内職マシーン「SAKE」
ここ1年ほど発注がなかった内職仕事が久しぶりに復活した。コンビニ流通用の、女性のハイソックスの台紙の仕事だ。女性なら多分すぐわかると思うけど、製品をくるんでいる、うのちゃんとかの写真が載った外側の紙のことです。あれね、単純な形のものだと、機械が折ってくれるんだけど、変形のものは手で二つ折りとか三つ折とかしてるのね。鮭の会社は下請けだから、メーカーさんから直接仕事をもらってるわけではなくて、資材メーカーさんからの依頼で、その台紙の印刷してるんだけど、印刷の後の工程まで任される仕事も結構あって、今回の内職仕事もそういうのの一つ。一昨年までは、春夏用、秋冬用って感じで、年に2回5~10万位の発注があって、それとうにくろが重なった日にゃあ、発狂寸前でしたのw。去年からパッケージの様式が変わって、折る作業が必要なものは全然出ていなかったんですが、今回、久しぶりに新デザインでの印刷。全日本内職選手権が開催されたら、あたしゃ絶対エントリーするよ ってなぐらい、鮭は内職仕事のスピードは早いよ~。入社後10年近くは、会葬時の粗供養のタオルやハンカチを入れる箱を手折(窓のセロハンも手で貼ってた)していて、それで手際とスピードが培われたみたい(●^o^●)両手の親指と中指にゴムサックを嵌めて、予め軽く山形に折ったブツを、たぐり、かつつまむ。1秒で2枚くらい。でも小品は女の手でつかみきるにはには少し大きいので、&、色落ちを防ぐために紙の表面に施してある色止め加工で、かなり滑りやすくなっているので、時々つかみ損ねてすっぽーーーんと、飛ばしてしまう。うーーんまだ修行が足りんのか!内職仕事をしている時の鮭は鮭であって鮭でない。なんちうややこしい! まあ、何といいますか、ほとんどマシーンと化して、ひたすら「折るべし、折るべし、折るべしーーーーー」的に作業をしているのでありまする。古いお客さんなどはもう慣れっこで、鮭ちゃん居る~? とかいって2階に上がってきた時に鮭がマシーン「SAKE」になっていると、25枚とか50枚とかっていう区切りがつくまで、声をかけずに待っていてくれる。というのは、数を読みながら折っているから、区切りがつくまでは、鮭が頷きだけで挨拶をし、目だけで「ちょと待ってね」のサインを送るだけで、毎度!も、ようお越し!も(これは言わんかw)言わないのを解かってるから。 ホンマに、どんだけ態度デカイねんっちう話ですw今回は数は少なくて、3万枚ほど。それでも、今回は助っ人がいなくて(いつもは社長の親戚とかがきてくれる)、鮭以下3人で、それぞれの受け持ち仕事の合い間に、でぇーーとやって3,4日でしあげなくちゃいけないので、結構ハードなのである。なんたって肩が凝る。親知らずの虫歯がまたうずきそう(T_T) 明日は土曜で、得意先からの電話がほとんどないから、かなり集中してやれそう。いっちょ頑張るか!コンビニで「Tuche」というハイソックスを見かけたら、その台紙は3枚に1枚は鮭が折ったものだと思って下さい。買わなくても手にとってみて。そしたらほら! 鮭とあなたは繋がっちゃうんです。すごいね。楽しい週末を~