[家族・友人・その他いろんな人達]の記事一覧 | 三十路ット・ジョーンズの日記

気を使うと痩せるのね

伊武雅刀さんではないけれど、私は子供が嫌いです。（これ、どれだけの方に分かっていただけるのでしょう？分かる方、コメントください！）まぁ、人並みに「かわいいなぁ」と思う事もあるのですが、はっきり言って「可愛いコ」に限ります。ちょっと田舎っぽい、ホッペの真っ赤な恥ずかしがりやさんのコとか、お行儀のいい大人しいコとか。あと、あの子供独特のシュールな笑いってありますよね。ああいうのは単純にかわいいなって思います。なんて言うのかな、「どう弄ったらいいのか分からない」というのもありますね。そんな私が、今日、子供に関わるハメになりました。相手は、私の最も苦手とするタイプ「生意気な女の子」です。おかげで、体重が昨日より0.8キロも減りました。ありがとう。イライラしない。イライラしない。広いココロ、広いココロ…。ブレンドオイル「ストレス」急に友人から電話で「久しぶりに合おう」とのお誘いがありました。なんと、顔を合わせるのは4年ぶり！彼女が出産のため入院時のお見舞い以来です。私としては、てっきり2人で合うものと思っていたのですが、彼女はお嬢ちゃんを連れてきた。「1回、会わせておこうと思って。」いや、私は会わなくてもいいんだけどな…別に。お昼時だったので、ちょっと美味しいパスタの店に行ってゆっくり…と思っていたのですが、一応「何食べたい？」とか聞いてみる。すると、母親が答えるより前に「マクドナルド行きたい」との答えが返ってきた。うーん、はっきりしたお嬢さんで…。と、いうわけで、まぁ、マクドナルドに行ったのですが、トレーを手に席に着こうとすると、友人はさっさと禁煙席へ。私が、目の前で「灰皿下さい」って言っているのを聞いていながら、です。「えー禁煙席？私タバコ吸いたいねんけど。」と、試しに言ってみたところ、キッとした顔で「だって、子供おるねんで！あたしだって吸いたいけどさぁ。」彼女は元々、私以上のチェーンスモーカー。「あたしだって我慢してるんやから、あんたも付合ッてよ。」という理屈ですね。別に、頼んで連れてきてもらったわけでもないのに…と思った私は心が狭いんでしょうか？まぁ、子供さんがいる場合、禁煙席に行きたいのは分かります。だから、「ごめん、禁煙席にしてもいい？」などの一言があれば、私としても「仕方ないよ、かまへんよ」で済むんだけどな。そんなこんなで席に着くと、お嬢さんが開口一発「おねえちゃん、タバコすうの？タバコすうと、肌に悪いねんで。」アンタに言われんでも分かっとるわい！しっかし、そんな情報をどこで入手したのかと思ったら母親だった。「もうさぁ、大人の話をよく聞いてるんよ。すぐ入ってくるし。」苦笑まじりに言う。「おマセでさぁ…。ねえ。」子供に向けて笑う。うーん、そういう事はお家でやってほしいな。そのお言葉どおり、お嬢様の「おシャマぶり」は、ナカナカのものでしたよ。さんざっぱら子育ての話を聞いて、「ふうん、そうなんや」「大変やなぁ」を連発したしている間もなんだかんだと言葉を挟むお嬢さん。まぁ、「退屈ー。」とグズられるよりはマシですね。そして、私と相方の話しが出た。もう、何年くらい付合ってるんやっけ？みたいな事から、結婚とかしないの？などという方に話がいった時のコト。「えー、おねえちゃんって『負け犬』なん？」どこで憶えて来たんだか…。「そんな事言わないの。失礼でしょ。」「失礼って何？」「もう、ええから…。この子、面白いやろ。」母子のやり取りを聞いていて私は思った。「負け犬」なんて言葉を覚えさせる前に「失礼」の概念を理解させなさい。まぁ、こうなると、逆に面白いですけどね。しかし、世の中の「お母さん」って、みんながみんな、そうではないと思うけれど、「子供が…」というと、何でも許されると思ってるんでしょうか？