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カテゴリ:戦国 上杉氏(長尾家)
一週間ははやいもので、たった一日の日記をつけてるにもかかわらず、あっという間に一週間がすぎていきますね^^;
ちなみに上杉家文書群は、国宝にしていされているのですが、これだけ、上杉家にかかわるすべての文書が非常に保存状態がよく、しかも、その文書の包みと当時の包むための織り込み方まできちんと残してあるのは戦国時代では唯一上杉家だけだそうですね。ちなみに、文書の包み方も、だす相手の階級・状況・時代によってまったくちがうものだそうですね。それについては、常設展にて丁寧な解説がありましたんで、機会がありましたらみにいってくださいまし。 というわけで続きです。 特別展のもっとも奥には謙信公が信長公よりうけた贈答品、素懸すべかわ威腹巻という鎧と、国宝洛中洛外図屏風のレプリカが展示されていました。 鎧は、、、うーんと兜は、さざえさんの波平風の毛の生えたヘッドに金箔を全面にはったものです、、、うーん、これもらっても実用というよりは、ほんと飾り物ってかんじですね。洛中洛外図屏風は、作成された時代は14代将軍足利義輝公の時代でその当時の京都の様子が描かれているからで、なぜ国宝かといえば、このあと、信長公が京都を焼き尽くしてしまうから、、、らしいですね。背景全面に金箔張りの豪華なもので、謙信公もこちらのほうはことあるごとにいろんなひとにみせてご満悦していたと、伺っております。 特別展後半は、さまざまな軍記に描かれた描写を元に作成された川中島合戦図屏風をたくさん展示してありました。 基本的には合戦当時そのものの資料はすくなく、ほとんどのものは後世江戸時代になってかかれた軍記ものを中心に庶民に広がったようですね。特に有名なものは、武田信玄よりなものは、「甲陽軍艦」上杉謙信よりなものとしては、「北越太平記」などがあげられ、そのおのおのの背景をもとに屏風を作成しており、どれもとくに一騎打ちがメインになるように作られていますね。 いずれにしても、武田が中心としてかかれれば、武田に、上杉が中心としてかかれれば上杉に正義ありと、一方的な歴史観で見られがちな川中島の合戦ですが、ともにお互いの「正義」をもとに、戦うべきは戦い、にらみ合うべきはにらみあって川中島に臨んだ、そんな緊張感が漂う楽しいものでした。なかには、川の中で武田信玄と、上杉謙信が一騎打ちしているものをみて、ありえないなあ~って思うものもありましたけどね^^; そんなこんなで、上杉謙信の時代の外交・後世の評価などいろいろと感じさせるものがある楽しい特別展でした。 そのあとは、ミュージアムショップで大量にお買い物。上杉家の資料についていろいろとひろって、レジへ「お客様、これはみほんですので、下のものをおとりを ^^;」やっってまいましたよ、ええ^^;;。 また、米沢の資料閲覧コーナーもありましたので、気が済むまで、資料に目をとおした熊でした。 そして、まだ続くのでした^^;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月10日 04時08分18秒
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