「子どもが危ない！」（著／江原啓之、出版社／集英社）

April 18, 2005

カテゴリ：本

友人から「読んでみて」と「子どもが危ない！」（著／江原啓之、出版社／集英社）と言う
本を紹介されたので図書館で借りてきました。
大まかな内容は「戦後急速に目に見えないものへの尊敬や畏怖の念が薄れ、
現在の社会は価値観が過度に物質主義に陥っている。
子どもへの愛でさえも条件付（「思い通りに育っている」「○○ができる等」）になり、
親が物質主義的価値観で「いい学校、会社」を選ばせることで、子どもは個性を発揮
することができなくなると同時に親の物質主義的価値観に染まっていく。
子どもは無償の愛（本物の愛）を受けることで、心に『愛』が充電され、自分や他人を
大切に思う心が育っていくが、本当の愛を知らない子どもは自分や他人を『物』のように
取り扱い、その結果残虐な事件や自殺、売春と言った問題が起きているのである。」
と言った内容でした。こういったことを霊的世界の話をおりまぜて説明してあります。

著者の江原啓之さんはメディアにもよく登場されているかたのようで、スピリチュアルの
考え方を知っている人も多いのかもしれませんが、私は「そう言えば1回テレビで
見たことがあるかなぁ。」くらいだったので、この本の理解度としては半分くらいでしょうか。
江原さんの言われる『霊的世界』をどの程度信じるかは別として、子どもを愛するという
ことについて考えさせられた一冊でした。

この本を読んだ後、たまたまブックオフで「幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック」
( 著者：江原啓之 | 出版社：三笠書房 )を見つけたので購入しました。
こちらのほうは『幸せになるには』というなじみやすいテーマで霊的世界のことが
書かれているので、スピリチュアルについてあまり知らないと言う方はまず
こちらを読んでから「子どもが危ない！」を読まれたほうがいいかもしれません。

江原さんは「江原啓之のスピリチュアル子育て」(著者：江原啓之 | 出版社：三笠書房 )
と言う本も出されているようなので、いつかこの本も読んでみたいと思っています。