マクドナルドの後、私は買い物に行きたくて、ちょっとブラブラしようかなどと言ったのですが、「子供おるから」で却下。そこで別れようとしたのですが、「えー、なんで？久しぶりやのに。今日、夜、旦那遅いから、晩ご飯も一緒に食べようと思ってたのに…」って、勘弁してくれ！さらに、私の部屋に来たいなどと言う。でも、ネコとかいるしなぁ…と言うと、またお嬢さんが「ネコ見たい！見たい！」と騒ぎだした。「この子、ネコ好きやねん。けど、ウチは旦那が嫌いやから飼われへんし。」私は基本的に人を家に呼ぶのが、あまり好きではありません。ましてや、子供なんて！散らかってるしなぁ、とかグダグダ言っていると、お嬢さんがグズリ出した。「ネコ見るー！」「なぁ、ネコちゃん、見たいなぁ。」涙を浮かべる少女と、寄り添う母親の図。母親は私に非難の目を向けている…。休日の心斎橋商店街のど真ん中で、いきなり悪者にされた私です。仕方がないので部屋へ連れていきましたよ。楽しみにしていたネコちゃんですが、ところがどっこい、ウチのネコはヨソの人が大嫌い。「シャー！ファー！」で、ビエ～ンとなる。もう1匹のほうは、何をされても怒らないボーとしたヤツなんだけれど、お顔がちょっと不細工なので、初対面の人はどうしても可愛い方にいくんですよね。で、大概「ファー」と言われる。今回もそうでした。そして、その後の友人の言葉に私は耳を疑った。あんなに「ネコネコ」とウチに押し掛けて来たにも関わらず「もう何なん、アンタとこのネコ！可哀想になぁ、吃驚したよなぁ。」隣の部屋に閉じ込めておけと命じられてしまいました。結局、相方から間抜けなメールが入ったのを、「あ、ごめん。急に用事できた。ごめんな。」などと言って、お引き取りいただいたのですが、なんか、ものすごい後味の悪い一日でした。うーん、あんなに自分勝手な子じゃなっかたのにな。それとも、私が子供嫌いなゆえに、普通だったら気にならない事が気になりすぎてるのかな？みなさん、どう思われますか？今日のダイエット日記【朝食】：納豆トースト・コーヒー【昼食】：ダブルチーズバーガーセット【夕食】：納豆トースト・コーヒー（虚しい食事だ。でも、納豆トーストは美味しいよ）【今日の運動】：徒歩40分／半身浴室20分×３回（の予定）【今日の体重】：50.0キロ【昨日からの増減】：マイナス0.8キロ（気を使うと痩せるのね）

花粉症な人々…鼻毛を伸ばせば、マシになるのか？

今日の大阪は雨。花粉も飛ばず、花粉症の方々はホッとされたんじゃないでしょうか？私が勤めている会社のスタッフは、90％が花粉症。花粉症密度が非常に高い。出勤途中に出会うと、皆さん例の「立体マスク」をして歩いてます。3人も並んだら、けっこうシュールな絵面です。出入りのヤクルトさんのヨーグルト売り上げも、けっこうなモノではないでしょうか？「だぁ、はどぅのきゃんぺーんどうぢあばせしばしょか？」などと、どこか遠い地方の方言のような言葉が飛び交ったりもする。（『じゃあ、春のキャンペーンの打ち合わせしよか』と言っています。）一昨日は、営業の子が鼻をかみ過ぎて鼻血出してました。もう、大騒ぎ。女の人なんて、特に大変ですよね。「せっかく綺麗にお化粧してきたのに…」もう、鼻のまわり、目の周り、ボロボロになってますもんね。目は真っ赤になっちゃってるし。「化粧？意味無い。あきらめた！」と、なぜか力強く、総務の方が言ってました。そして、みんな、ちょっと「イライラ」する。分かります。集中できないですもんね、全然。私は幸い花粉症ではないのですが、メバチコ（って、関東の方は分からないかな？『ものもらい』の事）はよく出来るし、数年前に水疱瘡をやったし（関係ないか）、体調の悪い時なんかはハウスダストのアレルギーが出て、目や鼻はもちろん、背中や腕やあらゆる所がカユカユになります。