良くも悪くも哲学者
Dと毎日接していると、この子は良くも悪くも哲学者なんだなーと思います。「今は座って、お話を聞くときですから、お口を閉じましょう」みんみん:とりあえず周囲を見渡して、口を閉じます。調子がよければ(?)しーっというしぐさもします。D:頭の中は?だらけです。「今?」「座ってお話を聞くって、なんの話?」「話ってどのくらい長いの?」「口を閉じるの?なんで?」「今は口を閉じる時間って、誰が決めたの?」調子がよければ(笑)これらの質問を、手をあげて表現することができます(^_^;)。この質問をすると、特に小さい頃に返ってきがちな回答がこれです。「みんな静かにしているよ、Dちゃんも良い子にできるかな?」これで、さらに深遠な人生に対する疑問が湧き出します。「みんな、どうして静かにしているの?」「Dちゃんは良い子にできるかって、ぼくは良い子じゃないの?悪い子なの?」年齢が少し進むと「どうしてみんなが静かにしていると静かにしなくてはいけないの?」そんなことがあった日には、家でお母さんやお父さんにこういう台詞も言われそうです。「先生の言うこと、聞かなきゃだめよ」「先生が、こうしなさいって言ったら、言われたとおりにしなさい」さて、Dちゃんの感想は・・・「先生の言うこと、聞いてたよ」→意味:先生の発話音声は耳に届いていたよ「言われたとおりにしてるよ」→補足:先生の意図がわかるときは、意図通りに動いているので、意図が伝わらなかったときは、「言われたとおりにして」ません。さらに年齢が進むと「どうして先生の言うことを聞かなくちゃいけないの?」特定の場で決定権が誰にあるのか、自然に直感的に察するのが極端に苦手な彼ら。場面ごとにそれを明確に教える必要がある、とはどの本にも書いてありますが、さらにここで「先生」という職業の歴史を一緒に調べてみる、というのもいいかな、と。日々、親に哲学的なひとときを提供してくれるDです。↓昨年発見された「謎の草」、気づいたら花がついていました!!本当に小さなかわいらしい青紫の花。発見当初の姿はここをクリック。3枚目の写真です。