ラグビー日本選手権 早大対東芝
ラグビーの3月の日本選手権、なんかピンとこない。学生の4年生なんか、すぐ卒業で、社会人みたいなもんだもんなあ。いきなり早稲田がモールからトライを上げワクワクする出だし。しかし、学生同士なら、ひとつレベルが抜けているが社会人相手では、力の差が歴然としていて、残念ながら敗退。突破口を開こうと、いろいろ試していたが得点には結びつかなかった。東芝のほうは、社会人の貫禄か、随分落ち着いていた。点差から勝負は結していたようなものだが、後半最後の10分くらいの早稲田の反撃は見ていて面白かった。トライを決めた豊田はさすが。来年まだ1年あるから、彼らしいチームを作ってほしい。早稲田の象徴的な五郎丸はこれが学生最後の試合。1年の時からレギュラーでおなじみだが終了後の涙は清清しかった。カメラの角度なのか、スロー・フォワードに甘かったように見えたが、試合の流れが途切れずにスピード感があり、印象に残る試合だった。順当に社会人の4強が、準決勝に残ったがどこが優勝するんだろう。