ネコがいるもんだから更に大変です。しかし、「カユミ」って独特のツラさじゃないですか？同じツラさでも「痛い」とかって「華」があるような気がしませんか？「痒い」って、その辺、なんかコソコソっとした、ちょっと独特の「情けなさ」を感じます。「痒くてどうもすみませんねぇ」みたいな。「痒いくらいで…」って変な劣等感があるから、堂々と「ツラがれ」ないんですよね。イライラしても「あぁ、イライラしちゃダメ」って押さえてよけいイライラして、で、「あたしって、器の小さな人間ね」と凹んで…って、まぁ、そこまでは行かないとしても、変なツラさがありますね。身の置きどころが無いって感じ。カラダにはもちろん、メンタルな部分がよりツラいように思います。私はハウスダストのアレルギーが出た時には、実家の近くの漢方薬局で買った「小青龍湯」というヤツを飲んでます。仕事前に飲んでも眠くならないから重宝してます。全く同じモノではないですが、楽天にもあったので載せておきます。ご参考までに。花粉症にもいいみたいです。【小青竜湯　90包】（しょうせいりゅうとう）[医薬品]　[漢方薬]ハウスダストや花粉、冷気によ...ちなみに、ウチの相方も劇的に粘膜弱いチームです。花粉症の季節には、電話で話してると何言ってるんだか、皆目分からない。ポケットティッシュのために鞄を持ち歩いています。そんなヤツがあみ出した防御策…鼻毛をのばす！やめてほしい…。そして、効果があるのか？鼻毛を伸ばしたく無い方には、こんなのどうですか？眠くならない花粉症薬【小青龍湯】漢方なのに鼻水がピタっと医薬品　花粉・アレルギー対策でお悩みの方！★花粉警報発令中★ドクターの開発した冬虫夏草も入った花...今日のダイエット日記　…今日は食ったぞ！（ダメじゃん…なんか、異様にお腹空いたんだよな。）【朝食】：カマンベールクルミパン・コーヒー【昼食】：ピラフ（なぜか、この店は味噌汁が付くのよね）【間食】：パーフェクトプラス（お芋）2本【夕食】：おにぎり2コ・水餃子とエノキのピリ辛スープ（黒酢で）・玄米パン2枚【今日の体重】：50.8キロ（…）【昨日からの増減】：プラス0.8キロ【今日の決意】：明日は再びプチ断食決行！

殴る男〈殴る側の言い分〉

昨日、一昨日と「殴られる女性」について書きました。この話題、書いている方も思っていた以上にブルーになるので、「3日坊主」でちょっと休憩しようと思います。と、いうことで、今日は「殴る側の言い分」。いろんなタイプがいる。まるで、武勇伝を語るかのように「階段から蹴り落としてやった」などと言うヤツ。「あかんねん、どうせ、俺なんて最低やねん。」と、メソメソするヤツ。「いや、女の子に手だしたらあかんのは分かんねんけどな、でもやぁ、あれは、キレるで。だってな…」などと、言い訳をするヤツ。イイイーッ、ええかげんにせえよ、お前ら！と、今度は私が彼等に蹴りを入れる事になります。暴力は暴力を生むのだ。彼等と話していると、共通して感じる事がある。「やったった！」と威張る男はもちろん、「俺ってサイテー」とへこむ男も、なんかその奥に、歪んだ「優越感」のようなモノを、こっそり持っているような気がして仕方が無いのだ。暴力にうったえてしまう「ちょっと壊れたオレ」って、特別っぽくねー？みたいな。昔のパンクスみたいな（あるいは萩原健一さんみたいな？）イメージに重ねているのでしょうか？なんか、他のヤツとは違うんだぜぃ的な「おごり」が伺える。悩んでる顔してても、「あんた、カッコ良いと思ってるやろ」と言いたくなる。さらに、「そんな風にしか感情を表現できひん俺って、かわいそうやろ？」という甘え。そんな自分に酔っているんですね。そして、さらに、彼女が別れない場合、その優越感はなお一層増す。「不幸を抱えた、特別な俺達…」にうっとりする。「悩み」があることで盛り上がるんですね。