前橋育英出身MF青木剛が初のA代表入り!!
20日に行われる「キリンチャレンジカップ2008」対ウルグアイ戦のメンバーが14日発表され、前橋育英出身MF青木剛(鹿島)が初めて日本代表に選出された。FC前橋時代から代表に選ばれていた青木。前橋育英時代は2年時に選手権出場し、チームのベスト4入りに大きく貢献。自らも含めU18日本代表揃いのチームの中、当時はCBとして前橋育英のDFラインを支え、チャンスにはどんどん攻め上がるなどリベロ的な役割で活躍し、当時から早くも才能の片鱗を窺わせていた。当時の日本代表監督トルシエ氏が視察に訪れていた初戦の山陽(広島)戦での鋭いドリブルからのクライフターンが印象的だった。3年時は惜しくも全国大会出場はならなかったものの、J16クラブからオファーを受けるという驚異的な記録を作った。鹿島に入団後は最初は伸び悩んだものの、徐々に出場数を増やし、オリンピック代表候補に選ばれ予選で大活躍するなど(本選では惜しくも落選)結果も残した。そしてここ数年で更に大きく成長し、昨年度は鹿島の絶対的ボランチとして体を張った守備でリーグ優勝に大きく貢献。陰のMVPとも言われた。前橋育英時代から並外れた才能を評価され、遂に悲願のA代表入りを果たした青木。このまま順調にレギュラーを獲得し、初のW杯出場に期待がかかる。