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カテゴリ:中学受験
3年間の中学受験生活。 無事ピリオドを打つことが出来た喜びや安堵感。 それと同時に、書き残しておきたい事がある。 最短3日で終わるはずだった入試戦線。 が、思わぬ魔物に取り付かれ過酷なロードとなった。 前受け受験はしていたものの、第一志望校の入試は全く別物。 あまりの想い入れの強さに、カラダが固まり、普段出来る問題すら書けない状態だったらしい。 ・・・結果は惨敗 思わぬ長期戦となった・・・。 前受けから数えると2週間。 5連続入試。 いざという時のために出願していた学校すべての受験をこなした。 ・・・述べにして計8校。 首都圏では、差ほど驚かない数字かもしれない。 が、この辺りではかなり多いことだろう。 途中何度となく、「妥協」という文字が私の頭をよぎった。 しかし息子の本命校への執念を感じた日から、最後まで諦めず一緒に戦おう!と決意した。 来る日も来る日も暗闇の中、家を出て入試。 試験を終え、その足で合格発表を見に行く。 かなり体力的にも精神的にもきつかった。 そんな中、最後の決戦の日が訪れた。 同じ失敗は絶対しない!と私に告げ・・ 今までになく、落ち着いた顔をして入っていった。 その表情からは、いい意味で受験慣れした貫禄みたいなものを感じた。 そして・・・奇跡は起こった! 一番欲しかった「合格」を得ることが出来た。 歓喜の涙。 この上ない喜びと達成感。 息子は12歳にして厳しい試練と戦い、最後の最後で自分の手で一番欲しかった合格を掴んだ。 初日、簡単に合格を勝ち取っていればこんな苦労もなかった。 が、この試練ともいえる日々は、将来絶対無駄にはならないはず。 いい経験をさせて貰ったんだ。と、今となればそう思う。 最後に・・・ これから本番を迎えられる方も多数おられるかと思います。 我が家の様に苦戦せず、合格されることをお祈りします。 でも、中学受験すると決めた日から数年間努力し続けた子供の気持ちを考えた時、最後まで諦めず戦わせてあげる事が、最も大切なことではないかと強く感じました。 その結果が、たとえ思わしくなくとも子供なりに後悔や反省とともに、達成感を味わう事ができるのではないでしょうか・・ 達成感・満足感があれば、これから新たな目標を持って、しっかり前をみてスタートできるのではないかと思います。 後期日程で、日に日に悲愴感増す中、最後に必要なのは偏差値や判定ランクではなく精神力だと感じました。 中学受験を終えて、息子なりに色んなモノを感じ取ったことでしょう。 これから始まる本当の意味での試練。 この経験を生かして、強く乗越えていって貰いたいものです。 ・・・中学受験は親子の受験。 「努力は必ず報われる!」 半信半疑だったこの言葉も、正にその通りだと息子から教えられました。 ご健闘お祈りしています!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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