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[高校サッカー] カテゴリの記事

全98件 (98件中 1-50件目)

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超大型チーム桐一、いよいよ初戦

第92回全国高校サッカー選手権群馬県大会で、プリンス関東優勝の前橋育英を完封し、二年ぶり二回目の選手権出場を決めた桐一。特徴はその圧倒的な高さ。チームの多くの選手が180センチ超の大型チーム。県高校サッカー史上、あるいは全国高校サッカー史上でもここまで大型のチームはなかったのではないかと思われる位の超大型チーム。空中戦やセットプレーでは絶対的な強さを持つ。また、(日本代表の細貝や青木剛、青木拓矢らを輩出した)FC前橋ジュニア時代から一緒にプレーしている選手が多く、テクニック、連携も抜群。今季公式戦PK以外で高体連チームには負けなかった前橋育英に唯一土をつけた桐一。群馬県勢初の全国制覇に期待がかかる。

2014.01.02

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タイガー軍団５点圧勝！！

第９１回全国高校サッカー選手権大会１回戦、宮古（沖縄）と対戦した群馬代表前橋育英は、MF外山の２得点などで５－０と圧勝した。ワイドに展開する攻撃と、左サイド外山の高速ドリブル、ボランチ小川の弾丸ミドル等、圧倒的な攻撃力を見せ付けた。終盤、GKのキャッチングミスから１点こそ失ったものの、全体的にはまずますの出来だった。次の相手は４年前の準決勝で敗れた鹿児島城西。当時は序盤から３－１とリードしながら、規格外FW大迫（鹿島）を中心とする攻撃陣にやられ、３－５とまさかの逆転負けを喫した。今回、相手チームに大迫はいない。何としてもリベンジしたいところである。

2013.01.02

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タイガー軍団、2年ぶりの選手権

第91回全国高校サッカー選手権大会1回戦、2年ぶり登場の前橋育英が宮古（沖縄）と対戦する。昨年度県大会決勝では、２－０と桐生第一をリードし、5年連続選手権出場濃厚、本大会でも優勝候補に挙げられるはずだったタイガー軍団だが、MF白石退場後、新潟入りが決まっていたＦＷ鈴木武蔵を中心とする桐一攻撃陣が息を吹き返し、まさかの３－２逆転負けで選手権出場を逃した。今年は見事そのリベンジを果たし、本大会でも活躍が期待される。スタメン中、2年生が大半を占める若いチームだが、関東プリンス一部後期では、川崎、横浜Ｍ等Ｊ傘下ユース含む強豪相手に4連勝、最終戦では（優勝のかかった）柏と引き分けるなど、まさにその勢いは止まらない。中盤には昨年インハイで4得点、ベスト8入りに大きく貢献した東京VJrユース出身MF外山を始め、広瀬、小川などが揃い、技術、支配力は正に全国トップレベル。県予選4試合連続ゴールを含む7得点のFW小口はゴール前の嗅覚に優れ、11年前の準々決勝で１－２の試合終了残り3分から2ゴールを決めて大分を沈めたFW相川（札幌ほか）に似た雰囲気を持つ。その他、U16日本代表レギュラーのMF鈴木等、控え選手も全国屈指のレベルを誇るタイガー軍団。まずは初戦をきっちりモノにし、頂点まで一気に上り詰めたい。

2012.12.31

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武蔵2戦連発！！桐一が初の全国ベスト8！

第80回全国高校サッカー選手権大会3回戦、奈良育英と対戦した桐一は序盤から技術で圧倒、エース鈴木武蔵を含む4人がゴールを決め、４－１で奈良育英を下し、選手権初のベスト8を決めた。序盤から力量の差は歴然だった。桐一14MF金田を中心とする流れるようなパスワーク、中盤の圧倒的な支配力、守備のプレッシングと1枚抜かれてもすぐに2枚、3枚と入るカバーリング、GK鯨井の素晴らしい反応、正確なフィード・・・全てが上手くいった試合だった。この日は囮としての武蔵の動きは圧巻で、相手は武蔵をマークせざるを得ないばかりに他が手薄になり、桐一が自由に攻めることができるという、正に桐一にとっては最高のゲームだった。次の相手はインハイベスト8の尚志（福島）。強力なチームだが、なんとか勝って3年前の前橋育英以来県勢3年ぶりのベスト4、桐一初の国立に進みたいところである。

2012.01.05

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武蔵爆発3連発！！桐一が初戦突破！！

第90回全国高校サッカー選手権大会1回戦、群馬代表桐生第一が大社（島根）を３－０で下し、選手権初出場初勝利を挙げた。J1新潟入りが内定しているU-18日本代表FW鈴木武蔵が前評判通りの実力を発揮し、ハットトリックを決めた。スピード、パワー、PA内でのテクニック等、全てが規格外の鈴木武蔵。県予選決勝で全国トップレベルタイガー軍団のDF陣をズタスタに切り裂いた突破力は健在だった。今年の桐一は武蔵だけでなく、テクニック溢れる中盤の支配力、DFのプレスも強力。プリンスリーグ関東で強豪ユースと互角に渡り合った力を全国でも発揮したい。

2012.01.03

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タイガー軍団、2年ぶりインハイベスト8！！

秋田で行われているインターハイサッカー。群馬代表の前橋育英は初戦で東邦（愛知）、2回戦で筑陽学園（福岡）、3回戦で四日市中央工（三重）をそれぞれ撃破し、2年ぶり2回目のベスト8進出を果たした。今年の育英は現時点で日本代表候補はいないものの、県予選全試合得点のFW外山や、昨年から活躍しているMF白石、松井など、個人技の高い選手が揃っている。今年は公式戦で天敵の市立船橋（千葉）を初めて破るなど、波に乗っている。準々決勝の相手は桐蔭学園（神奈川）。全国での実績は育英が圧倒しているものの、過去の対戦においては非常に分の悪い相手である。今季のプリンスリーグ関東1部でも1-2で惜敗した。ここまでの失点の多さは気になるものの、次の試合ではプリンスでのリベンジを果たし、タイガー軍団2年ぶり2回目の優勝に弾みをつけたい。

2011.08.01

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タイガー軍団、2戦連続4発圧勝！！

第89回高校サッカー選手権大会2回戦、北海道代表室蘭大谷と対戦した前橋育英は、エース小牟田の2試合連続ゴールなど、４－０で圧勝した。前半こそ室蘭大谷の固いディフェンスに苦戦したものの、ＭＦ白石の先制ゴールを皮切りに一気に勢いづき、終わってみればキャプテン小島のゴール含む４－０の圧勝劇だった。3回戦の相手は、優勝候補の流通経済柏（千葉）。共に優勝候補同士、練習試合も何度もこなしており、お互い手の内を知り尽くしている相手。今大会一番のヤマを乗り越え、2年ぶりのベスト8進出を期待したい。

2011.01.03

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タイガー軍団4発圧勝！！

第89回全国高校サッカー選手権大会1回戦、前橋育英ＶＳ神村学園（鹿児島）は、前橋育英が序盤から終始神村学園を圧倒。前半20分、MF湯川のスルーパスを受けたFW小牟田が、柔らかいトラップからゴール右隅へ叩き込み先制！このゴールを皮切りに勢いづいた育英は結局前半2点、後半2点を挙げ、鹿児島の強豪、神村学園の反撃を前半の1点に抑え、見事に快勝した。スピード、テクニック、フィジカル、ボール支配力、全てにおいて相手を圧倒したタイガー軍団。特にU19日本代表のＭＦ小島、湯川のダブルボランチや、長身を生かしたポストに再三見せるドリブル突破、優れた足元のテクニック等、才能の片鱗を見せつけた小牟田は秀逸だった。2回戦の相手は北海道代表、室蘭大谷。コンサドーレ札幌入りが内定しているＤＦ櫛引を中心に強力ディフェンスを誇る。タイガー軍団お得意のパスワーク、突破力を生かし、室蘭ディフェンスを打ち破ることを期待したい。

2011.01.02

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タイガー軍団、初戦の相手は神村学園（鹿児島）

第89回全国高校サッカー選手権大会、県予選では14得点1失点、決勝ではインハイ予選で敗れた桐生一を３－０と破って6年連続15回目の出場を決めた前橋育英は、選手権1回戦で鹿児島代表の神村学園と対戦する。神村学園とは昨年のインハイ準々決勝でも対戦しており、その時は育英が２－１で勝利している。育英は勢いそのまま勝ち上がり、見事初の全国制覇を果たした。今年のチームは個々の能力では昨年より劣ると言われているものの、何といっても昨年のチームは全国優勝した“全国一”のチーム。多少劣るとは言っても全国トップレベルであることは変わらない。U19日本代表で浦和内定のMF小島がもちろん中心になるが、相方の湯川もかつてNTCに選抜された素晴らしい選手。この全国トップレベルのダブルボランチに加え、元U17日本代表の189cm長身FW小牟田、187chの長身CB川岸と速さのある北爪のCBコンビ、180ｃｍの反応鋭いGK牛越と、センターラインが非常に強固であり、安定している。また、サイドにも白石、戸内等、テクニック及びドリブルの優れた選手が揃っている。控えも含め、今年もタレント軍団は健在である。昨年はインハイを制して優勝候補筆頭に挙げられながら、香川西にまさかの初戦敗退を喫したタイガー軍団。その悔しさを見事晴らし、初の選手権優勝を期待したい。

