天使の傍で・・・

またお一人ヒーリングクラスを卒業された方のレポートが上がったのでアップしたいと思います。彼女はアタシと同じ年の彼女です。
同じ年はサロンで彼女だけなので、アタシ自身もとても親近感を持っています。
アパレル関係のお仕事をされてる仕事熱心な彼女です。
そんな彼女のに、実は蓋を開いてみると「自信の無さ」に悩んでおられた当初の事を
昨日の事のように思いだします。
人は見かけによらないものだと思ってました。
彼女にアタシが教えた事なんて殆ど無く、
自分で悩みながらワークしていく中で御自分で答えを見つけられた方でもあります。
そして、そんな姿勢を見せられたアタシ自身も勉強させて頂きました。
一端卒業はされたものの、これからの更なる飛躍が楽しみな彼女でもあります。


一年を振り返り　今　卒業レポートを書いている自分が　嘘のような感覚です。
トリニティーレッスンを入れたら　１年と３ヶ月。　
長いようで短い充実した　濃い時間でした。
周囲との関係で　いつも　くよくよと悩み　そんな状況に　疲れ果てていた時
「もっと自分を好きになり、毎朝　目を覚ますのが、楽しみになりますよ。」
と　声をかけて　頂いたのが　始まりでした。
今の自分に　そんな感覚が　本当に味わえるのかな・・・
と　期待と不安　半々で　レッスンにのぞみました。

思考体の観察　感情体への　アプローチでは　日常で起こる　ネガティヴな場面場面で
「今までずっと　同じ思考パターンで　いつもならこう思って　感情的になってたのに。
なんで？」　と自分の頭も心も　動揺して　はがゆいさが　ずっと　続きました。
回を重ねるごとに　次第に　胸のあたりが　ふわっと暖かくなる感じを味わい　
「自分を許していけている　とはこうゆうことか。」と心と身体のつながりを
ダイレクトに実感できました。
しかし　長年　世間と自分に　おりあいをつける為に　守って　重ねていったかさぶたを
はがした状態に　するどく起こる　様々な試練的な出来事は　とても辛く
逃げ出したい・・無理かも・・と思ったことは　多数ありました。
今　振り返ると　全てのことに意味があり　起こるべくして起こっていたという事実に
感謝している自分がいます。
そんなつらい出来事も　このレッスンを学んでいたからこそ　身をくずさず
悲しみも押しころすのではなく　自然に馴染ませられたのではと　確信しています。

インナーチャイルドでは　ワークの中で　大人になった今からみると　
もう思い出になっている　とるにたらない出来事を　
あの時の子供の頃の自分と悲しみを共有しました。
すると　家族に対するコンプレックス、人をこんなに傷つける「言葉」が怖いと思っている理由、自責の念に駆られる理由など　いろんな事がはっきりしてきました。
それは　胸の奥が苦しく悲しいことだったけど　きちんと見て　自分を許してあげれたら
「皆　今の私と同じで　１００％完璧な存在なんかじゃない」
という一歩離れた物の見方ができるようになったと思います。

シャドウの統合のレッスンでは　認めたくない自分、ちょくちょく出てくるけど完全に
無視し否定していた　嫌な部分を持つ自分、そんな影の部分を認めてもいい。影は認めてもらいたがってる。人は誰でもシャドウを持っている。という事を勉強し　とても救われた感がありました。自分の影を映してくれている人に　それを認めたくないが故の嫌悪感を抱くのではなく　「これが私のシャドーか。」と理解でき　自分も相手も傷つけずにすむ。
またその逆で　今まで苦手だった人を少しは理解できる余裕がうまれました。
許さないことすら許されている。許されているからこそ許そうと今は思えます。

そうしていく中で　少しずつ自分に変化が出てきました。
何も変わらないし　変えられない今の状況　と悲嘆にくれている時に
「そんなふうに思ってるけど　今まで全て自分で決め、選んで今に至ってる。
そしてそれは　間違っていない。今はわからなくても　後から気付くもの。」
自信がなく　変化が怖くてしかたない状況の時に
「いつも自信がないけど　自信がつくという行動を今までしてないから。
一歩　ふみ出してみたら何かが変わるかもしれない。怖がらなくても大丈夫。」
という声がひびきました。それはあきらかに自分の中からでてきているもので
それを　素直に受け止めて感動している自分がいる。
自分を理解し　許していけてるのか？目に見えない成長の過程ですが　一年前なら
そんな心の声に　聞く耳をもつ余裕などなかったと思います。

一年前　用意したノートのはじめに書いたタイトル
＜前に向かって歩いていく＞
自信がなく　迷いがちな私ですが　前に向かって歩く行為そのものが強い意志と自信をうむ。歩いて行ったその先の結果より　汗を流し坂道を歩いている自分の姿こそが答えだということに気がつきました。これからも　道に迷ったり　立ち止まったりすることが
あると思います。そんな時にも　自分を信じて　はなうた歌いながらゆっくり歩いて
行こうと思います。
この一年のレッスンは　私の心の財産になりました。
本当に　ありがとうございました。　一生　勉強ですね！

Ｉ．Ｎ