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カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
14日(土)は、漢字指導法研究会(国字研)でした。 埼玉県の特別支援学級のK先生の実践報告がありました。 生徒の気持ち(内言・ナイゲン)を大事にした報告で、感動しました。 教育の原点を学んでいるような気持になりました。 いい報告を聞くと、力が湧いてきます。
漢字指導法研究会でしたが、この日は、おもに説明文「どうぶつ園のじゅういさん」の指導報告でした。 指導は、一読総合法的にやっていました。
ところで、この授業報告を聞いて、教師に必要なのは、教材研究だなあとつくづく感じました。
この文章の中で、K先生が分からないことが、たくさん出てきました。 その時、動物園の獣医さんに電話で聞いて調べていました。
今の学校で、このようにわからないことを外部の方に聞いて調べるっていう時間はなかなか取れません。 でも、K先生は、それをしていました。 もちろん、勤務時間外にかかってしまっていました。
教師だって人間です。 勤務時間が守られることが、先生の健康を維持し、いい教育をすることにつながるのではないでしょうか。
僕は、この教材研究が、勤務時間内でできるようになると、いいなあと願っています。それこそ、これが1億総活躍社会でしょう。
ところが、今の教育は、教師が健康を害するような勤務状況に頼っていないでしょうか。これでは、日本の未来は、どうなってしまうのでしょうか。不安です。 続きます。 下記クリックしてくださるとうれしいです。
このK先生は、ぼくらが作成した 漢字プリントの(『たのしく身につく漢字の力』(1年~6年)(ルック) が、とっても子どもに喜ばれていると話してくださいました。 これは、全国の平均的なクラスの実態に沿って作成したプリントです。これを基に、あなたのクラスの実態に合った授業がされるといいと思っています。 本を出版した動機は、全国の先生方・保護者が、これでやれば子どもがよろこんでやり、これは使いやすい、そして、漢字の力が着くという目的で作りました。
漢字指導の詳しいことは下記で。 漢字指導法の研究会は、毎月しています。 参加希望者は、上記の事務局にご連絡ください。 これらの本は、下記を参考にしています。 大久保忠利著作選集(第1巻) 国語教育 1 説明文・文学文
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