2010.12.31

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自滅、過信!?・・・タイガー軍団まさかの初戦敗退

夏の全国高校総体（インターハイ）で初優勝、悲願の全国制覇を達成したタイガー軍団。選手権前もほぼ全メディアにおいて優勝候補筆頭とされていた。だが、夢の夏冬連覇は初戦で早くも潰えてしまった・・・。前回大会3回戦で下した香川西にまさかの敗退。香川西は前回も初戦でインハイ優勝の市立船橋を下しており、2年連続でインハイ王者を倒したことになる。組み合わせ抽選で初戦の相手が群馬代表と決まった瞬間から初戦に全てを賭け、リベンジに燃え、J2徳島の元監督をコーチとして迎えるなど、入念な準備をしてきた香川西。一方、U17W杯に小島が選出された関係で（実質それ以前から決まっていたが）、県予選はスーパーシード、準決勝からの登場となった前橋育英。夏が終わり、もう一度チームを鍛え直す時期に実戦経験が明らかに不足していたと言っては言い訳になるが、選手権前の真剣勝負の場は実質県予選準決勝の前商戦1試合しかなかった。選手権初戦ではもちろん初戦の緊張感、優勝候補筆頭としての周囲からのプレッシャー等もあるだろうが、何か動きがチグハグだった。この大会でも注目されていたU17W杯日本代表のMF小島、インハイ得点王でU18日本代表候補でもあるFW西澤を始め、多数の代表候補を揃える全国トップレベルの前橋育英と、クラブユース出身者もいるとはいえ、大半は普通の高校生チームの香川西。個々の能力においてはリーガ・エスパニョーラとJFL、もしくは地域リーグぐらいの差はあったかもしれない。しかし連携力、チームプレーが大きな役割を占めるサッカー。今大会終了後の日本高校選抜でも監督を務めることが決定している、香川西・大浦監督の素晴らしい指導力、分析力による徹底されたカウンター戦術が見事にハマり、個々の能力では大きく上回る育英のミス、焦りを誘って見事金星を挙げた香川西。育英イレブンは夏を制したことで自信を得たことは確かであるが、MF小島の試合後のインタビューにもあるように、それが過信に変わっていたとしたら、育英を十分に研究してきた香川西に負けることも想定の範囲内であったのかもしれない。育英は今期の県大会を除く高校相手の公式戦では、プリンスリーグと日程が重なり主力の出場していなかった関東大会を除けば、プリンスリーグで引き分けた矢板中央戦以外は9勝0敗1分けという素晴らしい成績を残した。今期は唯一の一敗が選手権初戦という、皮肉な結果になってしまった・・・。初戦の、しかも前半に全てを賭けてきた香川西。後半は育英の猛攻撃に防戦一方であり、なんとか勝利した試合後は燃え尽き、3回戦の山梨学院戦ではほぼ何も出来ずに敗退した事実。育英は連戦を想定していたとはいえ、力関係も考慮すると決して負けてはいけない相手であったことは確かである。今期はインハイ優勝で取材攻勢も一層凄まじいものになり、選手権予選展望号では育英の主力選手達が表紙を飾るなど、多くのメディアで育英特集が組まれた。もちろん、夏の優勝で確固たる自信が生まれ、満足してしまったというわけではないだろう。が、対高校勢無敗ということもあり、リードされてもまさかこの相手に負けるわけがないというような過信がどこかに生じてしまったこともこともまた否めない事実であるのかもしれない。試合は負けてしまったが、途中出場のU17日本代表候補のFW小牟田が反撃の狼煙を上げるゴールを挙げたほか、再三得点に絡むプレーや、３、４人に囲まれても簡単にかわすプレーなど、才能の片鱗を見せ付け、来季に期待を抱かせるパフォーマンスを披露してくれたことは、まさに敗戦の中における一筋の光明であった。同じく途中出場のMF湯川（U16NTC）についても同様である。タイガー軍団新チームは新人戦等を経て、プリンスリーグは2部からのスタートとなる。来季も素晴らしい人材が揃い、インハイV2も決して夢ではない。まずはプリンス2部をダントツで制し、早々に1部復帰を決め、総体、高円宮杯、選手権でも良い成績を収めて欲しいものである。

2010.01.04

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タイガー軍団、全国２冠へ好発進！ＦＷ皆川の一発で宿敵前商に完封勝利！！

８月に行われたインターハイサッカーで悲願の全国制覇を達成した前橋育英。夏冬連覇を狙うタイガー軍団は、U-17W杯日本代表に選出され大活躍したＭＦ小島の関係で、選手権予選はスーパーシード、準決勝からの登場となった。初戦は長年のライバルである前橋商。初戦からかなり厳しい組み合わせ。しかも相手は何戦もこなし、この日のためにコンディションを整えてきた前商。例年、前商が育英戦では実力以上の力を発揮することはよく知られている。高校全国２冠を前に落とし穴があるとしたらまさにこの前商戦であった。５年前、細貝（浦和）、青山（清水）、吉澤（元新潟）、後藤、伊藤（草津）らを擁してインハイでベスト４に入った育英は、選手権予選準決勝でＰＫ戦の末前商に敗れた苦い経験がある。前商はこの試合、予想通り激しく攻め込んできたが、先制したのは育英。前半早々のＦＷ皆川のゴールで育英が１－０と試合をリードした。１点ビハインドでとにかく攻めるしかない前商。例年の如く、凄まじい攻撃で育英ゾーンに攻め入る前商だが、王者育英は動じず、多くの経験を積んできたＣＢ小山、代田を中心に守りきる。決勝進出のためには、無理をせずとにかく勝てば良いだけの育英。無理せず前半の１点を守り切り、見事県予選５年連続の決勝進出を決めた。準決勝第二試合は、元日本代表で前浦和レッズ社長でもあった藤口光紀氏や、元日本代表の小島伸幸氏の母校で、選手権ベスト４に入ったこともある古豪、新島学園と、テレ東の超人気アナウンサー、相内優香アナの母校であり、数年前に共学化されるやいなや、急激に力をつけてきた共愛学園との対戦。ここ数年来、県大会上位常連だった桐生一、高崎経大附、伊勢崎商等の名がないのは意外である。試合は共愛学園の猛攻を、準々決勝で桐一の攻撃力をも凌ぎ切った新島学園が自慢の守備力で抑えるという形になり、０－０のまま試合終了。ＰＫ戦の末、新島学園がなんと３１年ぶりとなる決勝進出を果たした。決勝カードは育英ＶＳ新島。全ての面において全国王者の育英の優位は変わらない。但し、４年前の伏兵にまさかの敗退という事例もあり、油断は禁物である。とにかく焦ることなく早いうちに点を入れれば完全な育英ペースの試合となるだろう。新島はいかに育英の全国トップレベルの攻撃を凌ぎ切り、全国トップレベルの守備を切り裂くか。とにかく耐え抜くことが必要だろう。全国２冠、夏冬連覇へ向け、絶対に負けられないタイガー軍団。決勝でも育英のサッカーをして、全国大会に備えたいところである。

2009.12.05

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U17W杯、前橋育英MF14小島が2戦連続スタメンフル出場で意地の一発！！

ナイジェリアで行われているU17W杯。夏のインターハイで前橋育英を悲願の初優勝に導いた立役者の一人である、U17日本代表MF14小島秀人が初戦のブラジル戦に続き、スイス戦でもスタメンフル出場を果たした。小島は初戦のブラジル戦同様、守備面では多くの相手に寄せられても全く動じることのない、中盤での体を張った守備と惜しみないプレスを披露。攻撃面では何度も効果的な縦パスを出し、スイスに４－２と逆転を許した後半ロスタイムに意地の一発を決めた。まだ2年生ながら、タレント揃いのタイガー軍団にあって、献身的な守備と卓越した攻撃センスで育英サッカーの屋台骨を支えるスーパーボランチ。試合には負けたが、多くのJスカウトが驚愕した逸材の中の逸材が遂に世界の大舞台で才能の片鱗を見せつけた。チームの決勝T進出は厳しくなったものの、次の試合では何とか勝ち点を獲り、次へと繋がる戦いをして欲しいものである。

