からまつ日記　　(小さな幸せさがし） 　　　さくら草　

 りんごの皮がベタベタしてるって、ワックスが掛かってるとず～と思ってましが、私だけではなくほとんどの方がそう思っていたのでは

所が、このベタベタはワックスではなかったのです　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

長野の小諸でりんご農家をやってる友人に教えてもらいました。

りんごは成熟すると水分・旨み・香りを逃がさないよう不飽和脂肪酸(リノール酸、オレイン酸)を出し、それがベタベタの素でした。又この酸は細菌が入らないようりんごを守ってたのです　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

人間の体も皮脂を出し乾燥や防水、細菌の進入から皮膚を守ってるのと同じ作用なのですね。　生物ってすごいですねぇ～

彼は夫婦共通の友人でして、５２歳の時東京でやっていた会社をたたみ、埼玉の自宅を処分し長野の小諸でりんご農家に転職した方です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

住む人がいなくなった民家を借り、やる人のいなくなったりんご畑を借受、りんご作りを始め３年余り、今年から本格的に出荷できるようになったようです。

彼のりんご作りは有機栽培で最低限の農薬使用、除草剤は使わず残留農薬ゼロだそうです。皮ごと食べられるというより皮ごと食べて欲しいと言ってます。

皮と実の間には有効成分の高いペクチンが多く含まれてます。皮には抗酸化作用が高く免疫力がつく・アレルギーの改善・高血圧の予防・そして嬉しいのが美白効果があるのだそうですよ

今まではとても皮ごとなんて食べられないと思ってましたが、これからは安心して丸かじりです

果実農家をやりたいと夢を持ち続け、夢を叶えた彼には是非成功してもらいたいです。　　私達夫婦も売り上げに協力しようと友人達から予約をもらったので、来週の土曜日小諸へ買いに出かける予定です