漫画「だんだら」 きら
「まっすぐにいこう。」のきら版の新選組です。 沖田総司役に抜擢された若い役者が、昼寝から目覚めたら“沖田総司”として幕末にタイム・スリップしてたお話です。 旅行記の途中ですが、あんまり面白かったので漫画のレビューを書きます。 ネタバレアリです。 実は、一回目読んだ時よくわかりませんでした。でも、エンディングでは沖田が本物になってる??って感じで。 2回目読んでも“沖田役の役者”と“本物の沖田”がどこで入れ替わったのかよくわからない。 もう一度「どこで沖田が本物に入れ替わったか」注意して読んだら、なるほどでした! きらさんは、ちゃんとキーポイントを作っていたんですね。 ・眠りからの目覚め ・沖田が池田屋事件の場所を知っているか、知らないか ・沖田の態度の変化 ・沖田のセリフ どうも、沖田役の役者が幕末にタイム・スリップしているとき、本物の沖田は現代にタイム・スリップしていたようです。 沖田役の役者は幕末で「死と隣り合わせの恐怖」を味わい、本物の沖田総司は現代で「斬らなくても生きていける世界」を味わいます。 そして二人とも「人殺しはたくさんだ。オレは生きたいだけ」と同じ答えにたどり着きます。 う~っ、このお話イイっ。すごく好き。 でもネットでレビュー読んでると、評判は・・・イマイチ。 なので、うちのダンナ(新選組を愛し、少女漫画も読む男)にも読ませてみました。 ダンナ評:面白いと思うけど、沖田の変化がわかりづらい。説明不足。 新選組を知らないと解らないかも。 ・・・だそうです。 ちなみに新選組で出てくるのは、ほぼ土方のみです。 この土方さん、お笑い担当で明るい。けど好き~。 読む人によって、とらえ方が変わってくるお話ですが、きらの“人を傷つけること”へのメッセージはしかと受け止めましたっ