2009.10.27

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タイガー軍団、無敗で2年連続高円宮杯決勝Ｔ進出！！　

高円宮杯全日本ユース1次ラウンド最終節。札幌ユース、神戸ユースというそれぞれ各地区トップのユース勢相手に２引き分けで終えた前橋育英。決勝Ｔ進出は第3節の横浜Ｆマリノスユース戦の結果に委ねられることとなった。この日も宿敵マリノス相手にエース西澤のゴールで先制したものの、後半開始早々までに逆転を許してしまった育英。しかし、レギュラーが固定され、インハイ優勝を経て生まれ変わった今年のタイガー軍団は過去2戦同様、ユース相手に粘り強さを見せ、三浦のPKで同点に追いつき、そのまま試合終了。この結果、1次ラウンドは強豪ユース相手に負けなしの3引き分け、勝ち点3の3位抜けで2年連続決勝Ｔ（ラウンド16）進出を果たした。次の相手はまたもユースの強豪、三菱養和。プリンスリーグでは2-4で苦杯を舐めさせられた相手である。これまで以上に厳しい戦いが予想されるが、何とかプリンスリーグでの雪辱を果たし、2年連続ベスト8、それ以上を目指したいところである。

2009.09.23

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タイガー軍団、執念のドロー！！

インターハイサッカーで悲願の全国制覇を達成した前橋育英は、勢いそのままに高円宮杯全日本ユースに臨み、地元群馬でプリンス北海道王者札幌U-18と対戦した。育英は後半までに1-3とリードされるが、執念の猛反撃で終了間際に遂に3-3の同点に追いつき、貴重な勝ち点1を手にした。プリンスリーグ関東で高校勢には無敗もまさかの2部降格と、クラブユース勢に屈辱を味あわされ、その雪辱を誓い全日本ユースに臨んだタイガー軍団。次節の相手はプリンス関西王者の神戸ユース。グループＥに組み込まれた育英は札幌、神戸、横浜と、強豪ユースとの試合が続くが、去年の高円宮杯ベスト8越えを達成するために、まずは決勝Ｔ進出を果たしたい。

2009.09.13

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上州の一番星、遂に初戴冠！関東の虎、タイガー軍団前橋育英が悲願の全国制覇！！

全国高校総体「2009近畿まほろば総体」サッカー決勝が行われ、前橋育英が米子北（鳥取）を２－０で破り、悲願の全国制覇を達成した。育英はこの日もエース西沢が大活躍。勝利を決定づける2点目をヘッドで決め、チームを初優勝に導くとともに、大会得点王をも自らの手に引き寄せた。これまで毎年のように全国屈指のタレントを擁し、毎回のように優勝候補と言われながら何度もベスト4で涙を飲んできたタイガー軍団。前日の勝利で遂にその壁を破り、勢いそのままに一気に頂点まで駆け上がった。今後は全日本ユース、選手権と続き、夢の3冠に期待がかかる。ブロンズコレクターを返上、ゴールドメダリスト常連としてのタイガー軍団に期待したい。

2009.08.09

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タイガー軍団、全国大会初の決勝進出！

全国高校総体、2009近畿まほろば国体サッカー準決勝が7日、行われ、群馬代表の前橋育英が、大津（熊本）をエース西澤の一発により１－０で下し、全国大会初の決勝進出を決めたと共に、自力での高円宮杯全日本ユース出場も決めた。今大会は清水商に４－１、神村学園に２－１など、強豪校に快勝。他校を圧倒的に上回るフィジカルの強さとスピード、テクニックを生かし、危なげない試合運びで順当に勝ち上がり、過去何度も跳ね返されてきた全国ベスト4の壁を遂に破ったタイガー軍団。今シーズンはまさかのプリンス2部落ちが決定するなど屈辱を味わったものの、公式戦において高校勢には未だ負け無し。U18代表候補の西澤、皆川、木村、U17代表候補の小島、小牟田、上星、日本高校選抜の中美など、質量共に全国トップのタレントを誇る。彼らをはじめ選手権ベスト4を経験したメンバーが数多く残っているのは非常に大きい。また、レギュラークラス以外でも、他校に行けば間違いなく中心選手になれる選手が多数いるなど、層の厚さも相当なものである。悲願の全国制覇まであと1勝となったタイガー軍団。自分たちのサッカーを貫き通し、何とか初の全国制覇を達成して欲しいものである。

2009.08.08

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前橋育英から大会優秀選手6人！！タイガー軍団復活の狼煙！

第87回全国高校サッカー選手権大会準決勝、悲願の決勝進出に王手をかけた前橋育英だったが、超高校級ストライカー大迫勇擁する鹿児島城西に5-3で逆転負けを喫し、4度目の挑戦でまたも涙を呑んだ。今回こそは優勝を狙えるチームだったが、またも高い壁に跳ね返されてしまった。しかし、ここ数年の低迷から考えるとベスト4は上出来といえる。優秀選手に選ばれたのは、元U-15日本代表笛田、炎のキャプテン米田、スーパーボランチ六平、パワフルシューター中美、育英の10番佐藤、スピードスター西澤の6人。優秀選手に選ばれた人数は、優勝した広島皆実と同数の6人であり、この数からも育英がいかに素晴らしいチームだったかがわかる。特に中盤の4人が全員選出された事は評価に値する。全試合を通して完全に試合を支配していた事実が認められた形となった。今大会で悲願の初優勝はならなかったものの、2年生のスタメン6人に加え、U-17日本代表の小島、187cm大型ストライカーの小牟田など、新チームにも全国トップレベルの好素材がひしめくタイガー軍団。前橋育英の美しく華麗なパスサッカーが全国にお披露目されたことで、今後更に好素材が集まることも予想される。タイガー軍団の今後の新たな飛躍に期待したい。

2009.01.17

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頂点まであと2つ！！殊勲のミノリ！タイガー軍団、7年ぶり4回目のベスト4入り！

第87回全国高校サッカー選手権大会で7年ぶりにベスト8進出した前橋育英。準々決勝の相手はこれまで2試合で14得点と圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた国学院久我山。だが、育英は久我山に今シーズン2戦2勝と非常に相性の良い相手である。試合は序盤、久我山の選手の顔面キックにより育英のFW皆川が鼻から出血したり、PA近くまでトップスピードでドリブル突破を仕掛けたMF六平が足にタックルされ倒されるなど、マスコミにより広められ（ようとし）てきた久我山の「美しいサッカー」とは正反対の「ダーティーサッカー」に苦しめられた育英。将来有望なこの育英の2選手に対し、一歩間違えれば選手生命の危機とさえなりかねない危険なプレーであった。試合はシュート数25本VS5本が物語るように、久我山の度重なる強引なファールにも負けず終始育英が圧倒。後半15分にMF六平からのパスを見事得点に結びつけたMF佐藤穣のゴールが決勝点となり、育英が1-0で久我山を下し、初戦から4試合連続完封勝利！7年ぶり4回目のベスト4進出を決めた。悲願の初優勝まであと2つとなったタイガー軍団。次の相手は今大会最大の強敵、大迫勇擁する鹿児島城西。今シーズンの育英は宮城スタジアムカップで2-1と城西に勝利、高円宮杯全日本ユース予選リーグではGK志村の負傷もあり、後半ロスタイムのゴールで惜しくも4-5で敗れている。（全日本ユースでは両校とも決勝Tに進出し、ベスト8進出を果たしている。）その後両校とも当時とはメンバー構成等が変わっており、フルスタメンで勝負するのは今回が初めてである。強敵だが、今まで通りの育英のサッカーを貫き通し、初の決勝進出を期待したい。

2009.01.10

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強く！激しく！美しく！タイガー軍団、7年ぶり5回目のベスト8進出！

第87回全国高校サッカー選手権大会3回戦。相手は前日に市船を破った香川西。市船を破ったということで苦戦も予想されたが、蓋を開けてみれば点差以上に育英の圧倒的勝利。前半11分に相手のパスミスをインターセプトして相手PAを突破しようとしたMF六平が倒されてPK。これを六平が決めて先制。育英がこの1点を守りきり、見事7年ぶり5回目のベスト8入りを決めた。点差こそ1点差だったが、内容は終始育英が圧倒。相手のJ1川崎内定の注目MF登里が前日の市船戦で負傷したこともあり精彩を欠き、途中交代したこともあったが、それを差し引いてもこれまで同様に技術、スピード、フィジカル、戦術全ての面で育英が大きく上回っていたのは明らかであり、ピンチは後半ロスタイムのあわや同点という場面だけであった。3試合連続完封勝利。相手を圧倒し続ける強いタイガー軍団が帰ってきた。準々決勝の相手は国学院久我山。インターハイ2回戦では育英が2-1で勝利しているものの、今大会の国学院久我山は2試合連続7得点と、凄まじい攻撃力を誇る。侮れない相手だが、今まで通り育英のサッカーを貫き、7年ぶりのベスト4進出を期待したい。

2009.01.05

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タイガー軍団圧巻の勝利！2試合連続完封勝ちでベスト16入り！！