妙なカタルシスに酔いはじめるのだ。あほちゃうか。特別だろうが、普通だろうが、痛いもんは痛いっちゅうねん。私が一番「ふざけるな！」と思ったのは、チームメソメソな男のこんな発言。「殴られたほうは、体がイタイやろうけど、殴ったほうはココロみたいなもんがイタイんや。ずーっと、痛いんやで。体の傷が治っても、こっちはずっと痛いんや。」だから、俺かって、殴りたくて殴ってるんやないとな。うーん、憤懣やる方ない、というのはああいう事を言うんでしょう。よく「大人になりきれていない」とか言うけれど、いくら頭悪くてお子ちゃまでも、そういう所はちゃんとしてるヤツいっぱいいるぞ。多分「一番かわいいのは自分」なだけなんじゃないかと思う。そりゃ、みんな自分がかわいい。けど、ものすごくタチの悪い方向で「自分ばっかり」になりすぎてるんじゃないか？と、まぁ、こんな事を彼等に話した事もあります。ええかげんにしいや、と。タチの悪い事に、第三者に対しては男の人の方が冷静。話をすると、自分の非はちゃんと認めるんですよね。こんな話で「お前にそんな事いわれる筋合はない」とか言うと、カッコ悪いから。認めた方がスマートだから。（じゃないかなぁ？）とはいえ、暴力を振るう男性でも、その「悪癖」が治る時があります。私の周りでは…殴っていた彼女と別れて、新しい彼女に変わったら手を上げなくなって何年も平和に暮らしてる人というのが結構いる。彼女が仕事を変えたり、なにか環境が変化して「前向き」になったり、気分が安定したら暴力が止んだというパターンも多い。やっぱり、こういうのって、お互いが増長させていくって所があるのかもしれない。殴る男の人が変わらないといけないのが一番。それは当たり前なのだけれど、殴られる女の人も変わらないとどうしようもないよな、とそういう人達を見ているとホントに思います。そいういう「弱い」男の人と、本気でつきあうだけの「覚悟」を決めるなら、女の人が思いっきり「強く」ならないといけないんでしょうね。「殴らせない」という強さ。二人の状況によって、いろんなタイプの「強さ」があると思う。それを女の人が見つけて、身に付けた二人は上手くいっているように思う。「なんで、殴られてるのに、まだ、女ばかりが努力しないといけないの？」と思うなら、別れるしかない。だって、相手はある意味「子供以下」なんですから、理性を持っているほうが「我慢」しなくてはいけなくなるのは当然のなりゆき。それがなければ破綻しかない。私はそう、思います。

殴る男〈お酒さえ飲まなければ…編〉

昨日の日記に、いくつかコメントをいただきました。「別れるべき」あるいは「戦うべき」なんですよね。私もそう、思います。確かに、殴る男性に別れを切り出すと、さらに「血を見る」事になるかも。泣いちゃったりもするそうですね、今までボカボカしばいてた癖に。二人では解決が出来ない。だから第三者が間に入る事で解決していくしかない。よく、解ります。そうなんですよね。だから、自分で「別れるべきだ」「別れても仕方が無い」と気づける人は、まだ、救いがあると思います。つらいだろうけど。しかし、どうしても、それが出来ない女性達というのがいます。別に「絶対別れなさい」ばかりではなく、どうにかして何とか「いい方」へ持って行こうとしてくれる周囲の人の協力を拒む。「どうせ別れろっていうんでしょ！なによ、みんなで彼のことをひどい人間扱いして！」的な反発を感じていく。「味方」が「敵」に見えてしまうんですね。「恋は盲目」というヤツでしょうか？（なんか違う…。）そうなってくると、周囲の人間も「じゃぁ、勝手にすれば。大人なんやし。」と、いいかげんにイヤになる。友人達が離れていき、ますます「私には彼しかいない」となってしまう。「暴力が恐くて」ではなく、「ひとりになるのが恐くて」別れられなくなっていくようです。