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2024.08.26
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カテゴリ:英語・学習

今年の目標


・2024年6月9日(日)  簿記3級受験 →不合格(67点)
・2024年9月29日(日) TOEIC受験 →申込済
・2024年11月17日(日)簿記2級受験 →勉強終わらないので延期
・2025年2月23日(日) 簿記2級受験
・2025年1月      英検準1級受験 →簿記終わってから考える
・2025年5月      英検準1級受験?

今週の記録




先週に引き続き「ニュースで学ぶ現代英語」がお休み週だったので、簿記(過去の勉強時間分もあわせて)やったりしていました。
簿記、1日15分だけでもやろう!としてたんだけど、1日15分だと遅々として進まない。
最低30分はやらないと問題も解けないな…という印象。
でもそうすると勉強開始するにあたり心理的ハードルがあがっちゃうのよね…。

・投資

株価、全体でプラス。
暴落のときに購入した、セブン&アイ、ヤマハ、ホクトを売却。
ほかにも軒並み売りに出している。
いくつか下がっているものは買い注文も出しました。

今週読んだ本


156


バッタを倒すぜ アフリカで (光文社新書) [ 前野ウルド浩太郎 ]​​

面白かった〜!!!私的★5。
『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦氏が好きな人は、絶対好きと思う。
砂漠にバッタのコスプレで、タイトルは倒置。なかなかトバシた装丁である。
新書なのに 608pもあって(分厚っ)、なかも写真やグラフがカラー刷りでふんだんに使われていて、それで1,650円(税込)は安すぎではないか。

著者は、1980年秋田県生まれ。大発生しては農作物を喰い荒らすサバクトビバッタを追いかけるバッタ博士。「前野ウルド浩太郎」のミドルネームは、研究地モーリタニアで授けられたもの。
知らなかったのだが、前著『バッタを倒しにアフリカへ』(2017年)の続編でした(児童版『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』もあります)。
前著知らなくても読めるんですが、もっとこの人(と周りの人)のことを知りたくなったので、読んでみようと思う。
今回の内容は、

第1章 モーリタニア編ーバッタに賭ける
第2章 バッタ学の始まり
第3章 アメリカ編ータッチダウンを決めるまで
第4章 再びモーリタニア編ーバッタ襲来
第5章 モロッコ編ーラボを立ち上げ実験を
第6章 フランス編ー男女間のいざこざ
第7章 ティジャニ
第8章 日本編ー考察力に切れ味を
第9章 厄災と魂の論文執筆
第10章 結実のとき

となっています。
「いや、別に昆虫とか興味ないんで」という人も、エピソードが面白すぎて600頁読み切っちゃうこと間違いなし!

この本は、すなわち、異世界転生モノ的に、アフリカのバッタの繁殖行動を明らかにしようとする研究者の活動話を大黒柱とし、それを「婚活」「仕事」「旅」という裏話の三本柱で支えたものである。
すでに壮絶にバランスが悪く、崩壊しそうな建てつけになっているが、そこは著者と編集者の腕の見せどころである。どのようにバランスをとりながら本書が綴られるのか、ハラハラしながらお楽しみいただきたい。


現地での文化の違い、人との出会い。研究の苦労。
読んでいるうちに、サバクトビバッタ、フィールドワーク研究の仕方や論文の発表方法、モーリタニアや他の国での文化交流理解、…と楽しみながら諸々の知識を身に着けてしまう恐ろしい本。
自分の好きなこと(=サバクトビバッタ)の話だけ専門的にしていても、一般の人は聞いてくれない、ということをよくわかっていて、無駄話をぶっこみまくっている。

私が一番「すげぇ」と思ったのは、第7章がまるごとモーリタニア現地でのお抱えドライバー「ティジャニ」について書かれた章であるということ。
ティジャニのことが気になりすぎて「前著も読むぞ」と心に決めたよ。

この人のパーッとお金を使っちゃうところ(前著の印税で、バッタオペラに出資、秋田の学校に自著を寄贈、新型コロナでステイホームするためにティジャニにお金を渡す…)すごいなと思う。
それがまた、有益なお金の使い方、ひととつながる使い方で、いいな。
クラウドファンディングで研究費集めたら集まっちゃいそう。