第87回全国高校サッカー選手権大会2回戦。相手は初出場の武蔵工大二（長野）。育英は序盤からスピードとテクニックで武蔵工大二を圧倒。出来の良くなかった1回戦とは打って変わり、中央突破、サイド攻撃、ポジションチェンジを再三繰り返し、序盤から相手に付け入る隙を与えない。相手にボールが渡ってもフィジカルの強さを生かしつつ、上手く体を使ってボールを掠め取る。セカンドボールも確実に拾うなど、相手の一瞬のミスも見逃さないタイガー軍団。前半17分には待ってましたのエースFW13西澤が待望の今大会初ゴール！ループ気味に放たれた見事なシュートだった。29分には右サイドを突破したMF10佐藤からのクロスがゴール正面にいたフリーのMF20中美に渡り、そのままシュート！タイガー軍団が前半のうちに2点のリードを奪う。育英は風下ながら後半に入っても手を抜くことなく攻め続け、12分、MF6笛田のクロスにMF米田が頭で合わせとどめの3点目！これで勝負は決した。育英は後半35分以降は余力を残しつつ、無理に攻めることなくボールを回し続けて時間稼ぎに徹した。187cm大型1年生FW小牟田やU-16日本代表候補MF小島が途中出場、高いパフォーマンスを見せつけた。2試合連続の完封勝ち。この日も攻守に相手を圧倒したタイガー軍団。次の相手は育英がリベンジを果たしたかった市船を破った香川西。侮れない相手だが、この日のような育英本来のサッカーを貫くことで快勝し、7年ぶりの選手権ベスト8を決めたいところである。

2009.01.03

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ダブルボランチ大活躍！タイガー軍団快勝！！頂点へ一歩前進！

第87回全国高校サッカー選手権大会1回戦。初の頂点を狙う前橋育英は初出場の京都橘と対戦した。育英は前半3分、華麗なパス回しから、炎のキャプテンMF14米田が抜け出しそのままシュート！これが決まって前半早々育英がリードを奪う。育英は得意の中央突破で序盤から京都橘を圧倒。個人技、フィジカル、球際の強さ、スピード等全ての面で京都橘を上回っていた。サイド攻撃はほとんどなく、正面から真っ向勝負のゴリ押しサッカー。所々小さなミスが見られたものの、危ない場面は皆無に等しく、守備面においてもGK志村を含む最終ラインは予想以上に安定していた。後半に入ると前半から育英のスピードと強力プレスに対処するのが精一杯だった京都橘に足を攣る選手が出始め、後半29分にはまたも育英の綺麗なパスワークからMF7六平が抜け出して決定的な2点目を決める。結局最後まで京都橘を圧倒した育英が2年連続初戦突破を果たした。本来はもっと点が入ってもおかしくない試合だったが、大事な初戦、ある時間帯から無理をしない育英の試合運びの意図が見て取れた。米田、六平のダブルボランチが攻守に光った試合だった。県大会決勝同様、勝っても笑顔なく、浮かれることのないタイガー軍団。2回戦の相手は長野代表の武蔵工大二。初戦をPKで勝って勢いに乗るチームだが、育英本来のサッカーを貫き通して快勝したい。

2009.01.01

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タイガー軍団、いよいよ初戦！

第87回全国高校サッカー選手権大会がいよいよ開幕。群馬代表の前橋育英は31日の初戦で、京都代表の京都橘と対戦する。初出場の京都橘だが、京都JY出身メンバーを多数揃えるなど、決して油断の出来ない相手である。京都勢が6年連続初戦敗退中というのも気にかかる。が、昨年度のインターハイ、群馬代表の桐生第一が京都橘と対戦し、３－１で全国初勝利を飾った相手である。メンバーが違うとはいえ、今年の選手権予選決勝で桐一に快勝した育英が負けるわけにはいかない。そして、順当にいけば3回戦で対戦することが予想される天敵、市船戦までは絶対に負けるわけにはいかないのである。これまでの選手権で、育英は市船に２戦２敗である。９６年度選手権では大島秀夫（横浜）を擁して初のベスト８入りを果たした育英だったが、準々決勝で先制しながら北嶋秀朗（柏）擁する市船に終了間際のゴールで敗れた。９９年度準決勝では、互いにU-18日本代表を５人ずつ揃えたチーム同士の戦いだったが、前後半決着つかず０－０の末、PK戦で惜しくも敗れ、初優勝を逃している。三度目の正直。今回はこれまでのリベンジを果たす最大のチャンスともいえる。１年次からレギュラーを張る選手を多数揃え、個人技に加え経験豊富なタイガー軍団。今年度は強豪ユースチームを次々破り、見事全日本ユースベスト８の成績を残した。まずは初戦を快勝し、悲願の初優勝へ向け弾みをつけたい。

2008.12.31

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タイガー軍団、4発逆転！！3年連続14回目の選手権出場！

第87回全国高校サッカー選手権大会決勝が9日に行われ、前橋育英が４－２で桐生一に逆転勝ちし、見事3年連続14回目の選手権出場を決めた。育英は序盤から圧倒的にボールを支配するものの、度々桐一のカウンターに遭い、危ない場面を作り出すもなんとか凌ぎ切る。そしてこのまま引き分けで前半終了かと思われたその時、ゴール前のこぼれ球を桐一の元U-14日本代表FW糸井に押し込まれ、リードを許したまま前半を終了する。しかし先制されても決して慌てないのが今年の育英。今年の育英はこのような状況を数多く経験、修羅場を潜り抜け、打ち合いには絶対的な自信を持つ。予想通り、後半に入ると育英の個人技はますます冴え、大型ストライカー皆川、スピードスター西澤のゴールであっという間に逆転！同点に追いつかれるも、テクニック抜群の“ミノリーニョ”ことMF10佐藤穣のゴールで桐一を再びリードし、最後は炎のキャプテン米田のゴールで勝負を決めた。先制されたものの、シュート数21対8が物語るように、圧倒的に試合を支配したタイガー軍団。だが、試合後の彼らに笑顔はなかった。今年の育英はリードされても決して諦めず、スピードと個人技全開の怒涛の攻撃で何度も逆転勝ちを収めるなど、例年以上の勝負強さが特徴である。米田、佐藤、笛田、西澤、田中、志村など1年時からレギュラーを張る選手を多数揃え、全日本ユースベスト8入りなど実績も十分であり、選手権では当然ながら東の横綱、優勝候補の一角に挙がる。今年こそ悲願の全国制覇を期待したい。

2008.11.15

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タイガー軍団、V3までM1！

第87回全国高校サッカー選手権大会群馬県大会準決勝が2日に行われ、前橋育英と桐生第一が決勝に駒を進めた。育英は宿敵前商とのおなじみライバル対決。前半から前商の闘志むき出しの気迫に押され気味だった育英だが、後半、スルーパスを受けた主将米田がそのまま決めて先制！これが決勝点となり、育英が前商の怒涛の攻撃に耐え、見事に決勝進出を決めた。桐一－高経附戦は、高経附が先制するものの、桐一が追い付き、終了間際の逆転ゴールで初の選手権予選決勝進出を決めた。決勝カードは育英VS桐一となった。下馬評は今年もタレント揃いで全日本ユースベスト8の育英が圧倒的有利であるものの、FW糸井を中心とする桐一の攻撃は侮れない。強豪クラブのFC前橋出身選手が多いことも大きなポイント。育英はかつてインハイ予選で桐一に敗れたこともあり、決して油断の出来ない相手である。悲願の全国制覇のためにここで負けるわけにはいかないタイガー軍団。全日本ユースでみせた勝負強さをここでも発揮し、3年連続選手権出場なるか？いずれにせよ見逃せない一戦となったことは確かである。

2008.11.08

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前橋育英、王者FC東京に惜敗も堂々のベスト8！

高円宮杯第19回全日本ユースサッカー選手権大会準々決勝で、クラブユース選手権王者のFC東京U-18と対戦したタイガー軍団。結果は1－3の完敗。しかしながら繰り上げ出場からの全日本ユースベスト8入りは大いに評価できる。今大会でベスト8に入った高校勢は前橋育英を含め3校のみ。選手権では間違いなく優勝候補の一角に挙げられる。選手も試合毎に成長しており、今度はDFを鍛えて選手権では是非とも悲願の初優勝を目指して欲しいところ。

2008.09.28

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タイガー軍団、終盤逆転で見事ベスト8入り！！

高円宮杯全日本ユース選手権決勝T1回戦。相手は強豪札幌ユース。前半に先制を許して迎えた後半22分、158cmFW森のゴールで同点、さらに終了間際の後半42分、前橋育英の10番を背負うMF佐藤穣がドリブル突破からPKを獲得、自ら決めて遂に2－1と逆転！そのまま逃げ切り、育英が全日本ユース初のベスト8進出を果たした。準々決勝の相手はクラセン覇者のFC東京U-18。プリンスリーグ最終戦では後半先制しながらも立て続けに得点を許し逆転負けを喫した相手である。なんとかリベンジを果たし、ベスト4進出を決めたい。

2008.09.22

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米田の劇的ロスタイム勝ち越し弾！タイガー軍団が辛くも決勝T進出！！

高円宮杯第19回全日本ユースサッカー選手権大会1次ラウンド最終戦。前回、鹿児島城西と激しい打ち合いの末に1点差で敗れ、決勝T進出のためには新潟ユース戦に勝つしかなかったタイガー軍団。幸先よく先制したものの同点に追いつかれた育英はロスタイム、左からの折り返しをゴール前で合わせたキャプテン米田が値千金の決勝弾！タイガー軍団が2－1で勝利し、辛くもグループ3位で決勝T進出を決めた。決勝T1回戦の相手は札幌ユース。なんとか勝利して初の全日本ユースベスト8に進みたいところである。

