奥羽本線・追分駅のホームと「追分停車場線」
現在絶賛改装中(改築ではない)の奥羽本線・追分駅(秋田市)の探索その2です。2016年の1日平均乗車人員は1721人です(JR東日本ホームページより)。首都圏の通勤路線でいうと高崎線の倉賀野(高崎の1コ前)より100人くらい少なく、中央線の四方津(高尾~大月)より100人くらい多い人数です。分かりやすくないですね(笑)駅前の様子をご覧いただきましょう。DSC_0058 posted by (C)Traveler Kazu 駅舎前は、乗用車の乗降・タクシー停車スペースがあります。国鉄時代から変わらない舗装されただけの回転場で、駅前広場と呼ぶにはちょっとチープ。土崎駅の駅前広場が10年ほど前に整備されたのとは対照的です。その先はまっすぐ道路が延びて、沿道には民家のほか商店や飲食店があります。この道路は「県道157号 追分停車場線」で、ここから奥に見える赤信号(国道7号線交点)までおよそ152mの超短距離県道です。「○○停車場線」と名の付く県道は短距離のことが多いですが、ここは別格の短さ。ちなみに県道標識(通称「ヘキサ」)はありません。ちなみに、全国的にはさらに上手が存在。国内で最も短い県道もやはり「○○停車場線」で、他路線との重複区間を除く単独区間がわずか7mしかない長野県の「県道162号上田停車場線」です。※総延長では広島県道204号安登停車場線の10.5m(出典:Wikipedia)駅構内に戻りましょう。ちなみに、この時間は無人のため入場券の発売がありませんが(券売機も停止)、朝~夜7時ころまでは有人のため、有効な乗車券または入場券が必要です。DSC_0060 posted by (C)Traveler Kazu 駅舎は古いもの(開業以来とのこと)ですが、ホームの上屋は近代的。建物財産標が目に入り見てみると、昭和51年か52年頃のもの。前回も紹介しましたが、この写真に写っている跨線橋は駅の東西連絡跨線橋「追分ウィロード」でして、駅の施設ではありません。渡るにはいったん駅の外に出る必要があります。その屋根の下…DSC_0062 posted by (C)Traveler Kazu 2・3番線ホームには、古い待合室があります。屋根の上に更に屋根がかかっております。待合室の形状は昔ながらですね。いつのだろう?今度行ったら財産標を探してみようと思います。待合室の建物は古いですが、Suica決済対応のacure飲料自販機があります。