私の「バッタの襲来」のイメージといえば、ローラ・インガルス・ワイルダーの『大きな森の小さな家』シリーズに大量のバッタが農作物を食い尽くすという場面。
幼心に恐怖を覚えたあの光景。
最近読んだ(最近?と自身の時間間隔が空いていることを感じる)
2022.09.08「231.香君(上)西から来た少女 [ 上橋菜穂子 ]
2022.09.11「233.香君(下)遥かな道 [ 上橋菜穂子 ]
も蝗害の話だった。

私はずっと「イナゴ」の害だと思っていたのだけど(イナゴという種類のバッタみたいなのがいるんだと思っていた。蝶と蛾みたいに)、著者はイナゴとトビバッタが異なることを力説する。
混み合いに応じて生理的特徴変化させる「相変異」を示し、大群で移動するものがトビバッタ、示さないものをイナゴ(単なるバッタ)というのだそうだ。
へええ。
そういえば、理科だか生物だかで、「群生相」「孤独相」って習ったなあ…と遠い記憶を呼び起こす。
教育って大事だよね。「知ってるか、知ってないか」(習ったことがあるか)って大きいもの。
研究生活の集大成である論文執筆に、義務教育のありとあらゆる科目が役立っているというところも、ぜひ児童版を第二段も出されたら入れていただきたいところだ。

157


そう来る? 僕の姉ちゃん [ 益田ミリ ]

コミックエッセイ。
何冊か出ている「僕の姉ちゃん」シリーズのようで、それを知らずにこれから読んで、「姉ちゃんのこと好きになれねぇ…」となりました。
圧倒的光属性、ポジティブシンキングの権化。自己肯定感の塊。生きてるだけで丸儲け。
私がこのひとの弟だったら、「自分はネガティブ沼にハマっているのに、なんで姉ちゃんは…」とジト目で見てしまいそう。

「大人になるってことはさー
もう自分は何者にもなれないんだってことをしみじみ感じることでもあるのだよ」
「え、じゃあ逆に大人ってすげーって思うことは?」
「本屋さんに行くじゃん?
棚の間を歩いている時
ここにある本どれ買っても一応読める
って思うといつもカンドーする」


自分が好き。文句ある?
という態度の姉ちゃん。
そっちに行きたいんだよな。
そうして生きたいんだよな。
今あるものを認めて、ここにあるものを褒め称えて、自分スゴイ!私エライ!ってよいしょして。
でもそれが出来ないから、永遠に出来ないから、私は私でもあるのだよ。

158


放課後ミステリクラブ3(動くカメの銅像事件) [ 知念実希人 ]​​

2024年本屋大賞第9位受賞児童書のシリーズ第3段。
イラストたっぷりでさらっと読める、子どもにおすすめのミステリ入門書。
今回は動くカメの銅像事件で、早々にトリックがわかってしまった。
で、この「トリックがわかる」というのは、私が大人になって、いろんな知識を身に着けたから「ピンとくる」のだと思ってちょっと感慨深かった。

159


放課後ミステリクラブ4(密室のウサギ小屋事件) [ 知念実希人 ]

同シリーズ第4段。
今回は密室トリック。
しかし、うーん。手品のような反射を利用したトリックなのだけど、ウサギ小屋に入ったときにうさぎが物音を立てたりするんじゃない?と思ってしまった。

160

​​​
ポンコツ4児母ちゃん、在宅で働いたら月収100万円になった! [ なごみー ]

インスタで月収100万円、という本。
うーむ。「私こういうのきらいやねんな」、という自分の中の考えを再認識した。
何が嫌なんだろう、と思う。
この人は自分が試してよかったものだけをフォロワーに紹介していて、それで「いいな」「〇〇さんがおすすめするなら」とフォロワーが購入して、別に誰も損してないからええやん、という話なんだけど。
コンテンツを作成して(この人の場合は整理収納ハウツー)、それは結局、アフィリエイトするためのものだというところが一番「いや」だと思うのかなあ。

