おたかな くわえたドラ猫 おおっかけて~
はらしで かけてく ゆかい~な さら~えたん
と、舌っ足らずな音痴声で唄っていた姪っ子も、もう中学1年生。
私に似て運動系が苦手な彼女は、合唱クラブに入ったらしい。
えー! 大丈夫? そのクラブ? ・・・ と、密かにクラブの存続を心配する私。。。
夏休みにはコンクールがあったため、毎日早朝練習にせっせと通っていた。
でも、結果は”銅賞” 。
(私) へ~、銅賞ならスゴイじゃん!
(姪) 全然。 金と銀以外はみな銅賞なの。
(私) なんだ、つまりは参加賞ってことか・・・ ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
そりゃ残念だったね。
でもまぁ、参加することに意義がある。
そして何より、彼女が弱音をはかずに毎朝練習に通っていたということが嬉しいではないか。
成長したなぁと目を細めてしまう伯母バカな私であった。
夏休みのある日、弟一家とお爺ちゃんお婆ちゃん(私の両親)は、能登半島の旅に出かけた。
車中・・・
(お爺ちゃん) おい、カーラジオから雑音が聞こえるから、ボリューム下げろ。
(弟) えぇ? ラジオなんかかけてないよ。
お爺ちゃんは最近耳が遠くなってきている。
(お爺ちゃん) おかしいぞ。なんかさっきからずっと雑音が聞こえてるぞ。
と、ひたすらボリュームを下げようとするお爺ちゃん。
弟が後ろを振り向くと、そこには、超ご機嫌で大塚愛の歌を唄う姪っ子がいた・・・
大丈夫か? 合唱クラブ?
水泳を習っている甥っ子。
先日、市の水泳大会で自己ベストを出し、2位になったそうだ。
(私) すごいじゃん! 自己ベストって響きがいいね~♪ 頑張ったねー!
しかも2位なんて、やるねー。
(義妹) でも、一緒に泳いだの3人しかいなかったんだけどね。
(私) ま・じ・・・・
ちょっちガッカリしたが、それでも市の大会に出たことに意義がある・・・と、いちいち正当化してみたりする伯母バカな私であった。