2008.09.21

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全日本ユース、タイガー軍団が好発進！！

高円宮杯第19回全日本ユースサッカー選手権大会が7日に開幕。3年ぶりに出場の前橋育英がCグループの試合会場となる地元前橋に登場。まずは大事な1次ラウンド初戦を四国の強豪、愛媛FCと戦った。育英は前半8分、右CKからのこぼれ球を、詰めていたDF7代田が右足で決め先制！幸先の良いスタートを切った。育英は15分、右サイドを上がったDF6笛田がゴール前にクロス、これをMF20中美が右足で合わせてシュート！育英が早くも2点を先制。楽勝ムードの気配さえも漂ったが、31分に愛媛にゴールを許し、結局2－1で折り返す。後半になってなかなか追加点を決められない育英は73分、愛媛に同点弾を許し、まさかの展開に・・・。引き分け濃厚と思われた後半ロスタイム、育英はキャプテンMF14米田のパスを受けたDF6笛田が右サイド深々と切れ込んでゴール前にクロス、これを途中出場DF3田中がヘッドで合わせ育英が勝ち越し！劇的なロスタイムゴールでタイガー軍団が地元で見事3年ぶりの初戦を飾った。昨年度の選手権予選、本大会を思わせる劇的な試合。この試合で勝利の立役者となったのは1年生からレギュラーとして出場しているDF6笛田。これまでの真剣勝負で培われてきた経験に裏打ちされた右サイドからの鋭い突破と正確なクロスが土壇場でチームを救った。次の相手は鹿児島城西。初戦では新潟ユースに完敗しているだけにもう後がなく、育英戦は背水の陣となることから、激しい戦いが予想される。九州の新鋭ながらここ数年は九州でもトップクラスの強さを誇り、世代別日本代表を輩出するなど個人能力の高い選手も多く、油断はできない。先月の宮城スタジアムカップでは育英が勝利しているだけに、この試合も勝って3年ぶりの決勝T進出を決めたいところである。

2008.09.13

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宮城スタジアムカップで前橋育英が3年ぶり2回目の優勝！

8月16日～19日まで宮城で行われていた第5回宮城スタジアムカップで、前橋育英が見事3年ぶり2回目の優勝を果たした。G大阪ユース、浦和ユース、広島ユース、流経大柏、青森山田、野洲、藤枝東、星稜、作陽など全国屈指の強豪が集うこの大会、前橋育英は予選リーグでG大阪、鹿児島城西、仙台商に快勝し1位で予選突破。決勝T（1位トーナメント）では初戦で青森山田を5－1で破り、決勝ではインハイでも快勝した野洲（滋賀）相手に2－0と再び快勝。見事に3年ぶり2回目の優勝を果たした。これで野洲相手には国体も含め3勝負けなしとなった。完全優勝を果たしたタイガー軍団。この勢いを来月から始まる全日本ユースに繋げたいところである。

2008.08.24

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全日本ユース、前橋育英は予選B組

9月7日から始まる高円宮杯全日本ユース選手権の組み合わせ抽選が11日行われ、前橋育英は地元前橋開催で愛媛ユース、新潟ユース、鹿児島城西と同じ予選B組に入った。地元開催プラス相手との実力差を考慮すると予選突破は最低条件。今年は何としてもベスト8以上を狙いたいところ。

2008.08.17

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前橋育英の全日本ユース出場が決定！

プリンスリーグでは7位、インターハイでは3回戦敗退に終わり、高円宮杯全日本ユースへの自力出場が叶わなかった前橋育英だが、インターハイで流通経大柏（千葉）が決勝進出（優勝）したことにより、繰り上げで前橋育英の高円宮杯出場が決まった。高円宮杯は3年ぶりの出場であり、前回は田中亜土夢（新潟）らを擁して予選リーグを圧倒的な強さで突破、決勝Tでは惜しくも鹿児島実に0－1で敗れたものの、ユース年代最高峰の大会で見事ベスト16入りを果たした。今回は地元前橋（敷島）が予選リーグ会場になってから初の出場となる。地元で試合ができれば調整等様々な面で有利となり、上位進出も期待できる。万全の態勢で臨むために、まずは怪我人の回復が第一であろう。

2008.08.05

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タイガー軍団、接戦制してベスト16入り！

インターハイサッカー2回戦、国学院久我山（東京）と対戦した前橋育英は、エース西澤の2試合連続ゴールなど前半に挙げた2得点を守りきり、2－1で勝利。この大会4年ぶりのベスト16入りを決めた。

2008.07.31

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タイガー軍団、野洲を撃破！！

埼玉で開催されている08全国高校総体サッカー。29日に行われた1回戦で前橋育英が野洲（滋賀）に3－2で競り勝ち、まずは初戦を突破した。1回戦最大の注目カードと言われたこの試合。育英は前半、エース西澤の2ゴールなどで3－1とリードを奪い、後半になっても野洲の反撃を1点に抑え、見事に勝利した。この試合、勝利の立役者は何といっても先制、ダメ押しで勝負を決めたFW西澤。1年生だった昨年度の選手権初戦で全国デビューするや否や奈良育英相手に2得点を奪い、今年度のプリンスリーグ関東1部でも並み居る強豪相手に6得点で得点ランク5位に入った。上背はそれほどないものの、裏への飛び出し（スピード）とゴール前の嗅覚はおそらくこの年代トップレベル。大舞台に強く、01年の相川（札幌－岐阜）、05年の反町（早大）以来久々に現れた待望の大物ストライカーである。小学生時代に全国制覇を経験しているのも大きい。もちろん西澤以外にも米田、佐藤、笛田、六平、田中、志村など、タレント性に加え1年生から多くの真剣勝負を戦ってきた選手が揃う経験豊富な今年のチーム。プリンスリーグ関東1部では全国一レベルが高いと言われる関東のユース、高校勢相手に序盤は苦戦したものの、徐々に調子を取り戻し、経験を力に変え、なんとか高円宮杯出場の可能性が残る順位に留まった。できればこの大会で決勝に残り、自力で高円宮杯出場を決めたいところである。

2008.07.30

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タイガー軍団圧勝！～プリンスリーグ第7節～

プリンスリーグU-18関東2008 1部リーグ第7節が11日行われ、前橋育英が桐光学園に４－０と圧勝！桐光戦相性の良さを見事発揮し、ユース勢が上位を占める中、順位を7位に上げた。この試合ではエース西澤が今季4得点目を決めるなど攻撃陣が大爆発！守ってはプリンス得点王の瀬沼を始めとする桐光攻撃陣を完封するなど文句の付けようのない試合だった。序盤こそ怪我人の影響もあって不安定だったタイガー軍団だが、ここ最近は本来の調子を取り戻し、マリノスには惜しくも０－１で敗れたものの、レッズに引き分け、ベルマーレ、三菱養和、桐光に快勝するなど素晴らしいパフォーマンスを見せている。次節は毎回一進一退の攻防を繰り広げている東京V戦。中断前のこの一戦がプリンス1部残留及び全日本ユース出場のカギを握っていると言っても過言ではない。また、育英は同日行われた県総体サッカー（関東大会予選）で見事優勝。プリンスリーグと日程が被っていたため控え組出場ながら相変わらずの層の厚さを見せつけた。

2008.05.11

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プリンスリーグ関東群馬第三代表は桐一に決定！

平成19年度群馬県高等学校サッカー新人大会　兼ＧＵＮＭＡユースサッカーリーグ２００７(プリンスリーグ関東群馬第三代表決定戦)は17日、大会最終日を迎えた。既にプリンス1部残留が決まっている前橋育英、2部残留が決まっている前橋商と参入決定戦進出を決めた桐生第一、高崎の4校でリーグ戦を行い、桐一と高崎の2チームのうち勝ち点の多い方がプリンスリーグ進出を決めるというもの。1日目は桐一が育英に０－１と敗れ、高崎が前商に０－０で引き分け勝ち点１をゲット。2日目は桐一が前商に、高崎が育英にそれぞれ勝利し、結果は最終日の直接対決に委ねられた。そして運命の3日目。前半は高崎が１－０とリードしたまま折り返すが、後半は桐一が怒涛の攻撃で一挙に3点を奪い返して見事な逆転勝利。桐一が県新人戦初優勝を飾ると共に悲願のプリンスリーグ初出場を決めた。昨年はインハイ2回目の出場で全国初勝利を達成するなど、既に育英、前商を脅かす存在にもなっている桐一。選手個々の潜在能力が高いため、関東の強豪相手にどれだけやれるか楽しみである。県下NO.1進学校で全国屈指の公立進学校でもある高崎だが、かつて選手権出場経験があり、97年度のインターハイでも全国ベスト８に入るなどサッカーにおいても優秀な実績を誇る（97インハイでは準々決勝で国見にPK負け）。今回は県内の強豪相手に健闘したものの、惜しくもプリンスリーグ進出はならなかった。だが、粘り強い守備と徹底された戦術は今後も他校の脅威となるであろう。1日目の高崎－前商戦では、高崎の粘り強い守備が目立った。特に18番の選手が中盤で前商の攻撃の芽を確実に摘み取り、勝ち点1奪取に大きく貢献した。前商では10番の選手が攻守の起点となり、優れたボディーバランスを生かして再三決定的なスルーパスを出すなど、さすが前商伝統の10番を受け継いだだけの格の違いを見せつけていたように思う。また、両チームともGKの判断の良さと危険を恐れない積極果敢な飛び出しが目立った。