今日はそんな悪循環にハマった彼女の話。彼女はエキセントリックな所があって、まぁ、ちょっと「面倒臭い」女の子。普段は非常に親切で、人懐っこいのだけれど、何か「ピキッ」とくると、もう大変。ヒステリックな声を上げて「だって、私は！」を連発する。正直、私も「あんた一回、引っ叩いたろか！」と思う事が度々…。当然、友達と言える人間は非常に少ない。「あの子、あんまり関わりたくないねん」とハッキリ言う子もいる。と、まぁ、いささか人間的に問題のあった彼女に、やっと彼氏ができた。5年振りくらいの男性とのおつき合いである。30過ぎた女性でフリーって言うのは、なかなか寂しいものがあって、当時とても焦っていた彼女。「出会いとか、ないしさぁ。ずっと独りやったらどうしよう？」そんな事ばかり言っていた。そこに現れた彼氏である。彼女の毎日は、彼氏ドップリになっていった。彼は、いくつか年上で、「兄貴！」と呼ばれそうな男気たっぷりの男性。バリバリにガテンながっちりした体に、人の良さそうな顔がのっかっている。「気は優しくて、力持ち」タイプ。自分で事務所を経営していて、「すごくリッチ」ではないけれど、普通に暮らしていくだけの稼ぎは充分にある。ちょっと「ややこしい」彼女を「手のひらの上の孫悟空」状態で、多少キーキー言っても「ハイハイ」と余裕であしらえる、なかなか度量の大きな人だ。人の話をゆっくりと聞いて、適格なアドバイスの出来る、とてもバランスの取れた本当にいい人。ただし、お酒を飲まなければ…。とにかく、良く飲む。めちゃめちゃ飲む。ベロベロに酔っぱらう。「飲みに行った帰りは、家に寄ってね」と、なんだか解らない約束をしていた彼女。彼は約束を守って、彼女に会いに行く。そこで、ポロリと彼女がなにかしら「余計な事」を言う。すると、お暴れになるんである。私が、最初にその「お暴れ」の形跡を見たのは、彼女の車だった。ドアはグニャっと曲がってきちんと閉まらないし、ボンネットとかバンパーの所とかもボッコボコ。なかなかワイルドな車になっていた。ある時は、傷だらけになった彼の拳。アスファルトや、ビルの壁を殴っていたそうだ。その頃はまだ、モノに当たるばかりで彼女には手を出していなかった。そして、彼女が妊娠した。彼女が一番に電話をしてきたのは、何故か私のところだった。「どうしよう？」いや、どうしようって…。彼には言ってみたの？「今、飲みに行ってる。」で、今日も、後で会うの？「うん。」でもさぁ、そういう話は酔っぱらって無い時にした方がいいと思うよ。「あたし独りで考えろって言うの！」いや、そんな事言われても…である。ここで、私はとってもイヤな予感がした。彼はとっても子供好きだし、彼女との結婚も視野に入れている。普通なら酔っぱらっていようが、なんだろうが「おー。やったぞ！」とか言うはず。でも、相手は彼女である。なんか、いらん事を言いそうな気がする。…まぁ、あんたも今テンパッてるし、落ち着いてさぁ。「うん、そうやな。」そして、次の日。「病院、行ったらな、流産はまぬがれたけど、気をつけなさいって。」流産？何の事？イヤな予感は適中。やっぱり彼女は前の晩に、彼に話したらしい。そして、やっぱり口論になった。その時、あろう事かお腹をボコボコに蹴られたというのだ。「妊娠した」と告げた時に…である。私はその時、ほんとにゾゾーっとした。普段の温和な彼を知っているだけに、余計恐い。ちょっと考えてみた方がいいのではないか？今なら間に合う！「でもな、私も悪かってんやんか。カァーっとしてたし。」確かに、彼女も悪いと思う。というか、これが普通の口論で収まっていたなら全面的に彼女に非がある話だろうと予測はつく。でも、妊婦のお腹を蹴るなんて。しかも、自分の子供がお腹の中にいるというのに。その日から、彼は度々、彼女に手を挙げるようになった。心配した周囲が、なんとか彼女に手を貸そうとした。