３０代での初ママ日記

今日の地震はすごかったです。高層ビルの20階付近にいたので、かなり大揺れでした。
キャビネや机の引き出しが飛び出したり、何度も揺れが続いて酔いそうでした。
携帯はメールは送れるものの、メールが届かず、通話は全くダメでした。けど固定電話はつながってました。
エレベータも止まったので、下りるに下りられず、窓から外を見ると、普段は歩道に人はあんまりいないのですが、なんだか沢山います。電車が止まったのでみんな歩いて移動の様です。
ビル管理事務所から「このビルは安全です」と言う緊急放送が流れたのですが、みんな「ほんとうかぁ？これ以上の揺れが来ない保障はどこにある？もう一回同じ揺れがあったらもつの？」って感じでしたが、みんな割と落ち着いていました。こういう時にパニックにならないのが重要かもしれません。

地震は2時46分頃の発生で、5時間授業だとちょうど移動中なので、さぁちゃんがどうなっているか心配してましたが、3時頃学校からのメールが届いて「低学年の２クラス以外は学校で待機中」とのことで安心しました。隣の席の同僚も小学生のお子さんがいるのですが、連絡がなくてかなり心配していました。地震時移動中だったらしく、結局学童からしばらく経ってメールがったみたいです。区によって対応はまちまちですが、私の住む区では割とこまめにメールを送ってくれるので、安心できました。携帯からのメールは一切届かなかったのですが、パソコンメールは届いたので、両方登録していて良かったです。けど、本当は携帯メールは自分で「新着メール確認」をすれば読めたみたいです。緊急の時は、通話よりメールですね。
ただ、固定電話は割とつながっていました。地震の被害が明らかになった夕方頃には全国からの問い合わせ電話が殺到したせいかつながりにくくなったけど、「固定電話強し！」と思いました。


電車が全て止まっていたので歩いて帰るのも１時間以上かかるので、少し早めに同じ路線に住む同僚と一緒に会社を出て歩きました。会社の安否確認のシステムが変更になった際に自宅まで歩く場合の地図を打ち出しておいたのですが、まさか本当にこれが役に立つとは思っても見ませんでした。私の地図は数枚程度でしたが、殆どの同僚は同じ縮尺で20枚近くで大変そうでした。後から聞いた話では、最高８時間歩いた人もいたらしい。

普段見ることのないほどの人が歩いていました。バスは動いていましたがどの停留所も積み残しのお客さんであふれていました。
1時間歩いて五反田に着きましたが、バス待ちかタクシー待ちの人たちが歩道橋の上まで並んでいました。

それからまた１時間ほど歩いて学校に着きました。仲良しのお友達のお母さんがさぁちゃんを預かってくれたみたいでした。お迎えの前に一旦家に戻ったところ、玄関先の絵が落ちてガラスが散乱していました。

テレビも倒れていて、テレビ台の上に置いていたハードディスク類も落ちたりずれたりしていました。さぁちゃんの大事なwiiも床に落ちていました。

さぁちゃんはご飯をお友達の家でごちそうになっていたので、とりあえずお風呂に入って、その後一緒にテレビ周辺を片付けました。外れていたケーブル等をつなぐと全部大丈夫だった模様。さぁちゃんはwiiが心配だったらしく、「私配線は出来るよ！」とかなり一生懸命に働いてくれました。

さぁちゃんに学校での様子を聞くと、地震時女の子達はこわくて泣いていた様です。さぁちゃんも泣いたらしいのですが、「wiiが出来ない～」と泣いたそうです。そして、お迎えに行った時には元気で大好きなお友達と遊んでいて、「ママ、無理して帰ってこなくても良かったのに・・・」と言った感じでした。私が帰らなかったらお友達の家でお泊まりできそうだったので、わくわくしていたらしいのでした。（ほんと強く生きて行けそうな子なのだ・・・）

棚の上のディスプレイ等、積み上げていた物などが全部床に落ちているので、明日は大掃除となりそうです。

いやぁでも、突然のことでびっくりしました。
阪神大震災もすごかったけど、今回も同じくらいの揺れでした。震源地が宮城なのに、東京でこれだけ揺れたので、宮城は大変だろうと思っていましたが、夜テレビで見てびっくりしました。津波が・・・。

※この日、仙台の宮古島に休暇で旅行していた同僚も無事だった模様。地震中は遊覧船に乗っていて、その後近くのお寺で避難していたそうです。東京迄帰ってくるのが大変だったみたいですが、山形経由で日曜日に東京に戻ってこられたみたいです。同僚は無事で良かったですが、津波で沢山の方がお亡くなりになったことはとても残念です。ご冥福をお祈り致します。