夢で愛ましょう! 資本主義と共産主義どちらが人を幸せにするか?(2)
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。 世界中のすべての方が幸せにありますように!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆2020年 令和2年3・1(日) 珍しく政治の話 資本主義と共産主義の どちらが人を幸せにするか(2) 姫野です。 今日京都は気持ちのよい晴れの1日でした。 ど~も、いかがお過ごしでしょうか? いや僕は、今一つ体調がよくなく なんとか仕事をこなしている といふ、けふこの頃です。 春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうすぐも 奈良南円堂の御詠歌 さて 政治体制は私たちの暮らしや幸せに 大きく影響します。 それで 資本主義・民主主義・社会主義・共産主義 の長所と欠点について、ざっくりと僕の 考えを述べましょう。1 資本主義と共産主義の違いは何か? 私有財産を認めるか否かです。2 人類が大掛かりな戦争をはじめたのは 農業が始まり、個人が私有財産を持ち始めて からです。 日本でも本格的な争いが始まったのは、稲作が 普及し始め「ここはおらの土地だ!他人は入るな」 と言いはじめた弥生時代からです。3 資本主義はもちろん個人の私有財産を 認めます。 共産主義は認めません。 社会主義は共産社会に至る過渡期で 主要な生産手段は私有ではなく国有化しよう。 まだしかし少しは私有財産は認めよう。4 資本主義の現実 資本主義体制ですと、私有財産が保証され 個人が自分の財産は自分が自由に使えます。 民主主義と結びつきやすく、自由で民主的な社会 に住むことが出来ます。 職業の自由、移動の自由、表現の自由があります。 言いたいことを言い、やりたいことをやれる。 自分の自由に暮らせる社会というのは とてもよいと言えます。 しかし、 富がどうしても集中していきます。 少し経つと格差はとても大きくなります。 そうすると 特別の才能のない、自活能力もない人間は 生きるために金持ちの言う通りに従わないと 生きていけなくなる社会になります。 結果的に自由も財産もない人々が出てくる 社会になります。 5 社会主義・共産主義社会の現実 この資本主義の大きな格差社会の中で 生まれた考えです。 すべてはみんなのものであり 人はみな平等であるべきだ。 革命を起こして、権力を奪い、全員が 平等に暮らせる社会にするべきだ。 理論的にはとても魅力ある主張です。 しかし 現実に、私有財産を没収し、全員に平等に 配布するというためには 強力な中央集権体制が必要になります。 それで、共産党一党独裁体制になります。 自由はなくなり、強力な国家統制に従う しかも、共産党は無謬で過ちはない 権力批判は「反革命分子」ということで 処罰されます。 そうなると、結果的には共産党員の一部が 富を独占し国民は等しく貧しい。 という資本主義と同じような、いやさらに悪く 自由も財産も何もない、何も言えない「等しく 貧しく平等な一部の特権階級の共産党員の奴隷社会 恐怖政治社会」となってしまいます。6 今私たちは、こうした資本主義社会 社会主義・共産主義に代わる、よい政治思想 政治体制を産み出せていません。 もちろん僕もわかりません。 でも、現時点ではこうした矛盾・問題点をよく認識して より被害や苦しみの少ない決断を積み重ねる しかないと思います。 少なくとも、資本主義の弊害を是正するためには 社会主義社会・共産主義社会さえくれば すべては解決する。バラ色の未来が来る。 「すべての労働者は団結して革命を起こそう」 ということでは、解決しないということは もうはっきり言えると思います。 僕の想いとしては 誰であれ現実に暮らすためには、 人は助け合わないと、 自分一人では生きていけない生き物です。 感情的・暴力的にならず、穏やかな心で 強欲になりがちな自分の執着を手放し 自分の出来る範囲で慈愛の心から助け合う それはどんな時代でも変わらずに 幸せのためには必要なことで、 その心を忘れずに涵養していく。 それだけは忘れてはならない。 そう思うのです。 あなたのお考えはいかがでしょうか? ではでは 愛を込めて! 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro) ana38655@nifty.com 今日も笑顔でニコッとね。 何であれ、そこに愛が流れてこそ はじめてこころから楽しくなります。 幸せはごく自然な あなたの命の本来の属性です。 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」 http://siawase1.at.webry.info/ ご意見・ご感想などはこちら 姫野メルアド ANA38655@nifty.com 生涯かかっても実現できないような 大きな夢を持ちなさい 案ずるな、必ず救うてやる! いつも響く仏の声です。