彼女の事を快く思っている人も、そうで無い人も、みんな本気で心配した。その時の顛末が冒頭の「かたくな」状態。結局彼女を説得できないまま、もう、子供を堕ろすわけにもいかなくなってしまい、二人は結婚した。今、彼女は二人の子供の子育てに追われている。最初の子が3才で、下の子がもうすぐ2才になる。彼はとても子煩悩な良いパパで、子供にはとても甘く、優しいという。ただ、彼女の顔や体には、いつもどこかしらに痣があり、「マンガみたいな顔になってるねん」などと言う。二人目を妊娠中も、お腹を蹴られたりしたらしい。お酒さえ飲まなければ、非常にいい人の彼。だから「最近は、あんまりお酒飲まさへんようにしてる。」我慢させているらしい。それって、根本的な解決になってるの？好きなお酒を我慢して、日々キーキー言われ続けて、いつか、反動がくるんじゃないの？「子供二人もおって、今さら別れられへんやんか！」そう言う事じゃなくて…。なんか、「もう、いいや。好きにすれば…」と思ってしまいました。確かに、いくらお酒を飲む人でも、彼女のように「ムカツク」言動を取る女性が相手でなければ、暴力をふるう事などないのかも知れない。だけど、やっぱり、私はこういう人を許せないと思う。だって、どんなにうっとおしかろうが「自分が選んだ」女性なのだから。たまに、ポカリと頭をハタく位のことはあってもいいかも知れない。でも、よりによって、妊娠中のお腹を蹴るなんて（しかも、一人目も二人目もよ！）、根本的に何かがおかしいと思う。いくら普段「いい人」でも、その事実だけで「いい人じゃない！」と思ってしまいます。「男と女の事は、本人達じゃないと解らない」と良く言いますが、わからなさ過ぎです。「今さら別れられへん」になる前に、どうして、どうにかしないのさ。みんな何とかしようとしたじゃない。こういう人達って、もしかしたら、周囲から見たらギョッとするけど、本人達はそれなりにバランスが取れてて、これはこれでいいんだろうか？今日のダイエット日記（今日も…書くか）【朝食】：トースト（バター）・コーヒー【昼食】：カキフライ定食・コーヒー【間食】：パーフェクトプラス1本【夕食】：玄米鮭おにぎり・炊き込みご飯おにぎり（各1コ）【今日の体重】：51.2キロ【昨日からの増減】：プラス0.2キロ（マズイな）

殴る男〈プータロー編〉

私の身の周りには「ブルーな時だけ電話をしてくる」知人達が何人かいる。彼女もそんなひとり。「最近は小次郎くらいしか話聞いてくれなくなっちゃった。」などと言っていたけれど、まぁ、普通はそうだろうと思う。私はけっこう「冷たい」人なので、わざわざ「あんた、そんな事しとったら、そりゃぁ、みんな嫌になるよ」みたいな面倒な事は言わない。「フンフン」と適当に聞いているのが常である。なんだけど…。最近、どうも適当に聞いていられる話ではなくなってきた。「前歯、折れちゃった。」どうしたん？酔っぱらって転んだ？「殴られてん。」顔がパンパンに腫上がって、会社にも行けないらしい。彼女は私と同じ30代前半。小さな会社に勤めていて、毎月、家賃と生活費でギリギリの生活を送っている。この冬はボーナスも出なかった。つきあいはじめて3年程の彼氏は、5才ほど年下。29才位になるのかな？すらっと背が高くて愛想のいい、陽気な男の子。お酒はあまり飲めないし、女の子とドウノコウノなんていう悪い噂もない。つきあいはじめてすぐ一緒に暮らしはじめた。ここ半年程、プータローである。バイトすらしていない。毎日、彼女から500円ほど貰って、部屋でタバコを吸いながら１日を過ごしている。半年程前までは、「ホームページを作る会社」で働いていたのだけれど、2ヶ月ほどで辞めてしまった。「風俗関係ばっかりで、いろいろややこしかったみたい。」だそうな。「毎月、月末にはノーローンに走ってる。