しかし、フォロワー(閲覧者)のことを考えて発信するというのは勉強になる。
私のブログの驚きの見にくさよ。自己満足乙。
読書記録は、前のように1冊1記事のほうが読みやすいし、検索でもヒットしやすいんだろうなと思う。
でも面倒でついまとめちゃうのよね…。
楽天ブログだと「ページ内リンク」が出来ないから、「◯月に読んだ本」でまとめても、その本にダイレクトにアクセス出来ないから不便。

ちなみに楽天もにほんブログ村も、最近「広告を見ないとページ閲覧できない」という仕様に変更され、めっちゃイラッとくる(笑)。
念の為申し上げると、私には1円も入ってこないんですよ。
無料で使わせていただいているサービスだから文句言えないと思いながら、「でもなあ」と思う。
自分に関係のある広告が表示されるとかなら、「クリックしちゃう」こともあるでしょう。
しかしエロ漫画とか怪しい健康食品とかばっかり表示されるとね…。

161


何かをやりとげたいと思った、70歳の日本一周の旅 [ 阿波周作 ]

70歳、獣医師。
夢だった「日本一周」を叶えるため、北九州から中古車でひとり、旅に出る。
父の仕事で転々とした子供時代の幼馴染。
大学進学のため上京し、共に学んだ日本各地から集まった同級生たち。
仕事で知り合った先輩や恩人。引っ越していった近所の人。
津々浦々の知人を訪ね、温泉に入り、城をめぐり、美味しいものを食べる。
そして旅の中での、新しい出会い。

淡々とした「記録」のような内容。
章ごとの扉に日本地図が載っているので、どこから来て、今どこだというのを図示したらよかったのに。
ルートがよくわからなくなるところがあった。
ひとりで旅をしているので、愛車に話しかけているのが可愛らしかった。
船が苦手だから自分は飛行機で沖縄へ行き、車はフェリーで渡るのだけど、再会したときに「げっそりしていた」と車の様子を描写しているのが素敵すぎる。

最近、こういう「元気なシニア」が日々生活し、学び続け、夢を叶え…という本を読むのにハマっている。
しかしながら日本一周!うらやま!!
巻末に総決算として、かかった金額(230万円;車の購入費用含まず)・日数(175日;76日は沖縄に滞在)、走行距離(16,708km)のまとめがある。
(ちなみに沖縄長期滞在中はローソンでバイトしてみてんの!すごない?旅行を終えて、この本を執筆するために再度沖縄を訪れて、またローソンでバイトしてんの!!)

どうですか、これ。
頑張れば、いけんことないよね。
1日2万円弱。
年金はどうなってるかわからんから、投資でそれだけ利益が出せたら、出来るんだなあと思うと、途端に楽しくなる。
まあ今の私には、「時間」のほうが問題なんだけど。
下の子(小学1年生の息子)が、大学(18歳)に入るまであと12年。
私は50になっている。
そこまでいけば、子どもにかかるお金もある程度見えている。
親の介護が始まっているかもしれないけど、自由もきく。仕事をやめていればね!
そこをひとつの区切りとして、以後は自由に生きる人生もありじゃない?

世界一周もしてみたいが、お金がもっとかかる。
でも元気なうちしか出来ないよねえ。
「出来ない理由が金なら借金してでもやれ」って言うもんな(言わん?)。

今できることとして、「妄想日本一周」はありじゃないか。
ここに行こう、あそこを訪れよう。季節は、ルートは。
その妄想に12年かけるのも、楽しみじゃないかと。笑

しかし、著者は「人と人とのつながり」がすごい。
私のようなぼっち族は、訪れていく人もいない。
一人楽しすぎるぜ!だから、苦にはならないのだが、自分が逆立ちしたって叶わない人生の終盤を見て、「そういう生きかたもあったのかもしれない」と思う。
人と関わるのしんどくて無理なんだけど。

162


女の国会 [ 新川 帆立 ]

