炎天下を歩く
今年の天気予報はあまりあてにならない。自信なさげに梅雨明けを発表したり猛暑と言ってたのを冷夏になると言った途端連日の猛暑日に近い天気、昨日も予想は曇りで気温もやや低めだったがなんのことはない、晴天でウダるような暑さ。体が抵抗していたが、日曜の午前は歩くと決めているので、あえて飛び出した。10時を過ぎるころにはバッタリ人影も途絶えてくそ暑いのに歩いているバカ者はおいらくらいのもの。笑うるさく鳴いていたオオヨシキリも今は子育ての時期でどこにいるのか見つけられないくらいおとなしい。夏はなんと言っても昆虫の季節。なんだが、アブラゼミはうんざりするくらいいるけどチョウの数はまだ少ない。この「コミスジ」もそんなに珍しいチョウではないんだろうが木場潟にはあまりいない。これなんて名前なのか知らないが、稲の穂がたれるような時期になると田んぼのまわりに設置しだす。爆発音で穂をついばみにくるスズメなどを追い散らすのだが人間でも心臓麻痺を起すのではないかと思うような大発砲音を鳴らす。ったく、なんとかならんのか、という苦情が多いのか単にランニングコストのせいなのか、今年は発砲の感覚が長いようだ。やれやれとスタートした駐車場に帰ってきたら準備をしていたアーチェリー大会がそばのグラウンドで始まっていた。県の大会ということだし、途中の道路に案内の看板が出ていたから、さぞや多くの観客が集まっていることだろうと思っていたら、だーれもいない。笑競技者の妻と思わしき人が携帯イスで応援していただけ。愛好サークルの親睦会というような雰囲気。ひょっとしたら、本番前の練習だったのかもしれない。笑