2008.02.17

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タイガー軍団無念の敗退・・・カウンター一発に沈む！！

第86回全国高校サッカー選手権大会2回戦1回戦奈良育英との死闘を制したタイガー軍団。2回戦こそ本来の姿を取り戻したいところだったが・・・近大和歌山・川合監督が「向こうは日本のスター軍団、うちは和歌山の雑草軍団」と例えるほど、戦前予想は個人技に優れるタレント軍団前橋育英圧倒的有利が予想された。が、蓋を開けてみれば近大和歌山が序盤から徹底した早いプレスを仕掛け、前橋育英の個人技を封じる。近大和歌山の早いプレスの前に、育英は1回戦で見せたような早いパス回しをすることができない。本来のCBでゲームキャプテンでもある鈴木が先発した育英だったが、守備陣形が整わない前半早々、近大和歌山に先制点を許す。後半、その鈴木のゴールで同点に追いついた育英だったが、直後に鋭いカウンターから2点目を許し、ますます窮地に追い込まれる。その後個人技の高さを生かして何度も波状攻撃を繰り返し、近大和歌山をゴール前に釘付けにした育英だったが、廣瀬の決定的なシュートがバーに弾かれたり、ゴール前に固まったDFを崩すことが出来なかったりと、結局１－２でまさかの敗戦を喫した。U19日本代表MF青木、廣瀬を封じられ、ゴール前を固められても中央突破にこだわったことも敗因の一つではなかろうか。天皇杯では社会人チーム相手に1勝を挙げた近大和歌山の徹底されたカウンターと最後まで落ちない運動量は見事だった。育英の苦手とする前商のようなチームである。タレントを擁しながらまたも早々と姿を消したタイガー軍団。3回戦までにPK以外で負けたのはここ10年ほどはなかったはず。U16関東～静岡リーグで優勝した新チームの選手たちも旧チームに比べて能力的には引けを取らない。新チームはこの悔しさをバネに是非とも常勝軍団を目指して欲しいものである。

2008.01.03

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またも喜屋武聖矢が値千金決勝弾！タイガー軍団ロスタイム劇勝！！

第86回全国高校サッカー選手権大会1回戦注目の初戦の相手は、同い年で親交が深い監督同士の縁で毎年年に何度も練習試合を重ねている奈良育英。96年度の3回戦でも対戦しているが、この時は現在横浜Mのエースストライカーで今年J1日本人得点王となった大島秀夫率いる前橋育英がロスタイムに同点に追い着き、PK戦で勝利した。前橋育英初の全国ベスト8入りとなったこの試合は、その後の実績を見てもわかるように、まさに前橋育英の歴史を変える一戦となった。もつれること必至の育英対決。今年は個人技をはじめ総合力では圧倒的に前橋育英が優れるが、お互いに手の内を知り尽くしているだけに、予想外のゲームとなった。驚愕のテクニック・・・序盤から繋がりまくるダイレクトパス！高校年代トップレベルともいわれる個人技で奈良育英を翻弄するタレント軍団。中盤の青木を中心に何度もスルーパスが出され、決定的な場面を作り出す。前半13分、奈良育英がクリアしたボールが前橋育英1年生DF田中に渡り、田中がスルーパス、DFラインの一瞬の隙を突いて飛び出した1年生FW西澤がそのまま決めて前橋育英が先制！22分にもスルーパスに反応した笛田が走りこんで決め追加点！！試合内容から考えて早くもこれで勝負は決まりかと思われた。後半にも西澤が2点目を決め、まさに勝負ありかと思われたが、この日前橋育英不動のCBで高さも強さも兼ね備えたDF鈴木がベンチスタート。急遽ボランチの米田弟をCBにコンバートし、兄弟CBで臨んだこと、更に本来ボランチである米田が高い位置でボールを奪いに行く癖が裏目に出て、また1年生GK志村の緊張もあったのか、奈良育英に立て続けに3点入れられ、まさかの同点に追い着かれる。が、交代出場で入ったエース木原が喜屋武のパスを上手くゴールに叩き込んで再び前橋育英リード、これで本当に勝負あったかと思われた。しかし終了間際、奈良育英CKからDFがGK志村と競り合ってヘッドでゴールに叩き込み、またもまさかの同点・・・過去2回のPK戦突入、敗退が頭をよぎったロスタイム・・・2度あることは3度あるのか？3度目の正直か？またも終盤にドラマが待っていた。決して倒されることのない青木が粘ってボールキープし、喜屋武にスルーパス、これを喜屋武が技ありの一発！歓喜の瞬間！！苦しんだ前橋育英がまたも喜屋武の劇的決勝弾で県予選から合わせて3試合連続終盤に勝利をモノにした。ハラハラドキドキ育英劇場はどこまで続く！？2試合連続決勝弾の喜屋武、3試合連続ゴールのラッキーボーイ、1年生FW西澤、格の違いを見せ付けたU19日本代表MF青木と廣瀬、故障明けで途中出場、すぐに結果を出したエースストライカー木原、同じく怪我で途中出場ながら全力プレーを見せた鈴木、県予選同様に中盤で良い働きをした、俳優・六平直政氏の息子であるMF六平光成、鎖骨骨折明けながらこの日素晴らしい攻め上がりでゴールを決めた笛田、先制アシストの1年生SB田中、足に吸い付くようなドリブルで何度もチャンスを作ったMF佐藤穣、そして選手全員の優れた個人技など、見るべきものは沢山あった。今年のチームはタレント揃いであるだけではなく、勝負強さも持ち合わせている。また、G大阪Jrユース出身の米田兄弟を中心にとにかく明るい、華のあるチーム。苦しい試合、接戦をモノにしたことで、前橋育英悲願の初優勝に向けて今後ますます期待がかかる。

2008.01.01

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前橋育英MF青木拓矢のJ1大宮入団が内定！

J1大宮アルディージャは２５日、前橋育英MFでU-19日本代表の青木拓矢の入団内定を発表した。前橋育英からは３９人目のJリーガーとなる。青木は抜群の身体能力と優れたパスセンス、攻撃能力を併せ持つ高校ナンバーワンボランチ。J数クラブが争奪戦を繰り広げていたが、大宮に入団することが決まった。県予選スーパーシードで準決勝からの登場となった前橋育英だが、タレント軍団前橋育英の中でもその働きは大きく目立っていた。同じくU-19日本代表に選ばれたスーパードリブラー廣瀬も数クラブが獲得に動いており、こちらもその動向が注目される。また、前橋育英出身の小泉訓選手（前橋育英－鹿屋体育大）がJ2徳島に、小林竜樹選手（前橋育英－駒沢大）がJ2湘南に入団内定した。共に４年前の全国高校選手権に出場。優勝候補に挙げられながら惜しくも１回戦でPK負けを喫したが、各選手の能力の高さが目立った試合だった。小泉選手は当時、U-22日本代表で浦和レッズ世界３位に貢献した、1学年下の細貝萌選手とボランチを組み、小林選手は小柄ながらも抜群のドリブルでピッチを縦横無尽に駆け上がった。これで当時のメンバーでプロ入りは、常澤聡（東京V－草津）、石亀晃（大宮－草津）、細貝萌（浦和）、青山直晃（清水）、小泉訓（徳島）、小林竜樹（湘南）の６人となった。

2007.12.28

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途中出場FW喜屋武が値千金決勝弾！タイガー軍団２年連続１３回目！！

