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カテゴリ:芸術
はじめての作品発表となる松島信之さんの作品。
テンペラを習いはじめて、現在では日本画的な表現で独特な個性を放つ。 初めて見る印象は、表現したいものを出すには十二分な技術で完成度は高い。 それ以上に作家が描いている世界観の不思議さが、なんともゆかいな作品に見えた。 目の玉が描かれ、ちょっと気持ち悪く思うかもしれないが、ユーモアがほんの少しだけ描かれている事で、その気持ち悪さが緩和され、その空間に一つのストリーが浮き出てくる。 目玉のおやじじゃ無いですよ。 どちらかと言うと妖怪の世界では無く、木陰に住んでいるカエルみたいに生命力で生きているハ虫類みたいに感情はないがキャラクターだけのユーモアのみで愛着がわいてくる世界。 と、言った方が分かりやすいだろうか。 ともかく作家のほんの少しのお遊びが楽しく観賞できる作品だった。 この作品は12/3まで下記にて展示中。 松島信之 展 GALLERY NATSUKA b.p 東京都中央区銀座5-8-17-8F Tel:03-3571-0130 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 29, 2005 06:01:57 AM
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