私の給料で2人分の生活支えるのは無理やわ。」仕事は探してるの？「仕事、ないんよね。あの年まで、ずっとフリーターで来てるから、スキルなんて全然ないし…。正社員なんて絶対無理。」でもさぁ、タウンワークとか、いっぱいバイト載ってるやん。何かあるでしょう？『工場作業』みたいなん、けっこうお金いいらしいよ。「うーん…。」とりあえずさぁ、なんか仕事してもらわな、やっていかれへんでしょ？それともさぁ『こういう仕事がしたい』っていうのが、何かあるの？「それが無いのが一番の問題。」もう、勝手にすれば…の世界である。私だったらトックの昔に別れている。「でさ、『お金がない』って言ったら、殴られた…。」なんてこったい。この彼氏、「ホームページの会社」とやらに勤める前も、よく殴ったり蹴ったりしていた。プータローになる、お金が無くなる、彼女が愚痴る、殴る…と、まぁ、ある意味シンプルな構図が出来上がっているのだ。お腹を殴る、お尻を蹴る。髪をつかんで引きずり回す。顔はせいぜい（？）ビンタ程度だったようだが、最近は『グー』で殴られるらしい。「パンダみたいな顔で会社行ってる。」元々、肌がとても綺麗で、ほとんどお化粧をしない子だったのが、最近ではコンシーラーが必需品だという。「それでも、隠れへんのよね。」化粧品代に、さし歯代…。彼女の出費は増えて行く。「なんかさぁ、殴られてると、『あぁ、私が悪いんやなぁ』と思っちゃうんよ。」彼女と話していて、よく出てくるのが「でもな、私が悪いんやんかぁ。」という言葉。一度思いっきり喧嘩してみたら？と乱暴な提案をしてみたところ「私、喧嘩とか、出来ないんよ。険悪な感じになったら『私が悪いんやなぁ』って思って黙っちゃうねん。」で、黙ったら黙ったで殴られているのだから、何なのだろう？ちなみに、彼女はわりとお嬢さん育ちで、親から手をあげられたりしたことは一度もないという。彼女に「もう、別れたら？」というのはとても簡単。実際、私も何度か言った。「とりあえず、実家に返したら？近いねんから。」「うーん、出て行ってくれないと思う。」「話してみた？」「恐いから。」ここで問題になるのが、彼女のいう「恐い」は、何を指しているのかということ。彼の「暴力」が恐い、暴力を振るう彼を「見る」のが恐い、自分が「そんな彼」にしてしまっている事が恐いし、悲しい。そして、彼が自分の元を離れていってしまうのが「恐い」。「普段はとても優しい」彼だから、いい所をたくさん知っている。楽しい思い出もいっぱいあるだろう。ホントは、別れないで、殴られないで済むのが一番。だから「いろいろ我慢するねん。私がいらん事言わなかったら優しいねんもん。」となってしまうのだろう。彼女が変わらないと、彼も変わらないと思うのだけれど、だんだん暴力が激しくなってきている今、下手な事を言って、彼女が「変に」勇気を持ってしまって、とんでもない事になるのも恐い。話を聞くくらいしか、私には出来ないんだよな。今日のダイエット日記（こんな話のあとで嫌だな）【朝食】：トースト（バター）・ミルクコーヒー【昼食】：ワカメうどん・あんかけ丼（ミニ）のセット【夕食】：小松菜のスープ（香酢とごま油）・鶏のカラアゲ【今日の運動】：徒歩約40分・ストレッチ10分【今日の体重】：51.0キロ【昨日からの増減】：プラス0.8キロ（お昼食べ過ぎだ！）

素晴らしい目覚めと近鉄電車の車掌さん