あとから見れば、表紙が全ネタバレだったんだなと。
ぶりっ子のワガママ二世議員・国民党の朝沼侑子ーーー通称「お嬢」が、青酸カリを服毒して死亡した。
直前に言い争いをしていた民政党の高月馨は、世論からバッシングを受ける。
はたして彼女は、高月の言葉を苦に自殺したのか?
そこへ毎朝新聞者の記者・和田山怜奈が、朝沼からメールから送られてきたという遺書の写真を持って現れる。
「女に生まれてごめんなさい。」
拙い字で綴られた言葉の真意はーーー。

政策担当秘書(高月の秘書・沢村)→政治記者(和田山)→地方議員(朝沼に声をかけられてO市議会に出た間橋)→議員(高月)
と、章ごとに語り手が変わる。
その誰もが女で、「女であること」への抑圧と生きにくさを感じている。

自分は首相になれないって、どうして思ったんだろう。女だから?政治家の家系じゃないから?人生はあと何十年もあるのに、どうして最初からあきらめていたんだろう。
日本で女性首相が生まれたことはない。(略)
これがどれだけ異様なことか、気持ちの悪いことか、どうして今まで気づかなかったのだろう。
女は怒っていい。こんなのおかしいと言っていい。
百年後の女の子たちには、「そんなひどい時代があったのか」と驚いてほしい。その頃にはきっと、今よりマシな現実があるはずだから。


172頁で種明かしが始まるのだけど、ここまで全然気づかなかった。
残り頁を思わず確認しちゃったもんね。間に合う?!って。
ミスリーディング。以下ネタバレ。

朝沼の遺書と見られたものは、婚約者である三好顕太郎の手記だった。
アメリカで生まれ育った顕太郎は、幼い頃から自身の性に違和を覚えていた。
しかし日本で政治家をする父には、もちろん受け入れられない。
そしてアメリカで起こった地震。
母は、死んだ双子の兄・顕太郎と、生き残った双子の妹の入れ替えを思いつく。
それから「顕太郎」として、男として生きてきた「彼女」。
トランスジェンダーが、首相になることは出来ない。
一生隠し通そうと思った秘密。自分を偽って生きる苦しさ。

戸籍ごと「男」になっても、健康診断とかその他諸々はどうやって突破したんだろうか…。
さらにいくら双子でアメリカで離れて暮らしているとはいえ、自分の息子と娘が入れ替わっているのに気づかないってあり得る???
と、ツッコミどころはあるんだけど、顕太郎に対して「こいつも男だしな」と感じていた怒りとかって、その人の側の問題を「男である」という見かけの属性で無視していたよな、と思った。
それは「女である」に向けられるものと同じではないのか。

163


読んでばっか (単行本) [ 江國 香織 ]

江國さんの書評を集めた本。
ひとの書評を読むのは(お気に入りの作家さんの書評を読むのは)楽しいのだけど、今回はあんまり面白くなくて流し読み。
原因を考えると、「その作者」「その作品」の紹介が多くて、「知らない友達の話」「内輪ネタ」を延々聞かされているような気がした、からかな。
書評は、結局「その人がその本を読んで感じたこと、思ったこと、見た景色、想起された記憶」を読むのが楽しいのであって、本のあらすじはざっくりでいいんだよな…。

この本で一番興味深かったのは、冒頭の江國さんへのアンケート「どうやって本を読んでいますか」。
本屋で本を選び、電子書籍は利用せず、家の外で一人でいる時間は寸暇に読み、毎日2時間入るお風呂で読み、本は複数冊並行読みではなく一冊ずつ読む。
その人の「本の読み方」って、知りたい。

164


しんがりで寝ています [ 三浦 しをん ]

雑誌「BAILA」掲載のエッセイまとめ第2段(第1段は『のっけから失礼します』)。
いやもう、笑っちゃうんよな。ぶふっと吹き出してしまう。電車で読んだらあかんで。

著者も単行本化にあたり補足加筆していて書いてらっしゃるのだけど、コロナのときのことって隔世の感があるよね。
「そういえば、そんなことあったなあ」っていう。
今思えば嘘のようなあれやこれや。

個人的には、映画のピカチュウの実物大ぬいぐるみを購入し、愛でまくる日々を楽しく読みました。
自分さえ楽しけりゃいいんだよ!文句あるか!



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最終更新日  2024.08.26 06:32:17
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