|
カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
14日(土)は、漢字指導法研究会(国字研)でした。 埼玉県の特別支援学級のK先生の実践報告がありました。 生徒の気持ち(内言・ナイゲン)を大事にした報告で、感動しました。 教育の原点を学んでいるような気持になりました。 いい報告を聞くと、力が湧いてきます。
漢字指導法研究会でしたが、この日は、おもに説明文「どうぶつ園のじゅういさん」の指導報告でした。 指導は、一読総合法的にやっていました。
報告でK先生は、 <実際にどのように授業をやったか?>として、次のように述べています。
「教材を時間の経過とともに8つの場面に分けた。1の場面では最初に「獣医さん」について題名からわかることを聞いた。しかし答えはなかったので、絵本「どうぶつえんのおいしゃさん」を部分的にコピーしたものを見せ、獣医さんと飼育員さんが力を併せて動物のけがや病気の治療をしている写真をみせた。
それらの写真をみながら始めて動物が怪我や病気をしたときに直してくれるのが獣医さんだとわかったようだった。Y君は結膜炎の治療をしているきつねに興味をもったようだった。
生徒からの意見として次のような意見がでた。 「動物の病院の仕事をしています」(Yくん) ******生徒に分からせるために、まず、聞いていますね。聞いても、何も話さないので、絵本、写真を見せています。 これが、良かったのか、生活・経験と結びついた授業ができ、分かってきたようです。 こういう教育ができるような教育条件をまず、文科省は整えてほしいですね。
続きます。 下記クリックしてくださるとうれしいです。 このK先生は、ぼくらが作成した 漢字プリントの(『たのしく身につく漢字の力』(1年~6年)(ルック) が、とっても子どもに喜ばれていると話してくださいました。 これは、全国の平均的なクラスの実態に沿って作成したプリントです。これを基に、あなたのクラスの実態に合った授業がされるといいと思っています。 本を出版した動機は、全国の先生方・保護者が、これでやれば子どもがよろこんでやり、これは使いやすい、そして、漢字の力が着くという目的で作りました。
漢字指導の詳しいことは下記で。 漢字指導法の研究会は、毎月しています。 参加希望者は、上記の事務局にご連絡ください。 これらの本は、下記を参考にしています。 大久保忠利著作選集(第1巻) 国語教育 1 説明文・文学文
|