今朝は素晴らしい目覚めだった。なんて気持ちの良い朝、とても満ち足りた気分。目覚ましも鳴っていないと言うのに、スックリと起きられるなんて、30数年生きてきて数える程しかありません。うーん、なんだかいい一日の始まる予感。朝ご飯をゆっくり食べて、植木に水をやって…。時計を見ると10時40分。我が目を疑ったよ。そりゃぁ、満ち足りた気分で目覚めもしようって話です。そんだけ寝てりゃ。大遅刻。（この所、風邪気味で良かった…。言い訳が出来て。）会社に「デン」して、そのまま外出先へ。久しぶりに近鉄電車に乗りました。「中川家」のモノマネで有名な電車の車掌さんですが、あれは、ああいう声や喋り方の人が車掌さんになるのか？車掌さんになったらああいう風になるのか？電鉄会社での「社員教育」が行われているのか？疑問です。例えば、面接で「じゃぁ田中君、『あー、次はぁ…』って言ってみようか」なんてテストがあったりして。「うーん、鼻からのヌケは木村君のほうがよかったねぇ」「吉田君は、カツゼツがハッキリしてたねぇ。これからは、ああいう『新しい風』も必要ですよ」なんて選考でもめたりするんである。あるいは、所属が決まって「じゃあ、田中君（お、結局田中君になったのか…）、やってみようか」などと先輩直々に指導があったりして。当然、屋上でやるんである、毎朝。そして、新人達の飲み会では「やっぱり河村先輩の『あぁ』は最高っすね」「『えぇ』は北野先輩やな」なんてコアな話が…。止まらなくなりそうです。しかし、「え、つぎはぁ、あ『ホセ、ホセ』」って、謎のブラジル人じゃないんだから。『布施』です、フセ。今日のダイエット日記【朝食】：クリームパン（あの時間で食べたのか…）【昼食】：ピラフ【間食】：バームクーヘン少量【夕食】：根菜とほうれん草の辛いスープ、香酢とごま油で【今日の運動】：徒歩約40分・ストレッチ10分【今日の体重】：50.2キロ【昨日からの増減】：プラスマイナスゼロ

親というものは

今日は法事だった。そんなに遠い所に暮らしているわけでもないのに面倒臭がって滅多に実家に帰らないものだから、親と顔を会わせるのも久しぶりだ。だから、もう、うるさいのなんの。「風邪はひいてないの？」風邪をひいていたのは年末である。「あんた、こんな寒い日にそんな短いスカートはいて、お腹冷えたらどうすんの、これ掛けときなさい。ひざに掛けといたらあったかいから。」ショールを渡される。「あぁ、もう、セーターにネコの毛いっぱい付けて！」バックから100均のコロコロ登場。「ご飯食べるのに髪の毛うっとおしいから、括りなさい。」輪ゴム渡されても、ねえ。「それしか食べへんの？もっと食べなさい。マグロあげよか？天ぷらは？お漬け物は？」「あんた、お酒ばっかり飲んでないやろね。」「ちゃんと、毎日会社行ってるの？」「戸締まりと、火の元はちゃんとしてるやろね。ちゃんと点検してから出かけなさいよ。」「飴ちゃん食べる？」もう、機関銃である。そして、これだけいろいろ言っておきながら、私の名前は「ジュリちゃん」と、昔、親戚の家で飼っていた犬の名前になっているのだ。なんでや？！久しぶりに会う親戚や、小さいころにしか会った事のない親戚も集まるから、挨拶周りもさせられる。「まぁ、下のお嬢さん？一番小さかった人が一番大きくなられたのね。まぁ、立派になられてっ。」などと言われる。（我が家はホビット族なので、163センチの私は頭一つデカい。）まぁ、なんだかんだと一応お誉めの言葉を賜るのだが、その時の母の返答。「いやぁ、この子はホントにゴンタでねぇ。」…。30過ぎたゴンタな娘である。ちなみに、20代の頃は「結婚は？」とか聞かれましたが、最近は誰も聞いてくれません。「まぁ、この頃はねぇ、女の人いうたからて、別に結婚せんでもねぇ。」などと、余計な、モトイ暖かなお気づかいを頂いたりして。いいけど、別に。今日のダイエット日記【朝食】：コーヒー2杯【昼食】：法事お食事セット（お刺身・鮭の塩焼き・酢の物・生麩のお吸い物・天ぷら・野菜の煮物・ごま豆腐）ご飯は残した。【間食】：たまごサンド（食ってしまった…）【夕食】：昨日の残りの野菜スープに豆腐を入れて、香酢とごま油で。【夕べのお酒】：ワイン3杯【運動】：ストレッチ10分【半身浴】：20分×3回　【今日の体重】：51キロ【昨日からの増減】：マイナス1キロ