12/8 第８６回全国高校サッカー選手権群馬県大会決勝２年連続伝統の育英－前商対決となった決勝。予選２試合目のタレント軍団前橋育英に対し、ここまで無失点の前商はどう対抗するのか？育英戦では昔から普段の１２０％の力を発揮する前商だが・・・試合はスピード、フィジカル、テクニックで圧倒的優位に立つ育英が開始直後から猛ラッシュ！正確な技術に裏打ちされた早いパス回しで相手ゴールに攻め入り、決定的な場面を何度も作り出す。運動量が自慢の前商だが、育英の予想以上のスピードになかなか対処できない。今年の新人戦決勝では２－０で勝った前商だが、あの時の育英とは明らかに違う。大半の選手がクラブ育ちのエリート軍団、前橋育英。基本技術の差は埋め難く、唯一太刀打ちできそうな運動量で負けてしまっては最早打つ手がないように思われた。昨年の決勝でも一人だけ光っていた前商10番岩上だけが相変わらず目立っていた。そんな中、前半10分、育英が中盤で奪ったボールをプロ注目のU18MF青木、MF佐藤穣と繋ぎ、最後は走りこんできた1年生FW西澤がスルーパスを落ち着いて決め、育英が早くも先制する。育英はその後も怒涛の攻撃を見せるが、段々育英のスピードに慣れてきた前商のDFをなかなか崩すことができない。結局前半はこのまま終了。前商は育英の怒涛の攻撃をなんとか1点に抑え、後半に勝負を託す。後半に入っても育英優勢は変わらなかったが、徐々に前商が自慢の運動量を発揮し始める。後半16分、スルーパスに反応し育英PAに侵入した前商の選手に飛びついた育英の1年生GK志村が結果的に相手を倒した形になってしまい、PKを取られる。これをMF岩上が決め、前商が遂に同点に追い着く。息を吹き返した前商。ここから前商タイムがしばらく続き、育英は劣勢。が、ここで踏ん張ったのが大きかった。歓喜の瞬間は後半37分、右サイドを上がったボランチ米田賢生のクロスに、途中出場のFW喜屋武が合わせて相手ゴールに突き刺す！これが決勝点となり、育英が2年連続13回目の選手権出場を決めた。J1鹿島、磐田、神戸、大宮、J2C大阪等のスカウト陣が訪れた群馬決勝。プロ注目、育英MF青木は高校生トップレベルの身体能力、パスセンスで優勝に大きく貢献。選手権でもかなり期待できそう。過去２回、優勝候補に挙げられながら初戦でまさかのPK負けを喫している育英。今年こそはその悔しさをバネに、一気に頂点まで駆け上がりたい。

2007.12.09

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タイガー軍団好発進！決勝は２年連続育英VS前商

第８６回全国高校サッカー選手権群馬県大会準決勝約一ヶ月ぶりに再開となった群馬県大会。遂に登場の前橋育英がどんなサッカーを見せるのか？準決勝第一試合は、プリンスリーグ関東残留を決めている前橋商と、インターハイ出場の桐生第一が対戦する好カード。テクニックに優れる桐一が、以前に比べ最近小粒になりつつある前商を圧倒することも予想されたこのカードだが、やはり冬の前商は違う。例年夏場からの猛練習で徹底的に鍛え上げる前商は、この日も圧倒的な運動量で桐一を圧倒。前半から効果的に得点を重ね、終わってみればインハイ出場の桐一相手に３－０の圧勝。この時期の前商の強さを改めて思い知らされた。プリンスでは思うような結果が残せず、辛うじて残留を決めた前商。だが、そんな散々な状態の中で一筋の光明が見えたのは最終戦の流経大柏戦での引き分け。流経大柏はプリンス準優勝、その後に行われた全日本ユースでは優勝を飾った強豪。ほぼ順位の決まっていた最終戦とはいえ、彼らに引き分けたことは前商イレブンの自信に繋がっているはずである。一方、インハイ初勝利を果たし、初の選手権出場を狙っていた桐一だが、この日は前商の前に為す術がなかった。プリンス関東群馬３枠目の可能性もあるが、今後は冬に向けての育英、前商対策が課題となる。準決勝第二試合は、遂に予選初登場の前橋育英と、２年ぶりの決勝進出を狙う伊勢崎商の対戦。戦前の予想では総合力で圧倒的に勝る育英に伊商がどう立ち向かうのかといった構図だった。試合は予想通り、前半から育英が圧倒的なスピード、フィジカル、テクニックで伊商を凌駕する。ボール支配率でも完全に伊商を上回り、前半早々から何度も相手陣内に攻め込む。しかし、相手GKの好セーブもあり、なかなかゴールが決まらない。せっかく獲得したPKも失敗、結局無得点のまま育英にとっては嫌な流れで前半を終える。後半、怪我から復帰のU18日本代表MF10廣瀬が登場。まだ本調子ではないながらも昨年から更に磨きをかけたドリブルは相手選手を寄せ付けず、ゴール前まで攻め上がっては強烈なシュートで相手ゴールを脅かす。が、ここでもGKの好セーブに遭い、なかなか得点には至らない。前半同様、何度も相手陣内に攻め込む育英に対し、伊商は僅かなチャンスを生かしたカウンターで得点を狙う。２年前に田中亜土夢（新潟）らを擁しながらまさかの全国出場を阻まれた悪夢の決勝の再現になってしまうのか？そんな心配を吹き飛ばしたのは途中出場の１年生FW24西澤。後半38分、もはや引き分け、PK戦狙いでゴール前を固めてきた伊商だが、ゴール前に上がったクロスにヘディングで合わせた西澤のゴールが決まり、遂に育英が待望の先制点を挙げる。これで波に乗った育英はロスタイム、MF8佐藤穣が倒されPKを獲得、そのまま決めて伊商を突き放す。だが、ここで終わらないのが育英の凄さ。もう一人のU18日本代表MF5青木が相手ゴール前でボールキープ、一瞬の隙を突いてPAに突入し、ドリブルで相手を交わしながら強烈なシュート！これが相手ゴールに突き刺さり、育英がダメ押しのダメ押しで試合を決めた。J1大宮、札幌、J2C大阪が獲得を狙う逸材のMF青木はこの日、ボランチの位置からゲームをコントロール。圧倒的な身体能力で自ら得点も決めるなど格の違いを見せつけ、攻守に渡り育英の決勝進出に大きく貢献した。これで決勝のカードは2年連続で育英VS前商となった。昨年はPKで獲得した虎の子の1点を守った育英が辛うじて勝利したが、今年のメンバー構成から考えると育英の圧勝も予想される。しかし、対育英戦では圧倒的な執念、力を見せる前商。過去に育英有利の戦前予想を何度も覆してきた。3年前の準決勝、現在U22日本代表の中核である青山直（清水）、細貝（浦和）らを擁してインハイベスト4、選手権でも優勝候補に挙げられるはずだった育英を倒したのは記憶に新しい。育英としては圧倒的な個人能力を生かし、運動量のある前商を前半のうちに突き放したいところ。対する前商は前半を守りきり、後半勝負に賭けたい。注目の決勝は12/8土曜日に行われる。

2007.12.05

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群馬代表の相手は奈良育英

第８６回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が19日行われ、群馬代表の初戦の相手は奈良育英に決定した。前橋育英が出場すれば育英対決が実現するが・・・（ちなみに両校には何の関係もない。）

2007.11.19

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決戦は1ヵ月後

第86回全国高校サッカー選手権大会群馬県大会は、ベスト4が出揃い、約1ヵ月後の12月2日に準決勝、8日に決勝を迎える。今年U18日本代表に選ばれた前橋育英の廣瀬、青木両選手の、アジアユース日本代表選出の場合を見越しての日程変更により、準決勝、決勝が例年より約1ヶ月延期された。結局2人とも選出されなかったものの、この1ヶ月の調整期間が各校にどのような影響をもたらすのか？ベスト4は前橋商、桐生第一、伊勢崎商、そして準決勝から登場の前橋育英と、ほぼお馴染みの顔ぶれ。本命は廣瀬、青木、上星の代表組、米田兄弟、笛田らの代表経験者を擁し、個人技に圧倒的に優れ、総合力でも頭一つ抜きん出ている育英。対抗は、育英を破りインターハイ出場で全国初勝利を挙げた桐一。これに前商、伊商が続くという構図か？前商VS桐一は事実上育英への挑戦権をかけた絶対に負けられない戦い。夏に育英を破った桐一がそのままの勢いで決勝進出するのか？長く育英とライバル関係にあった前商が例年通りに仕上げてくるのか？育英同様個人技に優れる桐一の優位は否めないが、来期のプリンスリーグ関東残留を決め、真剣勝負には慣れている前商が簡単に負けることはそうそう考えられない。いずれにせよ面白い戦いになりそう。育英VS伊商は、育英で磐石だが、唯一の不安材料を挙げるとすれば、準決勝からの登場となる育英のコンディション調整。だが、4校とも1ヶ月空くため、コンディション調整に関しては同条件と言って良い。2年前の決勝で育英を破り、全国初出場を果たした伊商だが、今回は厳しい戦いになりそう。今年は期待されながらも不調で、なんとかプリンスリーグ1部残留を決めた育英。だが、廣瀬、青木、上星、米田兄弟、笛田、佐藤兄弟など多くの代表、代表クラスが織り成す育英の攻撃力は圧巻の一言。また、大部分の選手が昨年から全国を経験していることも大きい。（FWに核となる選手が見られないのが気になるが・・・。）伊商が勝つにはカウンター狙いしか無さそうだが、それでも点を獲ることさえ厳しいと言わざるを得ない。タレント軍団の育英が選手権予選初登場でどのようなパフォーマンスを見せるか注目である。

