那須にお行き那須って
俺ちりめンこの旅の写真は2日まとめて別ページにアップしてあります。新しいウインドウ(タブ?)で開きますのでコチラも参照しつつ読むことをオススメ…っつーかそれが前提でもあるのでよろしく。8月7日。晴れ。確たる朝メシは摂らずに行動開始。最初の目的地は温泉。鹿の湯。俺と空母君がバイク。タマ君は車。いやタマ君の車、一応は3人乗れるんだけどさ。仕事車なだけに彼の職業柄必要な道具が満載でキツキツなもんで。ツーリングマップルには「大正時代の湯治場の面影を残す」。なるほど、昔ながらという言葉がピッタリな外観だ。入浴料は400円。ただしシャンプーや石けん等は使用禁止で洗い場もない。純粋に「湯につかる」だけの温泉。打たせ湯もあり、その気持ちよさに目覚めてみたり。湯船は温度別に6つ。俺は一番下の41度か42度で充分。46度や48度はムリっス。ひと皮剥けると言われてもムリっス。俺はこの普段は顔を出さない照れ屋でフニフニとした可愛らしさをウリに…って何の話やねん。コインロッカーは100円。戻ってこないタイプ。俺が払い、空母君と一緒に貴重品を入れる。その後はなぁなぁのうやむやに。…。社会人は学生に50円の貸しを作った。てててて・てってって~ん♪朝イチで温泉入ってサッパリしたのに直後、すぐそばの「殺生石」を見に行き、プチハイキングで汗がじわり。殺生石付近では硫化水素の影響が未だに色濃く出るようで動物が死んだり、湧き水に10円玉をつけると錆が取れたり。思わぬところで空母君のKY(危険予知)が発揮されちょっとした人助けを挟みつつ、ブランチはソバ。昨夜はうどん。今朝はソバ。こんな那須塩原もいいじゃない。メシを喰いながら今後の予定を立てる。茶臼岳→アルパカ牧場コースで。茶臼岳はロープウェイの駅付近と、より奥のお土産屋付近に駐車場が。前者は土曜って事もあり満車。おっちゃんの案内で二輪ならスミに駐められるよ、とのことでもタマ君もいたんでお土産屋まで行くことに。こっちはガラガラ。難なく駐められ、景色も良い。もちろん駐車代無料。鬼面山(きめんざん)でクリリンを思い浮かべるドラゴンボール世代は多いはず!ロープウェイの駅まで少々歩くカタチになりーの。往復1100円。チケットを買って乗りこむ。そーいや俺、ケーブルカーの経験は何度もあれど、ロープウェイってあんまないな。地味に怖いぞ? さすがケーブルカーと違って地に足がついてないだけある。スキー場のリフトなんかより断然高いところを行くわけだし。茶臼岳は山登りっつーより岩・砂登り。砂で足を取られ、むき出しの岩。所々手も使って四つん這いにならないと不安になったっス。自分が滑るのもさることながら石を落として下の人の迷惑になったらどうしよう、とか。あと活火山なだけにそこかしこで蒸気的なのがMO☆KU☆MO☆KU☆TO!看板にあったように山頂まで駅から片道50分。まーそれなりの時間で山頂に到着。少年野球の合宿かなんかかなぁ。チビッコもいっぱい。高尾山には慣れてんだけどねぇ。さすがにその3倍の標高で登山道も全然違う。今だから言うと内心ビクビクでしたわ。無事にロープウェイの駅まで辿り着き、しばし休憩。かき氷を喰らう。ここは氷だけをもらい、シロップはセルフ。おかわり自由。売店のおっちゃんは「またおじさんの顔見においで」と、そのおかわりに関して。1回じゃ確実に足りないから、ある程度食べて足りなくなったらまたシロップをかけに来ればいいってこと。するとおっちゃんの横からおばちゃんが「おばちゃんの顔を見においで」。「どーせなら女性の顔を見に来たいかなぁ」と俺。「オンナの方がいいでしょ、おばちゃんでも」なんつって。おばキラーぶり発揮…? ではないか。再びロープウェイで降りる。俺の視線は窓の外に広がる渓谷ではなく、胸元をガッツリ開けたお姉さんの谷間。ちょっと元気出たかもぉ。…出た元気はホントにちょっとで、駐車場でまたも、しばし休憩。日陰のベンチで横になってしまったり。当初の予定ではこの日の夕方にでも帰るはずだった。でも正直この辺でうすうすそうなることは予想できたよね、うん。もう1泊、と。道なりに進んでアルパカ牧場。駐車場(無料)はガラガラ。人もまばら。閉園時間に近かったから?おかげでゆったりと見て回れました。タマ君はサボテンジュースなるものを購入。300円。飲食物で冒険はしない俺。ひと口もらう。…まぁ、ひと口でいーかな。なにやらスタンプラリーをやってるようで、園内に点在するスタンプを集めれば最後に特別なスタンプと粗品がもらえる、とのこと。ほっほ。やったろーじゃん。こんなイベントにこそ全力。それが俺。それがちりめニズム。(ヘビーウォッチャーの方には伝わるかと)なのにねぇ…。1人はハナからやる気が無くスタンプの台紙は白紙のままで1人は途中までスタンプを押すも台紙をダチョウに奪われる始末。スタンプを全て集め、最後売店で粗品等を受け取る時に女性店員さんから「スタンプラリーをしたのは(3人いてあなた)1人?」と言われた俺のやるせなさ。反省しなさい! 空母タマ!ちなみに粗品ってのはアルパカのカレンダー。7,8,9月分のみだけど。今はこのカレンダー、実家の、俺の部屋に飾ってアルパカ。…あ、これ決死のアルパカギャグ。笑うトコよ? よろしく。アルパカ牧場の奥の方には休憩小屋があり。彼らの"出世作"となったあのCMやらそのメイキングやらの映像が垂れ流し。机の上にはノート。お客が好きに書き込める。そこに俺もメッセージを残す。絵心溢れる俺によるアルパカのイラストと「アルパカパカパカ三パカパカ。合わせてパカパカ六パカパカ」っつーセリフを。機会があれば確認してみておくれよ。帰りの駐車場にて、もう1泊を本格決定。タマ君、お世話になりまーす。またメシ喰って温泉か。朝から活動して登山。とにかく休みたい。ぐでーんとしたい。とりあえずメシ。タマ君の紹介による居酒屋。ここで俺、豚足デビュー。まー…別にキライじゃない…けどそこまでスキでもない感じ。いろいろ(豚足含め)サービスもしてもらったし注文した品以上に喰ってシメにラーメンはやり過ぎた。充分に腹もふくれていざ温泉へ…と思いきや、近場は営業時間終了。だからといって別の場所を探すよりもうこーなったら家のシャワーでいいから貸してくれってなもんで。タマ君宅でザッと汗を流す。ふーさっぱり。この日は疲労もあるし、翌朝もちゃんと起きないといけないため特にお酒やムダなダベりもなく就寝の運び。こうして無事に栃木旅行は終わりましたとさ。(少しだけ翌日に続くけど)めでたしめでたし。