だろうが、金持ちだろうが、病弱だろうが、健康だろうが、等しく死ぬ。そして、等しく生を享ける。健全だろうが、奇形だろうが、未熟だろうが、死産だろうが、等しく産まれる。例え、この世界、この宇宙が潰えようと、生や死がある。世界は、等しく狂ってる。

  September 13, 2005

  コメント(1)

全8件 (8件中 1-8件目)

1