「ミジンコ先生の水環境ゼミ」
おいら、近くの潟の水質浄化や生態系の保護を目的にする再生プロジェクトに係わっている関係でこういう類の本をけっこう読んでいる。プロジェクトとはいっても、市民主体の組織だからほとんど素人と同然である。このような研究者が書いた本は、思い込みとかを修正してくれて非常に勉強になる。ミジンコなどのプランクトンを通して、水環境を易しく解説していて非常に参考になった。丁度、昨日、水質浄化のひとつの試みとして浮島にするイカダ作りをした。イカダに竹炭を入れた麻袋を乗せ、それに植物を植え込んで植物の水への浄化作用を利用する方法で、長野県などでは既にいくつかの湖沼で実施されている。メンバーの他、イカダの部材の竹、間伐材の運搬や、麻袋に竹炭をつめる作業を高校の運動部の生徒がやってくれまた麻袋を麻縄でとじる作業を小学生が担当してくれた。こじんまりとしたイベントのつもりだったが新聞社やテレビ局なども取材に訪れ、ずいぶんと盛り上がった。植物はカキツバタやハナショウブなどを植えつけたんだが花が咲くのが楽しみだ。