テーマ:今夜のばんごはん(50669)
カテゴリ:料理・パン焼き・お菓子作り
発端は、数日前の連れとの会話にさかのぼります。
私 「そういえば、うちって一度も"まるかぶり"したことないよね」 連 れ「え? 何それ?」 私 「ほら、節分の日にその年の吉方を向いて無言で巻きずし食べるやつ!」 連 れ「知らない。そんなのやったことない。○○(私の出身地)限定じゃない?」 ふだんからどこかボケたり抜けたりしたところのある私のこと。 何か覚え違いしてたかと思い、そこでいったん口をつぐんだのでした。 しかし、その後立ち寄ったコンビニで"まるかぶり"ののぼりを発見! 意気揚々と連れに説明し、帰ったらネットで詳しく調べて 今年は"まるかぶり"をやってみよう、ということになりました。 そして、本日21時。そろそろ夕飯の準備…というときに。 !!! 今日が節分だということ、"まるかぶり"のこと、急に思い出したのでした。 何にも用意してないよぉ(^_^; まだスーパーは開いてる時間だったので、連れが買い物にダッシュ。 巻きずしが売り切れていたときに備えて私はうちで待機しておりました。 案の定、連れから売り切れと入電があり、じゃあうちで作るから、と 具を適当に見繕って買ってきてもらうことに。 作ると言ったものの、巻きずしどころか酢飯も作ったことがありません。 慌ててネットでレシピ検索。こういうとき、ネットってほんと便利ですね(^_^) 連れが買ってこなさそうで、簡単に作れそうな具材もついでに検索。 干ししいたけを戻して砂糖・醤油・酒で煮詰めておきました。 さあ、次は卵焼きでも作ろうかってところに連れが帰宅。 寒い中、車とはいえ5軒も探し回ったそうで、すっかり冷え切ってました。 疲れてお腹も空いてるようなので、卵焼きは断念して巻き巻き開始~ それぞれ自分の分は自分で巻いて、恵方を向いていただきました。 家で手巻き寿司なんて作ったの初めてだし、楽しかったです(^_^) 連れは「自分で巻く」「無言で食べる」というのが新鮮だったようです。
写真、わかりにくいんで貼ろうか悩んだんですが、せっかく撮ったので…。 巻き寿司はたたきマグロ、イカ、椎茸煮という、その場しのぎの適当具材。 この写真だとマグロしかわかりませんね。 酢飯の甘酢、海鮮のわさび醤油味、甘辛の椎茸煮はよい取り合わせでした。 歯ごたえのある胡瓜と干瓢があれば、味的には完璧だったかも。 本日のメニューは、アジの塩焼き、菜の花のお浸し、味噌汁、巻き寿司。 節分メニューからはだいぶずれてますね、きっと。 鰯が見当たらなかったんでアジで(^_^; 菜の花は、まあ春っぽいかな、と… 子供のころは毎年"まるかぶり"ってやってたんですが、 ネットで調べてみると、これって関西から広がった風習だとか? それで連れはやったことがなかったんだと納得しました。 大きな巻き寿司を、その年の恵方に向かって無言で食べる…。 これって小さいころはけっこう辛かったんですよ。 笑っちゃいけないときに限って笑いたくなるもので、 ふだんはおしゃべりしながら食べてる家族が、みんな同じ方を向いて 無言で食べてる… なんだか笑いがこみ上げてきて(^_^; しかも子供で純真だったせいか、口開いたら福が逃げると信じてて もう必死になって笑いをこらえたものでした。 そんなこんなで、私にとって"まるかぶり"というと、 笑いをこらえて巻きずしを食べる行事という印象が色濃く残っていて、 どんな巻きずしを食べていたかは全然覚えていません。 来年は、どんな具がいいのか調べて、本格的にやってみたいです♪
追記:豆まきのことはすっかり忘れてました(^_^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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