サンセットヒルの愉快な仲間
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先日BS1のインディを見たが、見事な佐藤琢磨の戦いでした。インディ史上日本人の初優勝が佐藤琢磨、なんとなんと!今回はインディ最高峰の500マイルでの2回目の優勝です、お見事でした。 私も20代の過去に国内Bライセンスを取りジムカーナに参戦しましたが、当時は貧乏真っ盛りで資金がなく、当時仲間で一番資金力があった、今は疎遠となった仲間の凡ちゃんが軍資金を出し中古のベース車を購入、私は整備メンテナンス担当で仲間3人で車づくりをして参戦し、当時のジムカーナ東関東選手権で私のドライブでベストタイムでは2位でしたが、この時は2回チャレンジの平均タイムという事で3位でした。 その後40代後半からまたモータースポーツに復帰し、この時はサーキットランですが、私の資金力に照らせば、若い人たちとの戦いにおいて、そこそこの成績は残せたのではと思っています。 20代の時のジムカーナ、40代後半からのサーキットランと、勝つにはどうしたらよいのかという事ですが、ドライブテクニックの向上は当然のことで、しかし、それだけでは勝つことはできない。 エンジンと車体のレスポンスが一番肝心要であり、加速/パワー/操縦性の良さの3つが揃わなければ勝つことはできません。 以前、資金豊富な仲間がそこそこの資金をつぎ込み車を仕上げ、私に、この車の性能を乗ってみてくれと言われ、サーキットで試乗すると、東名チューンドエンジンのハイパワーはまあまあなのですが、どうにもならないのが車体の操縦性の悪さで、このセッティングでは私が限界まで攻めることは不可能と、一周した時点で分かりました。 この昔仲間が、なぜモータースポーツで結果が出せなかったのかの理由がここにあるのであり、本人が乗っていた時点では納得していて、そのことに気づいていなかったという事になります。 なぜ気づかなかったのか理由は簡単です。本人は車とタイヤの限界まで攻めていたと自信があったらしいが、完璧グリグリ素人のグリップ走行しかできなかったという事です。 このことは、20代のジムカーナ参戦当時から私は分かっていまして、言ったところで自信過剰だから理解は無理だろうと思っていましたから、結果として、当然のごとくモータースポーツからあっさりと去っていき、足として長年自己満足していたスポーツカーも乗らなくなってしまいました。 これに似たことがクレー射撃でも言えるのですね。始めたての練習セットとかお遊び大会でとんとん拍子で成績を上げていきますが、これは行けると練習量を増やし始め、公式セツトにチャレンジを始めると、最初の内はどうにか食らいついていけるのですが、そのうちに泥沼に入り込んでいき、抜け出せなくなってしまう。 モータースポーツもクレー射撃も似ていて、壁が厚くなってきた時に息切れして逃げ出すことになることが多いのです。 これを乗り越えるには経済力も伴いますから、それも大きな負担となりますが、しかしそうとも言えず、経済力がある人でも挫折していってしまうのが現実でなのです。 後日編集ありです。(^^)
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