「学習能力のある」政権を作りましょう
https://president.jp/articles/-/42285?page=2 「プレジデントオンライン」 によれば、「国別人口千人当たりの急性期病床数」は、OECD調査によれば日本が7.79、韓国7,14、ドイツ6,02。アメリカは2,24で第11位。日本が断然トップ。ところが、「国別人口10万人当たりのICU病床数」は、アメリカ34,7、ドイツ29,2。日本は4,3で8位。ただし、「諸外国の病床数のデータにはIntermediate care bedsといって、ICUと一般病棟に至るまでの間の治療を行うための病床を含めて計算が行われているため、日本でもICUに準じた機能を持つ病床としてハイケアユニット(HCU)、そして救命救急病床(ER)を含めると全体で1万7000床となり、人口10万人当たり13.5床となります」これだと第3位。それでも米、独に比して非常に少ないことがわかります。 「1994年に847か所あった保健所は現在469か所と半減。感染症病床は1998年のおよそ9000床から2019年には約1800床と激減しました」「赤旗」21年8月24日 コロナ患者を受け入れて治療にあたった病院が赤字となり、医療従事者に対してボーナスも出せないという状態に陥ったことは記憶に新しいのですが、このことは日本という国が感染症対策後進国であることを白日の下にさらしました。 「病床逼迫」「コロナ患者の自宅待機」という惨状は、政府の「対策」によってもたらされたと言っていいでしょう。 台湾がSARS蔓延の体験から学んだように、私たち国民は、「学習能力のある政権」を自力で作らねばなりません。