箱根ミステリー
宿に着いたのが午後4時半五時には露天風呂に入ったあたしはラッキーなことに一人貸切状態だった湯船の中でプラーナーヤーマなんかやったりして完全な脱力状態を作って、呼吸に身を任せると湯船に浮かんだり沈んだりおもしろくってずっとやってた1時間近くその一人遊びしてたところ、やっと一人おば様登場しっかりしてる朝丘雪路みたいな人(以後ユキジとします)しばらくユキジと箱根の色んなお宿についてお話したあたしは喉がカラカラになったので先に上がったドライヤーで髪を乾かしてるときに、ユキジも出てきた(あれ?ユキジ、メイク落としてないやん?髪も洗ってない)でも一応聞いてみたドライヤー、使います?髪は朝洗うからいいのそう言ってユキジはあたしより先に出て行った翌朝、6時前には朝風呂へまた貸切でラッキー再び一人遊びを1時間ほどしたところで、誰か入ってきた気配まさかのユキジ!!!!!!!そしてまだメイクしとる!!!!!!ちょっと話したけど、あたしの想像力が働きすぎておもしろすぎてあまり一緒に要れなかった彼女はあのままメイク顔で一晩過ごしたと思われるそして今度はメイクを落とすだろうが、ここで再びメイクを終えて部屋に帰ると思われるユキジ、完璧そこまでスッピン見せられない相手って誰?ってかそこまで見せられないスッピンってどんだけ?ユキジのスッピンとその同伴者を確認できなかったことが悔まれる春の箱根