ぼや軌
これは今年3月に大学院修士課程を修了し同4月、博士課程に進学しながらも博士での卒業は目指さず休学、そして就職活動を行った1人の男の物語である。【3月】N社の推薦をもらう。大学に来た求人票によればうちの学部・院合計で推薦枠7。最終的に希望者は4。「こら行けんじゃね?」と思う。たださすがにこれ1本はリスクが高いので、他にもめぼしい所を探す。博士課程在籍中ってことで、人事部の人と確認を取りながら。その辺がこの日記。このやりとりがあるためにエントリーはワンテンポ遅れる。学部は学部、修士は修士、博士は博士ってとこもありつつほとんどの会社は「職歴が無ければ新卒でもOK」とのこと。他のパターンとしては「推薦はダメだけど自由応募でなら可能」とか酷いところは問い合わせの返信自体が無い場合も。【4月】推薦書発行の許可をもらったN社のホームページでは「推薦希望者はこちらからのエントリーはせず、就職担当の指示に従って下さい」とあり、俺は大学の就職課を通して何かしら連絡があるものと思う。しかし音沙汰がないので就職担当の先生に聞いてみる。"待ち"でいいのかどうか。すると「大学の就職資料室にある資料を確認してみて下さい」ってな返信。資料室? あーそーいやそんなのがあるって言ってたな。でも求人票は、学内ならネットで見られるからってまったくスルーしてたわ。どーせよくある会社案内のパンフレットとかだろ?違った。すげー重要な情報があった。N社のファイルにはエントリー方法について「推薦希望者は各自でリクルーターに連絡(わからない場合は人事部まで連絡)」慌てて人事部に連絡。選考についてまだ大丈夫なのか。大丈夫ならリクルーターの連絡先を、と。週始めにその旨のメールを送って返信が来ない。週末に追撃メール。その追撃メールには迅速な対応。「もう選考は終わった」。それがこの日記。最初に送ったメールの返事は結局1週間後に来た。↑と同じ内容のが。自分のことは棚に上げ、この時点で大学とN社に不信感。大学の就職課は、資料室の活用をもっと喚起すべき。以前の説明でこっちが受け取ったニュアンスはあくまでも「プラスアルファ」。でもそうじゃない。「必須」だったわけだ。そんな情報があんな狭い、四畳半程度の部屋にあると誰が思う。この後ちょいちょい足を運んでみても、いっつも誰もいないし。それか学内からに限るなら、もっとネットで情報が見られるようにしてもいいと思う。N社は単に連絡の遅さにびっくりした。いやこの時期忙しいのはわかるけどさ。いや前述のように、他に返信自体こないとこもあるけどさ。予定が狂ったのでエントリーの幅を広げる。他の求人票も見て人事の人に連絡を取ってみる。そんな4月下旬。【5月】P社・H社・H-a社にエントリーし、応募書類等を送る。H社のグループ合同会社説明会に参加。それがこの日。ここで気になったH-b社にエントリーするも肝心のH社へのエントリーでWEBテストを受け忘れるポカ。それがこの日記。P社の書類選考に通り、面接へ。結果は2週間以内。でも通過する場合はだいたい即日か2,3日中に連絡が来るのでこれが来なかった俺は早々に見切りをつける。下旬、新たにS社にエントリー。また、H-a社から面接のお知らせ。1次面接と筆記試験を受ける。それがこの日。H-a社の合否は1週間以内。きっかり1週間後に通過の電話連絡を受ける。【6月】H-a社の2次(最終)面接を受ける。この会社近くのコンビニの話がこれ。翌日、H-b社の選考に必須のSPI試験=テストセンターを受ける。その足で神宮へ。同日、P社から案の定の"お祈りメール"が届く。H-a社の合否はまたも1週間以内。しかし今回はギリじゃなく、5日後の今週火曜に電話をもらう。内々定。その時点での持ち駒はS社とH-b社の2つ。どちらもまだ書類選考の段階で、その結果が出るのもまだしばらく後。なのでひとまず保留。どのくらい待ってもらえるかと聞くと1週間。正直1週間以内に他の2社の結論が出る可能性は0に近くでもだからって「じゃあ入社する」とは言えず、期限を聞いた手前カタチだけの保留。翌水曜、H-a社からまた電話。1週間っつったけどやっぱ今週金曜までに返事を、と。これで上記の可能性は完全に0となる。でもだからって「じゃあ入(ryとりあえず木曜の夕方、H-a社に受諾の旨を電話連絡。S社とH-b社の選考は通過の連絡が来たらまた考えよう。H-a社に求められてる、拘束される推薦書の発行はまだしてないから最悪、多少インモラルでも蹴ることは不可能じゃない…はず。10月にもなってないし、良くも悪くもまだ口約束の段階だし。その決断がこの日。で、今日に至る。H-b社は面接が厳しいらしく、大変そうなので書類が通っても選考進めないかも。S社はすげー大手だから、選考進んでもどっかしらで行き詰まるかと。まぁ十中八九H-a社かなって感じ。ちなみにこのH-a社、会社名を聞いてもおそらくピンと来ないと思う。でもHって冠は誰もが知ってるあそこ(笑)そんなこんなを両親や親友達に報告しながらのこの週末、帰省。俺の場合は修士論文もないし、あとは来年度を待つだけ。その間やりたいこと、やることは多々ある。これについてはおいおいまとめていこうか。今までオオヤケにしてなかったことをここで一気にはき出してみる。それもひとえに結果が出たから。俺の甘い考えもあって紆余曲折に輪をかけつつ、一段落、一区切りできたから。ご心配おかけしました。応援(?)ありがとうございました。引き続きお付き合い頂ければ幸いです。以上、読むとしても常連さん、その中でも数人だけであろう詳細でした。