侮辱罪の意味をネットで調べてみると、誰が考えても侮辱罪に当たる項目は理解できるが、それ等と違う正論で立証できる範囲に対しても簡単に解説されているために非常に難解で、どこまでが侮辱罪に当たるのかがわかりずらい。
侮辱罪の意味を広義に解釈した場合は、公開ネット上においては、事実を証明できる確証のある相手の非を書き込んだだけでも侮辱罪に当たる可能性がありとなり、順法な書き込みなのか厳罰となるかへのグレーゾーンがあいまい過ぎるのでは。
これでは大いにおかしく、ここまで拡大解釈した場合は、正当な反論も事実を伴う正論の批判記事と言えども、公開ネット上では迂闊に何も書くことは出来なくなってしまう。
テレビ等の公開番組の報道においても侮辱罪に当たる発言となる可能性が過去に大いにあり、公開報道での自由闊達な討論も委縮してしまう可能性が出てくる。
侮辱罪に当たる厳罰化は、平均的一般人の大多数がどう考えても確実に侮辱罪と言える、簡潔な分かりやすい明確な事例に対してだけ適応すべきではと。
広辞苑によれば誹謗中傷とは、根拠のない悪口を言いふらして他人の名誉を損なう行いのことである。 「誹謗」は「人の悪口を言う」ことであり、「中傷」は「根拠のない内容で人を貶める」ことである。 ... 日本では誹謗中傷の行為は名誉棄損の罪に該当する可能性がある。
この意味は誰もが納得できる当然の理屈であり、根拠のある正当な反論をすることは誹謗中傷には当たらず、という事になる。
ここへきてネット規制が大きく動き出していますが、ちょこっと反論されただけで誹謗中傷と大騒ぎする、これ等の事に耐えられないのならブログを公開すべきではなく、安全な仲間内だけのクローズドブログで楽しむべきでしょう。
コメントに耐えられないのであれば、コメントの管理もできるわけで、耐えられないコメントの発信者を拒否できる機能もあるはずです。
公開ブログの場合は、記事の内容によっては、甘く考えていたら厳しい反論とブログ炎上事態に陥る事も起きえます。
私が趣味仲間のブログに誘われ、参加を初めて10数年たちますが、モータースポーツ/釣りと、多くのブログにおいて運営上で問題が必ず発生し、閉鎖したブログもあります。
オープンサイトの場合は、運営者の意にそぐわないコメントが出てくることは当然考えられる事で、公開ブログで自分の意見を書くという事は、当然、他のブログ上での反論意見も納得の上で書き込んでいる事となります。
安易に誹謗中傷と騒ぐ事は出来ないわけで、自分の非もあったかもと頭を冷やして分析してから言うべきでしょう。