2007.11.11

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水戸ニモ勝テズ・・・

唯一2戦連続で完勝していた対水戸戦だが、5連敗、11戦連続勝ち無しで迎えた7月28日の水戸戦はこれまでとは趣が異なる。勝ちを忘れたザスパだが、動きは過去5戦とは違い、なかなかスピーディだった。それまでの相手とはプレッシャーが違うので、相対的にそう見えるのは当然といえば当然だが・・・。が、如何せん、そこは「J2ボトム4」同士の試合。結局凡戦に終始し、結局0-0のスコアドロー。遂に水戸にも勝てなくなってしまったのか？良かったのは新加入のFWカレカだけ。巨体ながら動き出しが速く、強烈なシュートが印象的だった。次は札幌戦。札幌にはここまで1勝1分けと相性が良く、負け無しだが、3度目はさすがにこれまでの様にはいかないだろう。また連敗街道が始まるのか？勝って連勝への足がかりとするのか？注目される。

2007.08.05

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桐一、敗退！

インターハイサッカー2回戦、初戦快勝した桐生第一は、31日の2回戦で関東第一（東京）と対戦。試合は０－０のままPK戦にもつれ込み、結局PK４－５で敗れ、3回戦進出はならなかった。2回目の出場で初勝利を挙げて期待された桐一だが、97年、初出場でベスト8、準々決勝では国見に惜しくもPK敗退の高崎、00年、同じく初出場でベスト16入りした常磐の成績には遠く及ばなかった。残るは選手権予選のみ。日本代表を3人擁し、総合力で勝るタレント軍団前橋育英の優位性は揺るぎ無いが、油断すれば今回の様に、力をつけている桐一、高経附、育英戦には滅法強い前商あたりに足元を掬われる可能性は十分ある。決して油断せず、予選には心して臨み、選手権では去年のリベンジを果たして欲しいものである。

2007.07.31

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桐一、初戦突破！

インターハイサッカー、群馬代表の桐生第一は30日、1回戦で京都代表の京都橘と対戦。３－１で快勝し、2回戦に駒を進めた。かつては前橋育英に最も多く進んでいたFC前橋ジュニアユースの選手達。彼らが桐一に進むようになって早？年2年前に決勝で育英を破って全国初出場、しかしインハイでは鵬翔（宮崎）に惨敗。今年も準決勝で育英を破り、決勝では高経附に完封勝ちして2年ぶり2度目のインハイ出場。念願の全国初勝利を挙げた。FC前橋出身の選手が主力を占めるだけあり、高さと強さのあるDF、テクニック抜群の攻撃陣と、バランスの取れたチームの桐一。全国制覇経験のある強豪桐一野球部は今年県予選決勝で惜しくも敗れ、3季連続の甲子園出場はならなかった。サッカー部は今夏出場できなかった彼らの分まで旋風を巻き起こせるか？期待がかかる。

2007.07.30

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前橋育英、激闘制しプリンスリーグ1部残留！

来季から1、2部制に移行するプリンスリーグ関東U-18。今季のリーグ戦、グループリーグA7位に終わった前橋育英は、一昨日の前橋商（グループリーグB7位）との14位決定戦、同県対決を制し、1部残留を賭け、本日、浦和東と一戦に臨んだ。勝てば1部残留、負ければ2部降格となる大事な試合。前橋育英は前半10分に浦和東に先制されるものの、35分に山口が決めて追いつき、後半22分には堀越のPKで逆転！結局そのまま逃げ切って大事な一戦を制し、来季のプリンスリーグ関東1部残留を決めた。今季の育英は、廣瀬、青木、上里の世代別代表三人を擁しながらも、プリンスリーグではまさかの7位で高円宮杯出場を逃し、インターハイ予選でも桐生一に敗れて出場を逃すなど、予想を裏切る散々な出来。それでもプリンスリーグでは終盤に負けない試合を展開、何とか1部残留を決めた。残るは選手権予選。新人戦優勝の前商、県総体優勝の高経附、インハイ出場の桐一など、なかなか一筋縄ではいかないものの、昨年、那覇西にまさかのPKで敗れて初戦敗退を喫したリベンジを果たすべく、何としても2年連続選手権出場を決めたいところである。

2007.07.16

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前橋育英1年DF上星脩大がU-15日本代表候補入り！

JFAは21日、5月27日（日）から6月3日（日）にかけて行われる、U-15日本代表候補トレーニングキャンプメンバーを発表、前橋育英1年のDF上星脩大が初選出された。前橋エコー所属の小6時、ナショナルトレセンU-12関東にも選ばれていた上星は、当時と比べて身長は20センチ以上伸び、現在は182ｃｍ。DFとして十分な体躯を誇り、育英DF伝統のフィジカル＆ヘディングの強さは折り紙付き。現在、育英はプリンスリーグでは散々な成績だが、U-18日本代表にMF広瀬、青木、U-15日本代表にDF上星と、3人の代表を輩出し、相変わらず個人能力の高さでは全国トップレベル。上星自身も、前橋育英OBのDF松田直樹、青木剛、青山直晃、細貝萌、坪内秀介ら、代表経験のある選手達に匹敵する素質を持っているだけに、今後に大きな期待がかかる。

2007.05.26

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U－１８日本代表ドイツ遠征メンバーに前橋育英MF廣瀬と青木が選出！！

JFAは1日、U－18日本代表ドイツ遠征メンバーを発表し、前橋育英からMF廣瀬智靖、青木拓矢が選出された。代表候補段階からずっと選出されていたこの二人だが、これで遂に正式な代表に定着した。1年時からAチーム入りし、期待されていた廣瀬は、去年の段階で既に全国屈指のドリブラーに成長、順調に代表入りした。逆に、青木の代表入りは意外ではあるものの、ユーティリティ性と身体能力の高さには定評があり、チームにとっても大変喜ばしい事である。J入りは間違いないこの二人。今後さらなる活躍が期待される。プリンスリーグ関東で現在3位と好調の前橋育英。今週は3日に武南戦、6日に市船戦と、中2日の厳しいGWシリーズ。特に現在2位の市船との対戦は前半最大のヤマ場。共にU-18メンバーを擁する両チーム。試合日がU-18遠征出発日と重なるが、メンバーの出場はあるのか？ないとすれば、層の厚い市船有利と言わざるを得ない。ましてや市船にはこれまで公式戦未勝利の育英。ここはなんとか勝ち点を稼ぎたいところだが・・・。まずは得意の武南戦できっちり勝利する事が重要である。

2007.05.02

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U-18日本代表候補に前橋育英MF廣瀬、青木が選出！

日本サッカー協会は14日、2月19日から24日まで、Jヴィレッジで開催される、U-18日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーを発表。前橋育英からMF廣瀬智靖、青木拓矢の二人が初選出された。廣瀬は長いストライドから繰り出される驚異的なドリブルが持ち味で、何人に囲まれても滅多に止められる事は無く、高いテクニックと一瞬のスピードで相手を簡単に抜き去ってしまう。先の選手権ではPKで敗れはしたものの、得意のドリブルで最後まで那覇西DFを翻弄、得点も決めた。一方、青木はCB、ボランチ、サイドを高いレベルでこなす、身体能力の高い選手。選手権では出番こそなかったものの、1年時から期待の大きかった選手。まずはU-18定着、そして育英の中心としてチームを引っ張り、プリンス制覇を期待したい。

2007.02.14

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前商が3年ぶり新人戦制す！！

県高校サッカー新人大会決勝が12日行われ、前橋商が２－０で前橋育英を破り、3年ぶりの優勝を決めた。前商は序盤から積極果敢な攻撃を展開し、前半6分には相手陣内左サイドで得たFKをMF6岩上がゴール前へ上げ、これに飛び込んだFW11番八木がヘッドで合わせて前商が先制する。22分にも同様に獲得したFKを、再びMF6岩上がゴール前へ低く鋭いクロス！これをMF15吹上がヘッドで決めて、前商が早くも2-0と育英をリードする。追いつきたい育英だったが、攻めも守りもチグハグで、反撃の糸口が見つからない。結局、終始前商の勢いに押され続けた育英は1点も返す事が出来ずに試合終了。群馬県高校サッカー伝統の黄金カード2007第一戦は前商が2-0で育英を下した。昨年の選手権予選で2年生ながら前商の中心選手として、鋭く正確なキック、シュート、ドリブル、パス、全てにおいて眩い輝きを魅せていた前商MF6岩上。この試合でも更に増したその輝く実力を如何なく発揮し、攻守の要として、セットプレーの担い手として、前商の完封勝利に大きく貢献した。廣瀬、米田ら、多くのプロ注目のタレントを擁するタイガー軍団も彼の前には為す術がなかった。前商でどうしてもサッカーがやりたくて茨城からやって来たという岩上。今後も輝きを増し続け、育英の前に大きな壁となって立ちはだかるだろう。一方の育英は選手権スタメン経験者が多数残り、多くのタレントを擁するものの、やはりチーム立ち上げから時間が無かった事が響いたのか、あまりにもチグハグさが目立った。とは言っても個人能力が高いことに疑いの余地は無く、去年の様にならないためにも、プリンスまでにはしっかり調整して臨みたい。

2007.02.12

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